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6章不穏
閑話 シオンちゃん工房
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「どうでしょうか?シオン様」
「うーん、出来ると思うけど、ちょっとやってみるね」
どうもシオンです、僕は今マコッチさんの使いのメイドさんに武器の製作注文を受け、試行錯誤をして拳銃を作っています。
「出来ました、試してみてください」
「では拝見します」
バン!
遠くにあった的に見事に当たりました、でも弾丸ではないんです、魔法の矢なんですよ。
マコッチさんの要望で魔法が出る魔法銃を作りました。
「素晴らしいです!」
「あ、ありがとうございます」
「ではこれを」
「え!?」
僕はメイドさんから紙の束を受け取りました、中身は色々な魔法銃の詳細だったよ、こんなに使うんですかマコッチさん。
「納期はありませんので、1丁ずつ出来るだけでいいそうですよ、ではよろしくお願いします」
「わ、分かりました頑張ります」
僕はメイドさんを転移で入り口に移動させました。
「マコッチさんっていったい何者なのかな」
『いいじゃんこれを作れば報酬にDPをくれるって言ってるんだしさ』
ウラヌスが言ってきました、そうなんだけど気になるでしょ。
「でもDPを他のマスターに渡すことって出来るんだね、知らなかったよ」
『ん!シオンは出来ないよ、スキルを持ってないからね』
「ああそうか!?他の人は持ってるスキルが違うんだね」
だからマコッチさんは僕に銃を作ってもらってるんだね、なるほど。
『でも変わった武器を欲しがるよね』
「そうでもないよ、僕たちの世界ではこれは良く使われてるんだ」
まぁ魔法の矢とかは出ませんけどね。
『ふぅ~ん、でも作れるのシオン』
「う~んさっきのは出来たけど、こっちの方はどうだろう、形は絵で分かるけど・・・ってこれ写真?」
僕は紙をめくって気づきました、銃の絵が写真だったんです。
確かに商品欄には向こうの物もあります、でもこの紙は本とかを切った物ではないんです。
「これもマコッチさんが作ったのかな?」
『どうかな?でもいいじゃん分かり易くて』
「うぅ謎の多い人だなぁ」
そう思いながら作り始めたよ、武器製作のスキルを使えば結構簡単に出来たからいっぱい作っちゃった。
そして数日後に通信を掛けたんだ。
『シオンちゃん早かったね、もう出来たの?』
『はい、スキルのおかげで直ぐに出来ました』
『そうなのね、じゃあ先に報酬を払おうか?』
マコッチさんがステータス画面を開いてDPを払おうとしています。
『ちょっと待ってくださいマコッチさん』
僕は直ぐに止めました、何故マコッチさんの行動を見れるのかと言うとね、モンスターに偵察用のがいたからなんだ、マコッチさんのように鳥じゃなくて、羽の生えた目玉だったよ。
でもねマコッチさんの鳥みたいに使えなかったんだ、壁を通り抜けないんだよ。
だからマコッチさんに通信で連絡してマスタールームに転移してもらったんだ。
それからはそのモンスターを別の部屋にマコッチさんが居させてくれてるんだよ、そうすればその目玉が部屋を移動した時、僕が通信したいってわかるからね。
『ん?どうしたのシオンちゃん』
『あのですね、出来ましたら報酬は他の物でお願いしたいなぁーと』
『と言うとアイテム?・・・でも商品欄は同じよね』
マコッチさんが商品欄の画面を見ながら言っているね、確かに商品は僕たちは共通みたいで違う物はないんだよね。
まぁ他のダンジョンマスターは何か作っているかも知れないから、別かもだけどさ。
『はい、ですのでマコッチさんの時間をいただきたいんです』
『私の時間?』
『はい!僕とスポーツをして下さいマコッチさん』
僕は今マスタールームでチームを作って試合形式で遊んでいる時があるんだ。
でも最近マンネリっていうか、同じような戦いになっちゃって面白くないんだよ。
マコッチさんがどんな作戦を立ててくるか見てみたいんだ。
『なるほどね、わかったわやりましょ』
『ほんとですか!?やったー!』
マコッチさんは忙しそうだから断られると思っていたけど、嬉しいなぁ。
『じゃあ次からは敬語は無しよ、シオン』
『え!?』
『なに驚いてるのよ、友達だったら当然でしょ、負けないわよー』
マコッチさんと友達・・・なんだか嬉しい。
『うん僕も負けないよ』
僕たちは楽しく話ながら種目を決めたよ、マコッチさんはゲームが得意みたいだから一体どんな作戦を使って来るかな、とても楽しみだよ。
「うーん、出来ると思うけど、ちょっとやってみるね」
どうもシオンです、僕は今マコッチさんの使いのメイドさんに武器の製作注文を受け、試行錯誤をして拳銃を作っています。
「出来ました、試してみてください」
「では拝見します」
バン!
