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3章爆売れ
39話 アレンさん頑張って
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アレンだ、俺は今頭を抱えている、はぁ~それは何でか。
「行くぞラクロナイトだりゃー!」
「何のでござるよガランネ殿」
この二人のせいだ!?
「お前ら少しは加減をしろ!地面が陥没して他の者が使えなくなるだろうが」
二人が手合わせをした後は地面が凹みぼこぼこになる。
「アレン、それがな平気なんだよ、なラクロナイト」
「そうでござる、主君が送ってきてくれたこの、土のクリスタルで元に戻るでござるよ」
ラクロナイトが尖った手のひらサイズの結晶を地面に刺すと、土が盛り上がり元に戻って行った。
「おお!?」
「な、すごいだろ、これで武技も使い放題だ」
「そうでござる、ではガランネ殿やるでござる」
私が驚いていると二人がまた戦いを始めようとしている、元に戻るのは解ったが予定があるのだ。
「二人とも今日はそれまでだ、王都に行く事が決まった、準備してくれ」
「お!ようやくか、アレンにしては長くかかったな」
「そうなのでござるか?」
確かに私にしては掛かった方だな、マコッチからの商品が多かったのもあるが、探りを入れてくる者が多すぎてさばくのに時間が掛かったんだ。
「ああ、こいつは仕事ができるすごいやつなんだぞ、あたしより弱いけどな」
「お前が強すぎるだけだ!いいから準備しろ」
一言多いガランネに言って、俺は訓練場を出て馬車に乗り屋敷に向かった。
私は忙しいのだよ、愛しい家族に出発の挨拶をせんといかんのだ。
「今帰ったセセブ、ファミーリアたちはセントバの所から帰ってきたか?」
「はい先ほど戻られました、何でもすごい物を貰ったと喜んでおりましたよ」
新しい商品を送ったとマコッチが言っていたからな。
「そうか、それは楽しみだな」
私は早速ファミーリアの部屋に向かった。
「ロミネ、ファミーリアは中か?」
メイドのロミネが部屋の前に立っていた、何故か顔がキラキラしているが、なぜだ?
「はい旦那様、今マーコト商会から譲っていただいた商品をお使いになっております」
「そうかどんな物なのだ?」
「今回の商品は化粧品だそうです」
ロミネが顔を触りながら言ってきた、そうか!そのキラキラはそれが原因か、確かにロミネをよく見ると美しく見えるな、まあファミーリアには劣るが、ロミネでこれほどなのだ妻はどう変わるのだろうか、ドキドキするな。
そう思っていると扉が開きファミーリアが出てきた。
「ファ、ファミーリア!?」
「あなたお帰りなさい・・・どうかしら?」
私は美しさのあまり止まってしまっていた。
「ああ、美しいぞ、今までもそうだったが更に磨きが掛かったな」
「嬉しいわあなた、ふふふこれで次のお茶会は行って来るわ」
「ああ、ケイナも喜ぶだろう」
私たちは庭に行きお茶をして、ガランネたちが準備ができ次第出発することを告げた。
「あなた気を付けてね」
「お父様、どうかご無事で帰ってきてくださいね」
私は二人を抱きしめた、ああ幸せだな。
「私は平気さ、ガランネもいるし、ラクロナイトもついてくれる、おまえたちの方が心配なくらいだぞ」
マコッチがここを守護してくれるが近くにはいない、もしもと言う事があるかもしれんのだ。
「まぁあなたったら、でもこっちも心配ないわ、ねぇケイナ」
「そうですわお父様、セントバやウサミがいますもの、私たちには女神様がついていますわ」
北と西の戦力を抑えるために、すでにマコッチは道を作っていて、いつでも領主のいる街を攻撃できるようになっている。
もちろんこっちからは手を出さんつもりだ、向こうが何もしてこなかったらな。
それとこの街にはマコッチのゴーレムが石像として設置されている、まあセントバたちがいて密偵等を捕まえてもくれているのだ、とても頼もしい事だな。
「アレン準備が出来たぞ」
「アレン殿お待たせでござる」
ガランネとラクロナイトが屋敷に来たので、私は二人を離して頬っぺにキスをした。
「では行ってくるケイナ、ファミーリア」
「行ってらっしゃいあなた」
「お気をつけて」
私たちは南にある王都に向けて出発した、王都まで馬車で10日の旅だ。
「行くぞラクロナイトだりゃー!」
「何のでござるよガランネ殿」
この二人のせいだ!?
