「みえない僕と、きこえない君と」
“少しずつ視野が狭くなってゆく”という病を
高校生の時に発症した純一は、多少の生きづらさ
を感じながらも、普通の人と同じように日々を
過ごしていた。
ある日の仕事帰り、自転車でのんびりと住宅街
を走っていた時に、ふとした油断から通行人の女性
にぶつかってしまう。慌てて自転車から降り、転ば
せてしまった女性の顔を覗き込めば、乱れた髪の
隙間から“補聴器”が見えた。幸い、彼女は軽く膝を
擦りむいただけだったが、責任を感じた純一は名刺
を渡し、彼女を自宅まで送り届ける。
----もう、会うこともないだろう。
別れ際にそう思った純一の胸は、チクリと痛みを
覚えていたのだけれど……。
見えていた世界を少しずつ失ってゆく苦しみと、
生まれつき音のない世界を生きている苦しみ。
異なる障がいを持つ二人が恋を見つけてゆく、
ハートフルラブストーリー。
※第4回ほっこり、じんわり大賞
~涙じんわり賞受賞作品~
☆温かなご感想や応援、ありがとうございました!
心から感謝いたします。
※この物語はフィクションです。作中に登場する
人物や団体は実在しません。
※表紙の画像は友人M.H様から頂いたものを、
本人の許可を得て使用しています。
※作中の画像は、フリー画像のフォトACから選んだ
ものを使用しています。
《参考文献・資料》
・こころの耳---伝えたい。だからあきらめない。
=早瀬 久美:講談社
・与えられたこの道で---聴覚障害者として私が
生きた日々=若林静子:吉備人出版
・難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/196
・https://koikeganka.com/news/oshirase/sick/4425
高校生の時に発症した純一は、多少の生きづらさ
を感じながらも、普通の人と同じように日々を
過ごしていた。
ある日の仕事帰り、自転車でのんびりと住宅街
を走っていた時に、ふとした油断から通行人の女性
にぶつかってしまう。慌てて自転車から降り、転ば
せてしまった女性の顔を覗き込めば、乱れた髪の
隙間から“補聴器”が見えた。幸い、彼女は軽く膝を
擦りむいただけだったが、責任を感じた純一は名刺
を渡し、彼女を自宅まで送り届ける。
----もう、会うこともないだろう。
別れ際にそう思った純一の胸は、チクリと痛みを
覚えていたのだけれど……。
見えていた世界を少しずつ失ってゆく苦しみと、
生まれつき音のない世界を生きている苦しみ。
異なる障がいを持つ二人が恋を見つけてゆく、
ハートフルラブストーリー。
※第4回ほっこり、じんわり大賞
~涙じんわり賞受賞作品~
☆温かなご感想や応援、ありがとうございました!
心から感謝いたします。
※この物語はフィクションです。作中に登場する
人物や団体は実在しません。
※表紙の画像は友人M.H様から頂いたものを、
本人の許可を得て使用しています。
※作中の画像は、フリー画像のフォトACから選んだ
ものを使用しています。
《参考文献・資料》
・こころの耳---伝えたい。だからあきらめない。
=早瀬 久美:講談社
・与えられたこの道で---聴覚障害者として私が
生きた日々=若林静子:吉備人出版
・難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/196
・https://koikeganka.com/news/oshirase/sick/4425
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騰成さま
この物語を読了くださり、そして作者の私が込めた想いを受けってくださってありがとうございました。
この物語を書くに至った経緯は、私自身、片耳難聴とADHDのグレーゾーンであるという生きづらさもあって、重いテーマをハートフルに書くことが出来ればと思い筆を執らせていただきました。
就労支援に通所されるご予定があるのですね。
支援の実際がわからず、ブログなんかを読み漁って就労支援の日常を描かせていただきましたが……適切なサポートを受けて、少しでも楽に日々を過ごせるようになるといいです。
陰ながら応援させていただきますね(๑•̀ •́)و✧
素敵な感想をありがとうございました!
第三章読み終えました。
とても愛しくて甘酸っぱい恋の話でしたね。
花火のシーンの告白は良いものですね。
周囲なんて気にせず、伝えたいことを伝えようとする彼のまっすぐな心に感動すると同時に、いずれ目が見えなくなってしまうかもしれない恐怖を抱えている姿が痛ましくもありました。
地の文が多い作品ですが、情景描写が卓越でスラスラと読めますね。
騰成さま
ご感想をお寄せくださり、誠にありがとうございます🙇♀️
弥凪に対する純一のひたむきな想いと、漠然とした将来の不安を自分なりに描いてみましたが……その想いを受け取っていただけたようで本当に嬉しいです。
地の文が多いのは私の特徴なのですが……元々
コミュ障で会話が苦手というのもあります💦
会話文を増やせばもっとテンポ良く、読みやすく
なるかも知れませんね。嬉しいお言葉の数々、
ありがとうございました✨
第二章読み終えました。
羽柴さんと市原さん。二人の心の距離が少しずつ近付いていますね。お互い「好き」同士なのに障がいによって想いを伝えることを躊躇い、足踏みをしてしまう。そんなもどかしさがよく伝わってきて、ついつい二人を応援したくなる作品だなと思います。
騰成さま
拙作を読み進めていただき、ありがとうございます🙇♀️互いにハンデを背負っているからこその葛藤、それでも好きだと思う気持ちを出来るだけ細やかに綴ってみました。二人の恋を応援したくなると言っていただけて嬉しいです✨
旧作にも関わらず、ご丁寧にコメントをお寄せくださり、ありがとうございました🙏✨
第一章読み終えました。
町田さん良いお方ですね!
騰成さま
拙作をお読みくださり、ありがとうございます!
