「みえない僕と、きこえない君と」
高校生の時に発症した純一は、多少の生きづらさ
を感じながらも、普通の人と同じように日々を
過ごしていた。
ある日の仕事帰り、自転車でのんびりと住宅街
を走っていた時に、ふとした油断から通行人の女性
にぶつかってしまう。慌てて自転車から降り、転ば
せてしまった女性の顔を覗き込めば、乱れた髪の
隙間から“補聴器”が見えた。幸い、彼女は軽く膝を
擦りむいただけだったが、責任を感じた純一は名刺
を渡し、彼女を自宅まで送り届ける。
----もう、会うこともないだろう。
別れ際にそう思った純一の胸は、チクリと痛みを
覚えていたのだけれど……。
見えていた世界を少しずつ失ってゆく苦しみと、
生まれつき音のない世界を生きている苦しみ。
異なる障がいを持つ二人が恋を見つけてゆく、
ハートフルラブストーリー。
※第4回ほっこり、じんわり大賞
~涙じんわり賞受賞作品~
☆温かなご感想や応援、ありがとうございました!
心から感謝いたします。
※この物語はフィクションです。作中に登場する
人物や団体は実在しません。
※表紙の画像は友人M.H様から頂いたものを、
本人の許可を得て使用しています。
※作中の画像は、フリー画像のフォトACから選んだ
ものを使用しています。
《参考文献・資料》
・こころの耳---伝えたい。だからあきらめない。
=早瀬 久美:講談社
・与えられたこの道で---聴覚障害者として私が
生きた日々=若林静子:吉備人出版
・難病情報センター https://www.nanbyou.or.jp/entry/196
・https://koikeganka.com/news/oshirase/sick/4425
第三章読み終えました。
とても愛しくて甘酸っぱい恋の話でしたね。
花火のシーンの告白は良いものですね。
周囲なんて気にせず、伝えたいことを伝えようとする彼のまっすぐな心に感動すると同時に、いずれ目が見えなくなってしまうかもしれない恐怖を抱えている姿が痛ましくもありました。
地の文が多い作品ですが、情景描写が卓越でスラスラと読めますね。
第二章読み終えました。
羽柴さんと市原さん。二人の心の距離が少しずつ近付いていますね。お互い「好き」同士なのに障がいによって想いを伝えることを躊躇い、足踏みをしてしまう。そんなもどかしさがよく伝わってきて、ついつい二人を応援したくなる作品だなと思います。
第一章の六話を読んでいます。
聴覚障がいの女の子を家まで送り届ける描写が良いと思いました。お互い無言で何かを喋ることはなかったけれど、それでもその静かさを心地よく感じられたことに、読んでいる私も心が温かくなりました。そして同時に、もう会えないのだろうなと落胆する男の子の気持ちも痛いくらい伝わってきました。
お気に入りの数が凄くあり、有名著者様の胸を借りたいと思い、感想を今回、出させていただきました。簡潔に内容を申し上げますと、私の書いた、小説を読んでいただきたいと言うのがこの感想の芯、でございます。
「みえない未來」
ライト文芸、短編
第六話まで、続く所存で、有ります。
お忙しい中、このような、若者に、時間をとってくださり、多大なる感謝申し上げます。長文失礼致しました
前作の"恋に焦がれて〜"から透明感ある上品な言葉遣いが素敵でファンになりました!
今回は障害を持つ方同志の恋という重いテーマでありながら、特別視しがちな状況を深く、優しく、それでいて淡々と丁寧に描かれており健常者の恋人同志と何一つ変わらない視点で違和感なく物語が進んでいくのは作者の力量であり優しさなんだろうなぁ〜と感じました。
"補いあいながら生きていく"目が不自由な父と耳が不自由な母。その2人の娘もカレーコロッケに文句言いつつ(笑)強く優しい子なんでしょうね。
読んだ後"誰かに優しくしたくなる"そんな素敵な作品でした。
次回作も期待しております!
こんばんは。こちらの作品、少しずつ拝読させて頂いております。私は突発性難聴により右耳の聴力を失ったため、左耳に頼り生活をしてます。口の動きで相手の言葉を補完したりする描写にウンウンとうなづいて読ませていただいておりました。しっとりした文章に引き込まれています。ふたりがどうなっていくのか、ドキドキしながらこの先も読み進めていきたいと思います🤍
前の 恋に焦がれて鳴く蝉よりも
と同じような不思議な感覚で物語の中にはいっていました。やはり、言葉の選びが素晴らしいですね。
心理描写が自然にあらわされていて素直にからだに入ってくるような…悠然とした作品だと思いました。
ライトノベルではなく、文芸というのがピッタリあてはまりますね。
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