堅物騎士は踊り子に惑わされる

 騎士団長であるテオドルは、硬派で団員からの信頼も厚い男だった。
 そんなテオドルが惚れたのは、踊り子であるリオだ。
 踊り子の魅力に惑わされっぱなしのテオドルは、騎士としての自分と不埒な考えをする自分とでいつも葛藤していた。

(ああ……触りたい……って、違ぁーう! こんなのは私ではない! 騎士としての鍛錬の日々を思い出せ!)

 涼しい顔をしながら、頭の中はリオの事でいっぱいだ。
 普段は真面目なテオドルもリオの前でだけは平常心でいられない。


 リオを自分のものにしたい……ある時、テオドルはその衝動に負ける。


※R18シーンには*印します。
※多少の暴力的な表現あり。予告はしませんのでご注意下さい。
※今回ネタバレタグは外しています。
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