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55話 蓮が格好良すぎるの
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『助けて。このままだとわたし死ぬ』
「……ほぉ」
莉愛からそんなメッセージが飛んできたのは、テストが終わってすぐの時だった。
由奈はニヤッと笑ってから、さっそく約束の日付と場所を提案する。
あっという間に週末にカフェで会うことになり、二人は約束通りに駅前のカフェで合流した。
そして、開口一番に。
「助けて……助けて、由奈。わたし、わたし死ぬ……」
「ほぉ~~ふふっ、ふふふふっ」
「笑い事じゃないからね!?なんで笑ってるの!?」
テーブルに突っ伏しながら愚痴をこぼす莉愛を見て、由奈はクスクスと笑うしかなかった。
莉愛はぶうと頬を膨らませながらも、頼んだフラペチーノをストローで吸う。
これ、絶対に面白くなる奴だ!!と直感した由奈は、軽く話題を振った。
「ええ~どうしたの?どうせ日比谷絡みでしょ~?」
「なんでいつもあいつの名前が出てくるの!?あいつで合ってるけど!」
「はいはい、だと思った。で、なにかあったの?ちなみに、二人の視線が前よりめっ~~ちゃくちゃ甘くなったのはもう知ってるからね~?」
「うっ……!そ、それは!」
「なにかあったんでしょ?ほら、早く言ってみなよ。莉愛だって、早く誰かに打ち明けたいんでしょ?」
悔しいけど、それは由奈の言う通りだった。
最近の蓮があまりにも攻めてきているから、とにかく正気を保つのが大変なのだ。
昔なら絶対に言わないはずの言葉も、行動も、当たり前のようにしてくる。恥ずかしくて死にそうになりながらも、蓮は前に踏み出している。
それは、ある意味望んでいた展開ではあったけど―――あまりにも勢いがすごすぎるせいで、莉愛もテンパっているのである。
「その……こ、この前ママたちが来てさ。その時に―――」
それから、莉愛は最近の出来事をすべて語っていった。
茜と会ってから蓮が急に変わったこと。完全に暴走状態になって、今は自分からキスして来てるってことまで。
そして、その話を全部聞いた由奈は真面目な顔で、莉愛に言った。
「……で、やった?」
「やっ………………!?」
「えっ、やってないの!?ウソ!?」
「ど、どうして話が急にあそこに飛ぶの!?変態!!」
「し―っ!ここカフェ!ぷふっ、ぷはははっ!!でも、よかったじゃん!私、砂糖を口いっぱいに詰め込まれた気分だよ~~」
「っ……!お、面白がってるだけでしょ、由奈は!」
「ううん?面白がってはないよ?私はただ莉愛をいじりたいだけだから!」
「余計に悪質!?うぅ……わたし帰る!!」
「あっ、ごめん!!ごめんってば!!」
満面の笑みでいじりたい!って宣言したのはさすがに悪手だったのか、莉愛はそそくさと立ち上がろうとした。
なんとか拗ねている莉愛を宥めてから、由奈は再び話を再開する。
「それで、なにが問題なの?話を聞く限りだとめちゃめちゃ順調じゃん。日比谷も素直になったし?莉愛は昔から日比谷ちゅきちゅき勢だったし」
「由奈?」
「わ、分かった!分かったから立ち上がらないで!こほん、とにかく……なにか問題があって相談したいわけじゃないんでしょ?」
「……ううん、問題ならあるの。大問題だもん」
「ほお、その問題ってなに?」
ようやく出たか、今日の本当の話題が!
由奈は前のめりになった状態で、真摯な表情を湛える。莉愛はめんどくさいと思ってしまうほど色々悩んじゃうやっかいな乙女。
でも、だからこそ莉愛の話が面白すぎるから、聞かない手はないのだ。由奈はその日一番の真面目な顔つきで、莉愛を見つめる。
そして、莉愛は。
「…………あのね?蓮が……蓮が、ね」
「うん。日比谷が?」
「……………格好良すぎるの」
「?」
真っ赤に顔を染めたまま、そんな拍子抜けすることを言って。
由奈の首は、自然と30度ほど傾げられてしまった。
「え……そ、それが相談内容?」
「そ、そうなの!蓮が格好良すぎるの!最近の蓮はもっとヤバくなったの!このままじゃ私、本当に心臓が爆発して死んじゃうかもしれないんだよ!?」
「え………は、はぁ……」
「キスする時とかもう反則だからね!?まつげ長いし、なんかいい匂いするし、至近距離で見つめられたらもう心臓が止まりそうになるの!でも、キスした後にはむしろ自分から恥ずかしがって、その姿も余計に尊くて格好良くて……!な、なにからなにまでずる過ぎるのよ、あの男!!」
「へ、へぇ~~そうなんだ……」
「それだけじゃないの!今朝だって私に何食べたいか一々メニュー聞いてきて、なんでそこまで料理するのって聞いたら好きな人だから当たり前、って答えるんだよ!?こんなの詐欺じゃん、あんまりじゃん!!どんどん格好良くなって、私だけ溶かされて……うぅ……!」
「………………………」
何を聞かされているんだろ、私。
由奈は心底そう思うしかなかった。だって、莉愛が今している話はどう聞いても―――惚気話にしか聞こえないから。
でも、本人は真面目に悩んでいるのか足をバタバタさせて、恥ずかしさに悶えて死にそうになっている。なんだろう、このギャップ。
…………ちょっと人生に賢者タイム来たかも。由奈はそう思わざるを得なかった。