「お前ら少しは加減をしろ!地面が陥没して他の者が使えなくなるだろうが」
二人が手合わせをした後は地面が凹みぼこぼこになる。
「アレン、それがな平気なんだよ、なラクロナイト」
「そうでござる、主君が送ってきてくれたこの、土のクリスタルで元に戻るでござるよ」
ラクロナイトが尖った手のひらサイズの結晶を地面に刺すと、土が盛り上がり元に戻って行った。
「おお!?」
「な、すごいだろ、これで武技も使い放題だ」
「そうでござる、ではガランネ殿やるでござる」
私が驚いていると二人がまた戦いを始めようとしている、元に戻るのは解ったが予定があるのだ。
「二人とも今日はそれまでだ、王都に行く事が決まった、準備してくれ」
「お!ようやくか、アレンにしては長くかかったな」
「そうなのでござるか?」
確かに私にしては掛かった方だな、マコッチからの商品が多かったのもあるが、探りを入れてくる者が多すぎてさばくのに時間が掛かったんだ。
「ああ、こいつは仕事ができるすごいやつなんだぞ、あたしより弱いけどな」
「お前が強すぎるだけだ!いいから準備しろ」
一言多いガランネに言って、俺は訓練場を出て馬車に乗り屋敷に向かった。
私は忙しいのだよ、愛しい家族に出発の挨拶をせんといかんのだ。
「今帰ったセセブ、ファミーリアたちはセントバの所から帰ってきたか?」
「はい先ほど戻られました、何でもすごい物を貰ったと喜んでおりましたよ」
新しい商品を送ったとマコッチが言っていたからな。
「そうか、それは楽しみだな」
私は早速ファミーリアの部屋に向かった。
「ロミネ、ファミーリアは中か?」
メイドのロミネが部屋の前に立っていた、何故か顔がキラキラしているが、なぜだ?
「はい旦那様、今マーコト商会から譲っていただいた商品をお使いになっております」
「そうかどんな物なのだ?」
「今回の商品は化粧品だそうです」
ロミネが顔を触りながら言ってきた、そうか!そのキラキラはそれが原因か、確かにロミネをよく見ると美しく見えるな、まあファミーリアには劣るが、ロミネでこれほどなのだ妻はどう変わるのだろうか、ドキドキするな。
そう思っていると扉が開きファミーリアが出てきた。
「ファ、ファミーリア!?」
「あなたお帰りなさい・・・どうかしら?」
私は美しさのあまり止まってしまっていた。
「ああ、美しいぞ、今までもそうだったが更に磨きが掛かったな」
「嬉しいわあなた、ふふふこれで次のお茶会は行って来るわ」
「ああ、ケイナも喜ぶだろう」
私たちは庭に行きお茶をして、ガランネたちが準備ができ次第出発することを告げた。
「あなた気を付けてね」
「お父様、どうかご無事で帰ってきてくださいね」
私は二人を抱きしめた、ああ幸せだな。
「私は平気さ、ガランネもいるし、ラクロナイトもついてくれる、おまえたちの方が心配なくらいだぞ」
マコッチがここを守護してくれるが近くにはいない、もしもと言う事があるかもしれんのだ。
「まぁあなたったら、でもこっちも心配ないわ、ねぇケイナ」
「そうですわお父様、セントバやウサミがいますもの、私たちには女神様がついていますわ」
北と西の戦力を抑えるために、すでにマコッチは道を作っていて、いつでも領主のいる街を攻撃できるようになっている。
もちろんこっちからは手を出さんつもりだ、向こうが何もしてこなかったらな。
それとこの街にはマコッチのゴーレムが石像として設置されている、まあセントバたちがいて密偵等を捕まえてもくれているのだ、とても頼もしい事だな。
「アレン準備が出来たぞ」
「アレン殿お待たせでござる」
ガランネとラクロナイトが屋敷に来たので、私は二人を離して頬っぺにキスをした。
「では行ってくるケイナ、ファミーリア」
「行ってらっしゃいあなた」
「お気をつけて」
私たちは南にある王都に向けて出発した、王都まで馬車で10日の旅だ。
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