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13章奮闘
334話 顔合わせと評価
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ケイイチ
「なるほどね、それで雇えたの?」
トモヤ
「ええもちろんです、ただ大人数になりそうだったので成人前の子たちだけで4人になりました」
何処でも雇ってもらうってのは大変なんだろうね、特に学がない子供たちはさ。
その子たちを日給銅貨5枚で雇ったそうだ、商業ギルドの担当の人に聞いて決めたらしい。
なんでも普通は雇うだけなら銅貨10枚、住み込みの場合は衣食住を保証する代わりに給金はなし、二人の店は食事と制服そして清潔にしてもらう為にお風呂に入ってもらうので半額の銅貨5枚なのだそうだ。
ちなみに全て大人の場合で子供は半額と思っていればいいそうだ、なので好待遇になり雇う際大人数の申し出が出てしまったと反省しているそうだ。
ケイイチ
「頑張ってね、開店したら俺たちも食べに行くよ」
ユウキ
「いやいやケイイチさんたちならいつでも孤児院で作りますよ」
ケイイチ
「雰囲気が重要だろ、それに料金も払わないといけないしね、絶対行くよ」
2人の魂胆は分かっている、孤児院で作って料金を受け取らないつもりなのだろう。
ちなみにラーメンは銅貨1枚で売るらしい、そんなに安くて平気なのかと聞いたら、輸送費が掛かってないから十分だと言われた。
ユウキ
「う、分かりました待ってます」
分かってくれたのかな?ラーメンか・・・そう言えばこっちに来てから食べてないな、レストラン罠に行ってもよかったんだけどせっかくだ二人の店で初ラーメンをいただこう。
俺たちはそんな話をして二人の店から孤児院に転移し2人のお祝いパーティーを開きました。
ケイイチ
「どうも始めましてケイイチです」
次の日俺はヴェルティナたちが着替えている間に新しく来た騎士たちに自己紹介をしていた、もちろん向こうも最初にしてくれた。
男性騎士が二人(ババルト・アミアルとアインキャル・ガルイラン)で両方とも子爵家の長男らしい。
そして女性騎士が二人(リリーティ・ジャルゴスとエンタマル・エント)でこっちは男爵家の長女だそうだ。
ケイイチ
「みんな聞いてると思うけど今日からヴェルティナの学園の友人も一緒に行くことになった、だからPTを2つに分ける」
俺が騎士PTと学園PTに分かれることを言ったら新人の4人がいやな顔をした。
ケイイチ
「何か不満そうだね、どうしてかな?」
デュレ
「ケイイチさん申し訳ありません、恐らくその子たちの護衛をさせられると思っているんですよ」
ケイイチ
「ああなるほどね、訓練に来たのに護衛じゃ強くなれないと」
俺がそう言ったら4人が頷いていた、護衛も訓練にはなるんだけど強くはなれないか、まあそうはならないけどね。
ケイイチ
「デュレ、ファレラ4人を頼むぞ、怪我はしょうがないけど足手まといは困るからね」
デュレ
「はい解っていますケイイチさん」
ファレラ
「当然ね、任せてください、この剣に誓って」
二人に話していたら4人が怒っていた、まあ俺の地位があるから反論はしてこなかったけど、言っておくかな。
ケイイチ
「言っておくけどヴェルティナたちは君たちよりも強いからね、君たちは自分たちの事を考えて行動するように」
ババルト
「ちょっと待ってくださいっス、さっきから聞いていれば言いたい放題っスね」
俺が話しながら付与装備を出していたら男性騎士の1人ババルトが言ってきた、やっときたね、ここでは上下関係はそれほど気にしていない、言いたいことは言ってもらって意見を出して貰わないと困るんだよね今後。
ケイイチ
「事実だよ、ダンジョンで戦えばわかる、ちなみにヴェルティナたちはみんなミスリルを装備してるけど装備のせいにしないようにね」
ババルト
「そうっスか、まあそこまで言うならダンジョンで見せてもらうっスよ」
他の3人もそれに同意なのだろう頷いている、見てられるほど余裕があるといいね君たち。
ケイイチ
「じゃあ取り合えず魔力操作を見たい、2人とも魔力操作をしてくれるかな?」
ババルト
「ウッス」
アインキャル
「オス!?」
う~ん二人は操作をしてるけど、ほとんどできてないんじゃないか?これではベルートルたちの方が上手いくらいだ、グレイブしっかり教育してくれよ。
ケイイチ
「じゃあ次、リリーティとエンタマルやってみてくれ」
リリーティ
「解りました」
エンタマル
「はいであります」
う~ん二人も同じ感じだね、デュレとファレラが飛びぬけて優秀だったのだと分った瞬間だった、通りでローナの護衛が二人だけになるわけだよ。
ケイイチ
「これはデュレとファレラが大変だぞ、ちょっと二人これを付けてくれ」
デュレ
「何ですかこのネックレス?」
ファレラ
「ま、まさかケイイチさん!?私たちを妻にしてくれるんですか」
デュレ
「え⁉︎ほんとですか!」
ちがうから!?前に断ったよね。
ケイイチ
「騎士PTは君たちが主力になるから能力の底上げに渡しただけです、妻にはしないからね」
ファレラ
「そんなぁー諦めませんからね、絶対してもらいます、ほかの男性貴族なんていりません」
そう言ってババルトとアインキャルを睨んでいる、ほんと嫌いなんだねファレラ。
ケイイチ
「丁度ヴェルティナたちが来たから4人はこの付与装備を使ってくれ」
4人が装備を見て驚いていたがヴェルティナたちが近づいてくるともっと驚いていた、全身ミスリルだからね。
