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第 132章 宇宙の風に乗る。(Part1)
例え、敵国であっても、心を痛められている人たちがいる。
しおりを挟むアイゼンハワーのメッセージがなければ、原子爆弾を調べることは、なかったと思う。
“風化させてはならない大切なこと”だとは、思いながら、私たちは、ついつい、このような話題に目を瞑りたくなる。
しかし私は、このことに、
目を背けることなく、しっかりと、見つめられるようになった。
アイゼンハワーを知った。
そして、アイゼンハワー同様に、日本への原子爆弾投下に対し、心を痛めていた人たちがいることを知ったから。
※ 下記の情報は、Wikipediaから。
森林学者のフロイド・シュモーは、
原爆投下のニュースを聴きナチス・ドイツのユダヤ人虐殺にも匹敵する蛮行であると怒り悲しみ、大統領に抗議電報を打った。
被災者のための家屋建設支援についてはその日の内に決断し、1口1ドルの寄付を募り米国各地を回り始めた。
1945年8月09日にアメリカ・キリスト教会連盟の抗議があり、
「多くのキリスト教徒は、日本の都市に対する原子爆弾の使用に深く心を痛めております。なぜなら、原爆の使用は必然的に無差別破壊をもたらし、人類の未来にとって極めて危険な前例となるからです。
連盟会長オクスナム主教と同連盟の恒久的平和委員委員長ジョン・F・ダレスは、報道向けの声明を準備しており、明日、次のことを強く主張するつもりです。
原爆は人類に託されたものと見なすべきであり、日本国民に対して新型爆弾に関する事実を確認させ、降伏条件の受諾に十分な機会と時間が与えられるべきであること。
そして、日本国民にこれ以上の原爆による破壊がもたされる前に、日本が最後通牒について考え直す十分な機会が与えられることを謹んで要請致します。」
とトルーマンに抗議の電報を打った。
※ 転載ここまで。
森林学者のフロイド・シュモーや、
アメリカ・キリスト教会連盟は、抗議の電報を打った。
敵国であったはずの、その場所に
色々な方が、心を痛められている。
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