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第42章 フェルメール『眠る女』の目覚め
フェルメール光の王国展での奇跡 4
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(本日、一部校正)
17世紀では、女性が頬杖をつくポーズをした場合、怠惰を現しているということで、居眠りと解釈されがちでした。
フェルメールは、意図的に、
従来の寓意的な意味合いを取り除いて絵を描いた。
その証拠となるべく描写を
、奥の鏡に描いた、、、
つまり、それは、女性が眠っていない証拠です。
光の効果と、奥の鏡の効果で遠近感が強まり、
「頬杖をつく女」は、
レオナルド・ダ・ヴィンチの再来とまで言われ絶賛を受けた作品でした。
その10年後、娘が亡くなるという不幸に見まわれたが為に、画家は、悲しみにくれ、奥の鏡を塗りつぶしてしまった。
だから、絵が変化し、後世の評価も、
ガラリと変わってしまいました。
精緻に描き方をされた鏡が、
黒く塗りつぶされた暗い鏡に変わる、
たったそれだけで、絵の印象は、随分と違う物となります。
まぁ、この話を、私は何度となく語ってきましたが、単なる虚言と思われても結構です。
何の証拠もないことですもんね。
※ ブログ転写終わり
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