俺たちはダンジョンの61階に転移した。
「なるほどね、それで雇えたの?」
トモヤ
「ええもちろんです、ただ大人数になりそうだったので成人前の子たちだけで4人になりました」
何処でも雇ってもらうってのは大変なんだろうね、特に学がない子供たちはさ。
その子たちを日給銅貨5枚で雇ったそうだ、商業ギルドの担当の人に聞いて決めたらしい。
なんでも普通は雇うだけなら銅貨10枚、住み込みの場合は衣食住を保証する代わりに給金はなし、二人の店は食事と制服そして清潔にしてもらう為にお風呂に入ってもらうので半額の銅貨5枚なのだそうだ。
ちなみに全て大人の場合で子供は半額と思っていればいいそうだ、なので好待遇になり雇う際大人数の申し出が出てしまったと反省しているそうだ。
ケイイチ
「頑張ってね、開店したら俺たちも食べに行くよ」
ユウキ
「いやいやケイイチさんたちならいつでも孤児院で作りますよ」
ケイイチ
「雰囲気が重要だろ、それに料金も払わないといけないしね、絶対行くよ」
2人の魂胆は分かっている、孤児院で作って料金を受け取らないつもりなのだろう。
ちなみにラーメンは銅貨1枚で売るらしい、そんなに安くて平気なのかと聞いたら、輸送費が掛かってないから十分だと言われた。
ユウキ
「う、分かりました待ってます」
分かってくれたのかな?ラーメンか・・・そう言えばこっちに来てから食べてないな、レストラン罠に行ってもよかったんだけどせっかくだ二人の店で初ラーメンをいただこう。
俺たちはそんな話をして二人の店から孤児院に転移し2人のお祝いパーティーを開きました。
ケイイチ
「どうも始めましてケイイチです」
次の日俺はヴェルティナたちが着替えている間に新しく来た騎士たちに自己紹介をしていた、もちろん向こうも最初にしてくれた。
男性騎士が二人(ババルト・アミアルとアインキャル・ガルイラン)で両方とも子爵家の長男らしい。
そして女性騎士が二人(リリーティ・ジャルゴスとエンタマル・エント)でこっちは男爵家の長女だそうだ。
ケイイチ
「みんな聞いてると思うけど今日からヴェルティナの学園の友人も一緒に行くことになった、だからPTを2つに分ける」
俺が騎士PTと学園PTに分かれることを言ったら新人の4人がいやな顔をした。
ケイイチ
「何か不満そうだね、どうしてかな?」
デュレ
「ケイイチさん申し訳ありません、恐らくその子たちの護衛をさせられると思っているんですよ」
ケイイチ
「ああなるほどね、訓練に来たのに護衛じゃ強くなれないと」
俺がそう言ったら4人が頷いていた、護衛も訓練にはなるんだけど強くはなれないか、まあそうはならないけどね。
ケイイチ
「デュレ、ファレラ4人を頼むぞ、怪我はしょうがないけど足手まといは困るからね」
デュレ
「はい解っていますケイイチさん」
ファレラ
「当然ね、任せてください、この剣に誓って」
二人に話していたら4人が怒っていた、まあ俺の地位があるから反論はしてこなかったけど、言っておくかな。
ケイイチ
「言っておくけどヴェルティナたちは君たちよりも強いからね、君たちは自分たちの事を考えて行動するように」
ババルト
「ちょっと待ってくださいっス、さっきから聞いていれば言いたい放題っスね」
俺が話しながら付与装備を出していたら男性騎士の1人ババルトが言ってきた、やっときたね、ここでは上下関係はそれほど気にしていない、言いたいことは言ってもらって意見を出して貰わないと困るんだよね今後。
ケイイチ
「事実だよ、ダンジョンで戦えばわかる、ちなみにヴェルティナたちはみんなミスリルを装備してるけど装備のせいにしないようにね」
ババルト
「そうっスか、まあそこまで言うならダンジョンで見せてもらうっスよ」
他の3人もそれに同意なのだろう頷いている、見てられるほど余裕があるといいね君たち。
ケイイチ
「じゃあ取り合えず魔力操作を見たい、2人とも魔力操作をしてくれるかな?」
ババルト
「ウッス」
アインキャル
「オス!?」
う~ん二人は操作をしてるけど、ほとんどできてないんじゃないか?これではベルートルたちの方が上手いくらいだ、グレイブしっかり教育してくれよ。
ケイイチ
「じゃあ次、リリーティとエンタマルやってみてくれ」
リリーティ
「解りました」
エンタマル
「はいであります」
う~ん二人も同じ感じだね、デュレとファレラが飛びぬけて優秀だったのだと分った瞬間だった、通りでローナの護衛が二人だけになるわけだよ。
ケイイチ
「これはデュレとファレラが大変だぞ、ちょっと二人これを付けてくれ」
デュレ
「何ですかこのネックレス?」
ファレラ
「ま、まさかケイイチさん!?私たちを妻にしてくれるんですか」
デュレ
「え⁉︎ほんとですか!」
ちがうから!?前に断ったよね。
ケイイチ
「騎士PTは君たちが主力になるから能力の底上げに渡しただけです、妻にはしないからね」
ファレラ
「そんなぁー諦めませんからね、絶対してもらいます、ほかの男性貴族なんていりません」
そう言ってババルトとアインキャルを睨んでいる、ほんと嫌いなんだねファレラ。
ケイイチ
「丁度ヴェルティナたちが来たから4人はこの付与装備を使ってくれ」
4人が装備を見て驚いていたがヴェルティナたちが近づいてくるともっと驚いていた、全身ミスリルだからね。
俺たちはダンジョンの61階に転移した。
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