オーガ令嬢の結婚
「こっ、これが婚約者?こんな化け物と結婚なんかできるか!ふざけるなあっ!!」
王国一の公爵家の娘、トゥリーチェは顔合わせの場で、第一王子に罵倒される。
それもそのはず、彼女の容貌はまるでオーガそのもの。見る物に恐怖しか与えない。
しかし、その彼女の見た目を恐れなかった、不遇の第三王子が婚約者となった。目の悪さゆえに、醜い顔に気づかなかったのか、と思えば、そうではないらしい。
「初めて会った時から澄んだきれいな紫水晶の瞳も、穏やかで優しい声色も、淑やかな性格も全て大好きだよ!!」
どこかずれてる第三王子ラングと、オーガ令嬢トゥリーチェが結ばれるまでのあれこれ。
王国一の公爵家の娘、トゥリーチェは顔合わせの場で、第一王子に罵倒される。
それもそのはず、彼女の容貌はまるでオーガそのもの。見る物に恐怖しか与えない。
しかし、その彼女の見た目を恐れなかった、不遇の第三王子が婚約者となった。目の悪さゆえに、醜い顔に気づかなかったのか、と思えば、そうではないらしい。
「初めて会った時から澄んだきれいな紫水晶の瞳も、穏やかで優しい声色も、淑やかな性格も全て大好きだよ!!」
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凄く面白かったです!
美女と野獣系の話は元々好みですが、オーガな事や、彼女を相手役が溺愛する様子も、客観的な描写で妙にツボに嵌りました 笑
ただ1話で一気に投稿するよりも、短く区切って連載の方が読み易かったかな、と思います(^^)
次へ次へと読み進めたくなる話だったので、より多くの人に読んで貰えたらいいですね!
コメントありがとうございました!
当初はもうちょっと短い予定だったのですが、気付いたら1万5千文字になってました…
おっしゃる通り、確かに分けて投稿した方がよかったかもしれませんね。
最後の一文がとてもうれしかったです。
わたしの文章で少しでも楽しい時間を過ごしていただけたのなら、幸いです。
お話、面白かったです
感想ありがとうございました!
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