遠くにあった的に見事に当たりました、でも弾丸ではないんです、魔法の矢なんですよ。
マコッチさんの要望で魔法が出る魔法銃を作りました。
「素晴らしいです!」
「あ、ありがとうございます」
「ではこれを」
「え!?」
僕はメイドさんから紙の束を受け取りました、中身は色々な魔法銃の詳細だったよ、こんなに使うんですかマコッチさん。
「納期はありませんので、1丁ずつ出来るだけでいいそうですよ、ではよろしくお願いします」
「わ、分かりました頑張ります」
僕はメイドさんを転移で入り口に移動させました。
「マコッチさんっていったい何者なのかな」
『いいじゃんこれを作れば報酬にDPをくれるって言ってるんだしさ』
ウラヌスが言ってきました、そうなんだけど気になるでしょ。
「でもDPを他のマスターに渡すことって出来るんだね、知らなかったよ」
『ん!シオンは出来ないよ、スキルを持ってないからね』
「ああそうか!?他の人は持ってるスキルが違うんだね」
だからマコッチさんは僕に銃を作ってもらってるんだね、なるほど。
『でも変わった武器を欲しがるよね』
「そうでもないよ、僕たちの世界ではこれは良く使われてるんだ」
まぁ魔法の矢とかは出ませんけどね。
『ふぅ~ん、でも作れるのシオン』
「う~んさっきのは出来たけど、こっちの方はどうだろう、形は絵で分かるけど・・・ってこれ写真?」
僕は紙をめくって気づきました、銃の絵が写真だったんです。
確かに商品欄には向こうの物もあります、でもこの紙は本とかを切った物ではないんです。
「これもマコッチさんが作ったのかな?」
『どうかな?でもいいじゃん分かり易くて』
「うぅ謎の多い人だなぁ」
そう思いながら作り始めたよ、武器製作のスキルを使えば結構簡単に出来たからいっぱい作っちゃった。
そして数日後に通信を掛けたんだ。
『シオンちゃん早かったね、もう出来たの?』
『はい、スキルのおかげで直ぐに出来ました』
『そうなのね、じゃあ先に報酬を払おうか?』
マコッチさんがステータス画面を開いてDPを払おうとしています。
『ちょっと待ってくださいマコッチさん』
僕は直ぐに止めました、何故マコッチさんの行動を見れるのかと言うとね、モンスターに偵察用のがいたからなんだ、マコッチさんのように鳥じゃなくて、羽の生えた目玉だったよ。
でもねマコッチさんの鳥みたいに使えなかったんだ、壁を通り抜けないんだよ。
だからマコッチさんに通信で連絡してマスタールームに転移してもらったんだ。
それからはそのモンスターを別の部屋にマコッチさんが居させてくれてるんだよ、そうすればその目玉が部屋を移動した時、僕が通信したいってわかるからね。
『ん?どうしたのシオンちゃん』
『あのですね、出来ましたら報酬は他の物でお願いしたいなぁーと』
『と言うとアイテム?・・・でも商品欄は同じよね』
マコッチさんが商品欄の画面を見ながら言っているね、確かに商品は僕たちは共通みたいで違う物はないんだよね。
まぁ他のダンジョンマスターは何か作っているかも知れないから、別かもだけどさ。
『はい、ですのでマコッチさんの時間をいただきたいんです』
『私の時間?』
『はい!僕とスポーツをして下さいマコッチさん』
僕は今マスタールームでチームを作って試合形式で遊んでいる時があるんだ。
でも最近マンネリっていうか、同じような戦いになっちゃって面白くないんだよ。
マコッチさんがどんな作戦を立ててくるか見てみたいんだ。
『なるほどね、わかったわやりましょ』
『ほんとですか!?やったー!』
マコッチさんは忙しそうだから断られると思っていたけど、嬉しいなぁ。
『じゃあ次からは敬語は無しよ、シオン』
『え!?』
『なに驚いてるのよ、友達だったら当然でしょ、負けないわよー』
マコッチさんと友達・・・なんだか嬉しい。
『うん僕も負けないよ』
僕たちは楽しく話ながら種目を決めたよ、マコッチさんはゲームが得意みたいだから一体どんな作戦を使って来るかな、とても楽しみだよ。
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