懐古奇譚 霊媒堂猫の手〜放浪店主は怪異収集家〜
都心から離れた場所にひっそりと店を構える雑貨屋店主、仁科仁善は店の蔵から古びた文を見つけた。書かれてあったのは「磯の女」という文言。
怪異や伝承に縁ある家柄のせいか体質のせいか、妖怪に惹かれる仁善は「磯の女」について興味を持った。調べてみると、近いものに「海御前」という妖怪がいる。
いつか会いに行ってみようと考えていた矢先、幼馴染の将海から連絡がきた。
明治・大正文化が尚も息づく門司――古より伝わる怪異に挑む民俗学ミステリー短編。
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