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百十一話
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最近異世界に召喚されたお兄さんは魔法使いの適正があったナイトである俺はそいつと一緒に旅をする
百十一話
「よし、じゃあさっそくやるか」
「ああ、任せたぞ」
「いくぞ……」
カグラは魔法を唱え始めた。
これは魔王を倒すための魔法ではない俺達が逃げるための魔法だ。
「何をするつもりだ?」
「貴様、何をする気だ?」
魔王と勇者は同時に聞いてきた。
「さっきも言ったように逃げるためだよ」
「そんなことはさせない!」
魔王は手から闇を出してきた。
「ぐおっ……」
「ナイト!」
「俺は大丈夫だ……」
「くそっ……」
「これで終わりだ!」
魔王が攻撃してくる。
「くっ……」
その時だった。
ドガーン!! 大きな爆発音と共に魔王城が揺れた。
「な、なんだ!?」
魔王は驚いている。
「今のは……一体?」
「おい、ナイト!」
「大丈夫だ勇者!よしいまだ逃げるぞ」「ああ!」
二人は急いで逃げ出した。
「待て!逃さんぞ!」
魔王は追いかけてくる。
「まずいな、このままだと追いつかれるぞ」
「大丈夫。カート!」
俺達三人は街の入り口まで戻ってきた。
「ここまで来れば安心だな」
「ああ」
「そうだな」
魔王は追ってはきていないようだ。
「助かったぜ、ありがとうな」
「気にすんなって」
「それにしてもなんなんだ?今のは?」
「ああ、あれは帰還魔法カートだ。でもあれはある程度ダンジョンから離れていないと発動できないから距離を稼いでいたんだ」
百十一話完
百十一話
「よし、じゃあさっそくやるか」
「ああ、任せたぞ」
「いくぞ……」
カグラは魔法を唱え始めた。
これは魔王を倒すための魔法ではない俺達が逃げるための魔法だ。
「何をするつもりだ?」
「貴様、何をする気だ?」
魔王と勇者は同時に聞いてきた。
「さっきも言ったように逃げるためだよ」
「そんなことはさせない!」
魔王は手から闇を出してきた。
「ぐおっ……」
「ナイト!」
「俺は大丈夫だ……」
「くそっ……」
「これで終わりだ!」
魔王が攻撃してくる。
「くっ……」
その時だった。
ドガーン!! 大きな爆発音と共に魔王城が揺れた。
「な、なんだ!?」
魔王は驚いている。
「今のは……一体?」
「おい、ナイト!」
「大丈夫だ勇者!よしいまだ逃げるぞ」「ああ!」
二人は急いで逃げ出した。
「待て!逃さんぞ!」
魔王は追いかけてくる。
「まずいな、このままだと追いつかれるぞ」
「大丈夫。カート!」
俺達三人は街の入り口まで戻ってきた。
「ここまで来れば安心だな」
「ああ」
「そうだな」
魔王は追ってはきていないようだ。
「助かったぜ、ありがとうな」
「気にすんなって」
「それにしてもなんなんだ?今のは?」
「ああ、あれは帰還魔法カートだ。でもあれはある程度ダンジョンから離れていないと発動できないから距離を稼いでいたんだ」
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