「ヤバい、ヤバいの……このままじゃ、また中学の時の二の舞になるんだよ?私がもっときれいにならなければ、蓮と釣り合いが取れないかもしれない……!」
「いや、それ以上に綺麗になるなんて無理でしょ……」
「うん?由奈、今なんて言ったの?声が小さくて聞こえなかったけど……」
「ううん、なんでもない。そうだね~~中学の時の莉愛、けっこう日比谷に執着していたからね~あいつ、無自覚に周りを惚れさせるし、無駄にスペックだけはいいから」
「そうなの!本当に……悪質極まりないんだよ、あの男」
「………………」
当の日比谷は昔から莉愛一本筋だったのに、本人はまるで気づいていない様子。
由奈は爆発しろ、と言いたくなる気持ちをぐっと押し殺して、軽い口調で言う。
「まあ、なら莉愛がもっと攻めればいい話じゃない?」
「え?」
「日比谷に迫られてドキドキしてるんでしょ?逆に日比谷をドキドキさせたら、昔のようにはいかないんじゃない?ほら、自分にちゃんとメロメロになっているって実感があったら、昔のように執着することだってなくなるかもしれないじゃない」
「それは………」
「莉愛、言っとくけどね?あなたはむ~~~ちゃくちゃ可愛いんだよ?私にとっては世界一なんだよ?日比谷なんかに渡して欲しくないほど可愛いんだよ!?」
「え、えっ!?そ、それは……」
「だから、自信を持ってもっとガンガン攻めればいいじゃん!日比谷なんていちころだよ、いちころ。あいつ、顔のわりにめっちゃヘタレだから!」
蓮がヘタレなのは間違いないから、莉愛はこれといった反駁の言葉が見つけられなかった。
でも、攻めるか…攻める、か。確かに、悪くないかもしれない。
ドキドキさせられるのは、いつもこっちだから。蕩けるのも、ふやけるのも、溶けるのも、いつも私だった。
……あなたも、私の気持ちをちょっとは理解してみるといいわ。
無駄に真面目になった莉愛は、うんうんと強く頷く。
「ありがとう、由奈。私、やってみる!」
「………う、うん」
そして、思っていた以上にあっさり乗られてしまった莉愛を見て、由奈はやや心配気な眼差しを送るのだった。
「……ほぉ」
莉愛からそんなメッセージが飛んできたのは、テストが終わってすぐの時だった。
由奈はニヤッと笑ってから、さっそく約束の日付と場所を提案する。
あっという間に週末にカフェで会うことになり、二人は約束通りに駅前のカフェで合流した。
そして、開口一番に。
「助けて……助けて、由奈。わたし、わたし死ぬ……」
「ほぉ~~ふふっ、ふふふふっ」
「笑い事じゃないからね!?なんで笑ってるの!?」
テーブルに突っ伏しながら愚痴をこぼす莉愛を見て、由奈はクスクスと笑うしかなかった。
莉愛はぶうと頬を膨らませながらも、頼んだフラペチーノをストローで吸う。
これ、絶対に面白くなる奴だ!!と直感した由奈は、軽く話題を振った。
「ええ~どうしたの?どうせ日比谷絡みでしょ~?」
「なんでいつもあいつの名前が出てくるの!?あいつで合ってるけど!」
「はいはい、だと思った。で、なにかあったの?ちなみに、二人の視線が前よりめっ~~ちゃくちゃ甘くなったのはもう知ってるからね~?」
「うっ……!そ、それは!」
「なにかあったんでしょ?ほら、早く言ってみなよ。莉愛だって、早く誰かに打ち明けたいんでしょ?」
悔しいけど、それは由奈の言う通りだった。
最近の蓮があまりにも攻めてきているから、とにかく正気を保つのが大変なのだ。
昔なら絶対に言わないはずの言葉も、行動も、当たり前のようにしてくる。恥ずかしくて死にそうになりながらも、蓮は前に踏み出している。
それは、ある意味望んでいた展開ではあったけど―――あまりにも勢いがすごすぎるせいで、莉愛もテンパっているのである。
「その……こ、この前ママたちが来てさ。その時に―――」
それから、莉愛は最近の出来事をすべて語っていった。
茜と会ってから蓮が急に変わったこと。完全に暴走状態になって、今は自分からキスして来てるってことまで。
そして、その話を全部聞いた由奈は真面目な顔で、莉愛に言った。
「……で、やった?」
「やっ………………!?」
「えっ、やってないの!?ウソ!?」
「ど、どうして話が急にあそこに飛ぶの!?変態!!」
「し―っ!ここカフェ!ぷふっ、ぷはははっ!!でも、よかったじゃん!私、砂糖を口いっぱいに詰め込まれた気分だよ~~」
「っ……!お、面白がってるだけでしょ、由奈は!」
「ううん?面白がってはないよ?私はただ莉愛をいじりたいだけだから!」
「余計に悪質!?うぅ……わたし帰る!!」
「あっ、ごめん!!ごめんってば!!」
満面の笑みでいじりたい!って宣言したのはさすがに悪手だったのか、莉愛はそそくさと立ち上がろうとした。
なんとか拗ねている莉愛を宥めてから、由奈は再び話を再開する。
「それで、なにが問題なの?話を聞く限りだとめちゃめちゃ順調じゃん。日比谷も素直になったし?莉愛は昔から日比谷ちゅきちゅき勢だったし」
「由奈?」
「わ、分かった!分かったから立ち上がらないで!こほん、とにかく……なにか問題があって相談したいわけじゃないんでしょ?」
「……ううん、問題ならあるの。大問題だもん」
「ほお、その問題ってなに?」
ようやく出たか、今日の本当の話題が!