町田孝は主人公、純一の良き理解者であり仲間です。優しい仲間たちに囲まれて純一が前に進んでゆくのを見守っていただけると嬉しいです。
第一章の六話を読んでいます。
聴覚障がいの女の子を家まで送り届ける描写が良いと思いました。お互い無言で何かを喋ることはなかったけれど、それでもその静かさを心地よく感じられたことに、読んでいる私も心が温かくなりました。そして同時に、もう会えないのだろうなと落胆する男の子の気持ちも痛いくらい伝わってきました。
騰成さま
じっくりと読み進めていただき、そして嬉しいコメントまで……本当にありがとうございます。
言葉がなくても『空気』が優しいということがあると思うのです。二人の空気に温かさを感じていただけたならとても嬉しいです。
『障がい』という重くなりがちなテーマをハートフルに書き綴っておりますので、二人のやり取りにまた温かさを感じていただければ……。
お気に入りの数が凄くあり、有名著者様の胸を借りたいと思い、感想を今回、出させていただきました。簡潔に内容を申し上げますと、私の書いた、小説を読んでいただきたいと言うのがこの感想の芯、でございます。
「みえない未來」
ライト文芸、短編
第六話まで、続く所存で、有ります。
お忙しい中、このような、若者に、時間をとってくださり、多大なる感謝申し上げます。長文失礼致しました
NO.∞様
この度はこのようなお言葉をお寄せいただき、誠にありがとうございます。
私に貸せるような胸はないと思うのですが、せっかくお声をかけていただいたので、NO.∞様の「みえない未来」を少しずつ読ませていただきますね。すぐにお返事が出来るかわかりませんが、お待ちいただけると幸い
です。お互いに、頑張りましょう!
前作の"恋に焦がれて〜"から透明感ある上品な言葉遣いが素敵でファンになりました!
今回は障害を持つ方同志の恋という重いテーマでありながら、特別視しがちな状況を深く、優しく、それでいて淡々と丁寧に描かれており健常者の恋人同志と何一つ変わらない視点で違和感なく物語が進んでいくのは作者の力量であり優しさなんだろうなぁ〜と感じました。
"補いあいながら生きていく"目が不自由な父と耳が不自由な母。その2人の娘もカレーコロッケに文句言いつつ(笑)強く優しい子なんでしょうね。
読んだ後"誰かに優しくしたくなる"そんな素敵な作品でした。
次回作も期待しております!
mii様
この度は拙作をお読みくださり、誠にありがとうございます。
そして、想いの込められた素敵な感想をくださり、本当に
本当にありがとうございました!!
この物語は、”障がい”という嫌厭されがちなテーマを、いかに
優しくハートフルに描けるかが、自分の中の課題でした。
わたし自身片耳難聴を背負っているという事実や、全盲の
叔母を傍で見て来た経験、そうして、網膜色素変性症の患者
さんと出会えたことなどを、物語の端々に活かしています。
『読んだ後”誰かに優しくしたくなる”』という、お気持ちに
なっていただけたこと、涙が出るほど嬉しいです。
これからも読んで良かったと、思っていただけるような物語
を綴っていきたいと思います。これからもお付き合いのほど、
よろしくお願いいたします。
橘 弥久莉
こんばんは。こちらの作品、少しずつ拝読させて頂いております。私は突発性難聴により右耳の聴力を失ったため、左耳に頼り生活をしてます。口の動きで相手の言葉を補完したりする描写にウンウンとうなづいて読ませていただいておりました。しっとりした文章に引き込まれています。ふたりがどうなっていくのか、ドキドキしながらこの先も読み進めていきたいと思います🤍
春宮ともみ様
拙作を読み始めてくださったとのこと、とても嬉しく思います!そして、春宮様も右耳が難聴というお話……わたしと同じで驚きました。
私は生まれつき右耳難聴ですが、中3の時に突発性難聴を患い、左耳も軽度難聴です。補聴器こそ付けていませんが、日々生きづらさを感じております。
ヒューマンドラマテイストの物語になりますが、
最後まで二人の恋を見守っていただけると幸いです。心温まるご感想、ありがとうございました。
これからも、よろしくお願いします♡
橘 弥久莉
前の 恋に焦がれて鳴く蝉よりも
と同じような不思議な感覚で物語の中にはいっていました。やはり、言葉の選びが素晴らしいですね。
心理描写が自然にあらわされていて素直にからだに入ってくるような…悠然とした作品だと思いました。
ライトノベルではなく、文芸というのがピッタリあてはまりますね。
天鈴様
恋に焦がれて鳴く蝉よりも(恋蝉)から続き、
今作でもご感想をいただけたこと、心から
感謝致しますm(_ _)m
私自身、片耳難聴という障がいがあること、全盲の叔母を身近で見ながら育ったことなどから、よりリアルに心理描写を描けると思い執筆に至りました。悠然とした作品というお言葉、本当に感激です。
天鈴様のお言葉を励みに、これからも執筆させていただきます。
ありがとうございました。 橘 弥久莉
退会済ユーザのコメントです
黒輝やまと様
ご登録ありがとうございます。
今後ともよろしくお願いします。
退会済ユーザのコメントです
にし鈴蘭様
ご登録いただきまして、
ありがとうございます✨
読んで良かった、と思って
いただけるよう頑張ります。
これからもよろしく
お願い致します(*´︶`*)
全ての作品お気に入り登録させてもらいました。陰ながら応援してます(^^)/
花雨様
お気に入りにご登録いただきまして、
ありがとうございます❗️❗️
本当に嬉しいです。
これからも心を込めて、執筆させて
いただきます。
ご縁がありましたこと、
心から感謝致します(⋆ᵕᴗᵕ⋆).+*
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