【完結済】“呪われた公爵令嬢”と呼ばれた私が自分の生きる道を見つけました!

 バーネット公爵家の長女セレリアはジャレット王太子の婚約者だった。しかしセレリアの妹フランシスとジャレット王太子が恋仲になってしまう。
 王太子の強い希望により、セレリアとの婚約は白紙となりフランシスが王太子の婚約者となる。
 泣いて詫びる妹を、大丈夫だと宥めるセレリア。
 だが結婚式を目前に、フランシスは何者かによって毒殺されてしまう。
 美しく愛らしい、誰をも魅了するフランシス。対して平凡な容姿で両親からの期待も薄かったセレリア。確たる証拠もない中、皆がセレリアを疑いはじめる。その後セレリアにフランシスの殺害は不可能だったと証明されるが、フランシスを失った苦しみから半狂乱になったジャレット王太子は、婚約破棄された腹いせに妹を殺したのだと思い込みセレリアを責め立てる。
「お前のせいでフランシスは死んだのだ!お前は呪われた公爵令嬢だ!」
 王太子のこの言葉を皮切りに、皆がセレリアを呪われた公爵令嬢と噂するようになり─────

 ※※この物語の設定は作者独自の架空の世界のものです。作中に出てくる様々な物の名称も現代的で馴染みのある単語を使っています。
 ※※いつも以上に設定はゆるゆるです。
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