🌟真理の扉

鏡子 (きょうこ)

文字の大きさ
上 下
1,041 / 4,110
第95章 先駆者となれ

雨の最初の1粒?鳥のおしっこ?天使のおしっこ?

しおりを挟む
2018年3月31日 (月)  大晦日


年末なので、色々と忙しくしていた。

午前中、道を歩いていたら、鼻と口の間くらいに、ぽつっと、雨の雫みたいなのが落ちてきた。

「あれ?雨が降るのかな?天気予報では雨マークではなかったはず」

ふと、あることを思い出す。

小学校の頃、読んだ漫画の本に

雨の最初の1粒に当たれば、幸運なことが起きる 

という内容のストーリーがあった。


作者も覚えていない。

タイトルも覚えていない。


雨は、雨雲の下、あちこちに同時に落ちてくる。


私の鼻の口の間に落ちた雫が、最初の1粒だなんて保証はない。


成長するたび、色々なことを、冷めた目で考える。


その後、雨が降る気配はない。


さっきのは、

鳥のおしっこ?   

それとも、天使のおしっこ?


昔、「ひらけ!ポンキッキ」で聞いたことがある、『てんしのおしっこ』っていう歌が、頭のなかで流れてきた。


それから、10分くらいたって、
また、同じ場所(鼻と口の間)に、雫が落ちてきた。


「あっ、また同じ場所!」


私は、思った。



その後、雨なんて降らなかった。




あの雫の2粒は、

一体全体なんだったんだよ~。  



やっぱり、天使のおしっこなのか?笑






雨の最初の1粒ならば、幸運。


天使のおしっこでも、大歓迎  (^^)


鳥のおしっこが、顔の同じ場所に2度落ちてくる確率は、凄い確率だと思う。




何れにせよ、ラッキーなことに間違いはない。

 

そんなことを考えていたら

「来年は、モナリザ革命の年だなぁ!」

と、しみじみ思った。



私が勝手に、そう思っているだけかもしれない。


2019年から、2020年までの1年間、何事も変化がなければ、私の脳がおかしかったのだと諦める。



約束の年が過ぎれば、私のお役目は、終わりって気がするから。



来世で、また木靴を探すしかないな。

しおりを挟む
1 / 5

この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!

毒花令嬢の逆襲 ~良い子のふりはもうやめました~

恋愛 / 連載中 24h.ポイント:107,239pt お気に入り:3,078

最初に私を蔑ろにしたのは殿下の方でしょう?

恋愛 / 完結 24h.ポイント:12,687pt お気に入り:1,962

1年後に離縁してほしいと言った旦那さまが離してくれません

恋愛 / 完結 24h.ポイント:1,455pt お気に入り:3,759

貴方へ愛を伝え続けてきましたが、もう限界です。

恋愛 / 完結 24h.ポイント:2,089pt お気に入り:3,804

目覚めたら公爵夫人でしたが夫に冷遇されているようです

恋愛 / 完結 24h.ポイント:17,198pt お気に入り:3,107

婚約する前から、貴方に恋人がいる事は存じておりました

恋愛 / 完結 24h.ポイント:7,463pt お気に入り:534

処理中です...