由奈は前のめりになった状態で、真摯な表情を湛える。莉愛はめんどくさいと思ってしまうほど色々悩んじゃうやっかいな乙女。
でも、だからこそ莉愛の話が面白すぎるから、聞かない手はないのだ。由奈はその日一番の真面目な顔つきで、莉愛を見つめる。
そして、莉愛は。
「…………あのね?蓮が……蓮が、ね」
「うん。日比谷が?」
「……………格好良すぎるの」
「?」
真っ赤に顔を染めたまま、そんな拍子抜けすることを言って。
由奈の首は、自然と30度ほど傾げられてしまった。
「え……そ、それが相談内容?」
「そ、そうなの!蓮が格好良すぎるの!最近の蓮はもっとヤバくなったの!このままじゃ私、本当に心臓が爆発して死んじゃうかもしれないんだよ!?」
「え………は、はぁ……」
「キスする時とかもう反則だからね!?まつげ長いし、なんかいい匂いするし、至近距離で見つめられたらもう心臓が止まりそうになるの!でも、キスした後にはむしろ自分から恥ずかしがって、その姿も余計に尊くて格好良くて……!な、なにからなにまでずる過ぎるのよ、あの男!!」
「へ、へぇ~~そうなんだ……」
「それだけじゃないの!今朝だって私に何食べたいか一々メニュー聞いてきて、なんでそこまで料理するのって聞いたら好きな人だから当たり前、って答えるんだよ!?こんなの詐欺じゃん、あんまりじゃん!!どんどん格好良くなって、私だけ溶かされて……うぅ……!」
「………………………」
何を聞かされているんだろ、私。
由奈は心底そう思うしかなかった。だって、莉愛が今している話はどう聞いても―――惚気話にしか聞こえないから。
でも、本人は真面目に悩んでいるのか足をバタバタさせて、恥ずかしさに悶えて死にそうになっている。なんだろう、このギャップ。
…………ちょっと人生に賢者タイム来たかも。由奈はそう思わざるを得なかった。
「ヤバい、ヤバいの……このままじゃ、また中学の時の二の舞になるんだよ?私がもっときれいにならなければ、蓮と釣り合いが取れないかもしれない……!」
「いや、それ以上に綺麗になるなんて無理でしょ……」
「うん?由奈、今なんて言ったの?声が小さくて聞こえなかったけど……」
「ううん、なんでもない。そうだね~~中学の時の莉愛、けっこう日比谷に執着していたからね~あいつ、無自覚に周りを惚れさせるし、無駄にスペックだけはいいから」
「そうなの!本当に……悪質極まりないんだよ、あの男」
「………………」
当の日比谷は昔から莉愛一本筋だったのに、本人はまるで気づいていない様子。
由奈は爆発しろ、と言いたくなる気持ちをぐっと押し殺して、軽い口調で言う。
「まあ、なら莉愛がもっと攻めればいい話じゃない?」
「え?」
「日比谷に迫られてドキドキしてるんでしょ?逆に日比谷をドキドキさせたら、昔のようにはいかないんじゃない?ほら、自分にちゃんとメロメロになっているって実感があったら、昔のように執着することだってなくなるかもしれないじゃない」
「それは………」
「莉愛、言っとくけどね?あなたはむ~~~ちゃくちゃ可愛いんだよ?私にとっては世界一なんだよ?日比谷なんかに渡して欲しくないほど可愛いんだよ!?」
「え、えっ!?そ、それは……」
「だから、自信を持ってもっとガンガン攻めればいいじゃん!日比谷なんていちころだよ、いちころ。あいつ、顔のわりにめっちゃヘタレだから!」
蓮がヘタレなのは間違いないから、莉愛はこれといった反駁の言葉が見つけられなかった。
でも、攻めるか…攻める、か。確かに、悪くないかもしれない。
ドキドキさせられるのは、いつもこっちだから。蕩けるのも、ふやけるのも、溶けるのも、いつも私だった。
……あなたも、私の気持ちをちょっとは理解してみるといいわ。
無駄に真面目になった莉愛は、うんうんと強く頷く。
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