墓守と黑き王

その国には王族の墓守を生業とする一族が居た。
建国よりずっと紡がれる系譜。
そして、その一族にいつの頃からか寄り添う『異形』の存在。
紡がれてきた血脈。紡がれている血統。
美しい『異形』は嗤う。

―あなたには、何を差し出してもらいましょうか?
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