あかんたれ
親族との縁が薄い者同士の男女が、いっしょに暮らす日常風景の中で織りなす「ほろり」な場面を、講談や落語みたいな語り口で綴ってみました。
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ほんま、あんた頑固者やねぇ
最初の1行目から引き込まれてしまいます。
この言葉は、あきらめなのか? 優しさなのか?愛想つかされなのか?
先ずここで、いろんな展開を想像してしまいます。
楽曲で言う所の,サビから始まる感じでしょうか?
いきなりこの世界に引きずり込んでしまえという
作者の力業にはまってしまいました。
啖呵口上や、講釈話のように小気味よく、テンポよく読み進めます。
所々、くすっと笑えるような話で進んで行き
後半になってくると、私も思わず呟いてしまいます。
この、頑固者め!
曲げるところは曲げんかいな!
エゴとプライドの区別つけようよ!
すっかりと、しっかりと引きずり込まれていました。
そして話は、自分勝手な男の、自分勝手な行動に入っていきます。
多くの男が経験したことのある事だと思います。
なので男の行動に共鳴できるところがしんみりとさせられます。
そして、自分のしていたことに対して受け入れてくれた女の
優しさや、申し訳なさに、感情も入り込んでしまいます。
意地っ張りで情けない男と、優しく情け深い女
よくある話だと思いますが、それをうまく書いてしまう作者に
はめられてしまった作品です。
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どんなに、あかん男だった事かと想像して笑える
2回楽しめる作品でした。
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