影隠しの森へ ~あの夏の七日間~
小学六年の相羽八尋は自己肯定感ゼロ男子。
幼いころに母親を亡くした心の傷を抱えつつ、
大きな夢を抱いていたが劣等生という引け目
があって前を向けずにいた。
そんなある日、八尋はふとしたきっかけで
入ってはいけないと言われている『影隠しの
森』に足を踏み入れてしまう。そこは夏の間、
奥山から山神様が降りてくるという禁断の森
で、神様のお役目を邪魔すると『影』を取ら
れてしまうという恐ろしい言い伝えがあった。
神様も幽霊も信じていない八尋は、軽い気
持ちで禁忌を犯して大事な影を取られてしま
う。影、カゲ、かげ――。なくても生きてい
けるけど、ないとすごく困るもの。自分の存
在価値すらあやうくなってしまうもの。再び
影隠しの森に向かった八尋は、影を取り戻す
ため仲間と奮闘することになって……。
初恋、友情、そしてひと夏の冒険。忘れら
れない奇跡の七日間が始まる。※第3回きずな児童書大賞奨励賞受賞作品
※この物語はフィクションです。作中に登場
する人物、及び団体は実在しません。
※表紙画像はたろたろ様のフリー画像から
お借りしています。
幼いころに母親を亡くした心の傷を抱えつつ、
大きな夢を抱いていたが劣等生という引け目
があって前を向けずにいた。
そんなある日、八尋はふとしたきっかけで
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毎日少しずつ拝見しています。未熟で不器用な主人公に勝手に親近感が湧いています。ゆっくりですがマイペースに読み進めていこうと思います
鮭ムニエル様
拙作をお読みくださり、誠にありがとうございます。主人公、八尋に親しみを感じていただけて嬉しいです。11万字を超える長編となりますのでのんびりお付き合いいただけると嬉しいです。コメント、ありがとうございました!(´▽`)
八尋くんの子供らしさが物語通してハラハラしたりドキドキしたりさせてくれました。
影鬼の設定も、すごいです!
影守さん、シッポくんと協力しながら頑張る姿、思わず手に力が入りました。
ほんのり淡い気持ちも、猿から守るために走る姿もきゅんとします。
シッポくんの真実は切なくもありますが、八尋くんと巡り会えたのは運命だったのかなと。
影鬼で八尋くんは劇的に変化したわけじゃない。それでも心の大切な部分に触れたことが一番大切で、その後の彼の生き方が変わった大きな出来事だったんだと思いました。
冒険、友情、恋、いっぱいつまった素敵な物語をありがとうございました。
桜花音さま
この物語を読了くださいまして、ありがとうございます。そしてこんな心のこもった素敵な感想まで……感謝の気持ちでいっぱいです!
児童書を書くのは初めてでしたが、子どもたちに何を伝えたいか?どんなことをこの物語から感じて欲しいかを考えながら書きました。
劣等感の塊だった八尋が大事なものをなくし、それを取り戻すために足掻きながら一番大事なことに気付いていく。そして七日間の経験を糧に大きく成長していく。色んなエピソードを盛り込んだので児童書としてはかなりの長編となってしまいましたが、途中改稿に踏み切りながらも最後まで書き切ることが出来て良かったです。
作者の私が言わんとすることを余すことなくすくい取ってくださって、本当にありがとうございました!いただきました感想を励みに、また物語を
綴りたいと思います。
情景描写など文章がとても素敵で読みごたえあります!
初糀様
更新休止中にもかかわらず拙作をお読みくださり
ありがとうございます!読み応えがあると言っていただけて本当に嬉しいです。
改稿が済み次第更新を再開致しますのでよろしくお願いいたします!