8 / 8
エピローグー恋愛をしようー
しおりを挟む
――違う……違うんだ!
俺も、あのキラキラした瞳が好きだった。綺麗だって思ったんだ。
俺はその場を去ろうとする由貴の服を必死に掴んだ。
「先輩?」
「――こ……ただ!」
「え?」
「幸太だ! 幸太って呼べよ! 由貴!」
「――――――幸、太さん……?」
服を掴む手が震える。
怖い。
「俺、やっぱり恋愛なんてまだ分からない! でも、お前と……由貴と一緒に恋愛したいって思ったんだ! だから……行くなよっ」
声が震える。
ダメだ。ちゃんと言わなきゃ。ちゃんと――!
「好き、だから! 俺の恋人になれよ!」
睨みつけて叫ぶように言う俺に由貴は嬉しそうに笑った。俺の大好きなキラキラな笑顔。
「はい!」
俺は恋愛が分からない。
幼い頃のトラウマで人の好意というものが怖かった。
でも、由貴とならできる気がした。
これからゆっくりふたりで恋愛をしていこう。
少しずつすこしずつ――。
-終-
俺も、あのキラキラした瞳が好きだった。綺麗だって思ったんだ。
俺はその場を去ろうとする由貴の服を必死に掴んだ。
「先輩?」
「――こ……ただ!」
「え?」
「幸太だ! 幸太って呼べよ! 由貴!」
「――――――幸、太さん……?」
服を掴む手が震える。
怖い。
「俺、やっぱり恋愛なんてまだ分からない! でも、お前と……由貴と一緒に恋愛したいって思ったんだ! だから……行くなよっ」
声が震える。
ダメだ。ちゃんと言わなきゃ。ちゃんと――!
「好き、だから! 俺の恋人になれよ!」
睨みつけて叫ぶように言う俺に由貴は嬉しそうに笑った。俺の大好きなキラキラな笑顔。
「はい!」
俺は恋愛が分からない。
幼い頃のトラウマで人の好意というものが怖かった。
でも、由貴とならできる気がした。
これからゆっくりふたりで恋愛をしていこう。
少しずつすこしずつ――。
-終-
3
この作品の感想を投稿する
あなたにおすすめの小説
神父様に捧げるセレナーデ
石月煤子
BL
「ところで、そろそろ厳重に閉じられたその足を開いてくれるか」
「足を開くのですか?」
「股開かないと始められないだろうが」
「そ、そうですね、その通りです」
「魔物狩りの報酬はお前自身、そうだろう?」
「…………」
■俺様最強旅人×健気美人♂神父■
鎖に繋がれた騎士は、敵国で皇帝の愛に囚われる
結衣可
BL
戦場で捕らえられた若き騎士エリアスは、牢に繋がれながらも誇りを折らず、帝国の皇帝オルフェンの瞳を惹きつける。
冷酷と畏怖で人を遠ざけてきた皇帝は、彼を望み、夜ごと逢瀬を重ねていく。
憎しみと抗いのはずが、いつしか芽生える心の揺らぎ。
誇り高き騎士が囚われたのは、冷徹な皇帝の愛。
鎖に繋がれた誇りと、独占欲に満ちた溺愛の行方は――。
博愛主義の成れの果て
135
BL
子宮持ちで子供が産める侯爵家嫡男の俺の婚約者は、博愛主義者だ。
俺と同じように子宮持ちの令息にだって優しくしてしまう男。
そんな婚約を白紙にしたところ、元婚約者がおかしくなりはじめた……。
僕たち、結婚することになりました
リリーブルー
BL
俺は、なぜか知らないが、会社の後輩(♂)と結婚することになった!
後輩はモテモテな25歳。
俺は37歳。
笑えるBL。ラブコメディ💛
fujossyの結婚テーマコンテスト応募作です。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる