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恋した君と愛する君

★☆目の前のレットはマーガレットではない

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マーガレットを湯につけて身体を清めると、バスタオルに包みサイラスは大事そうに抱えると寝台へと戻った。マーガレットを寝台に下ろすと、サイラスは寝台から離れて行く。戻ってきたサイラスの手には、丸みをおびた棒状のものがあった。雄々しい男性器を模した張り型であった。


「マーガレット、誰かに勝手にここを使われないように、蓋をしておこうね」


サイラスは、張型をマーガレットの蜜壺に押し当てると、グイグイとなかへと押し込んだ。


「あぅぅぅっ・・・」

「奥まで入ったね」


サイラスはぐりぐりと奥に押し当て反応を楽しんでいる。


「あっ、あぅ・・・あんっ、んんっっ!!」

「マーガレット、妬けちゃうな・・・そんなにこれがいいのかい?そうか、僕のじゃなくて、これが、そんなにいいのかっ!!!」


その瞬間、サイラスは一気に奥を突き上げるように力一杯張型をマーガレットに押し込んだ。


「あぐぅぅぅっっ・・・」

「そんなにいいなら、そのままいればいい。一晩中感じてね」

「だ、だんなさまぁぁ・・・」

「ふっ、おやすみ、僕のマーガレット」

「・・・おやすみ・・・なさいませ」


サイラスは、逃がさないとばかりにきつくマーガレットを抱きしめ寝台に横になった。張型はサイラスの手によってなかへの抽挿を続けられ、マーガレットは何度も絶頂させられ、ついに意識を手放した。


「気を失ったか・・・マーガレット・・・マーガレットでは・・・ない・・・レット・・・すまない・・・」


サイラスの声はマーガレットには届かなかった。


翌朝、目が覚めると、マーガレットは昨日とは違う部屋の寝台に寝かされている事に気付いた。


「んっ・・・」

「レット、目が覚めたか?」


不意に声をかけたサイラスからの呼び名が、マーガレットからレットに戻っている事に気付く。


「旦那様・・・おはようございます」

「あぁ、おはよう・・・身体は辛くはないか?」

「えっ・・・あっ・・・」

「起き上がれないのだな?」


サイラスは言うが早いか、寝台に歩み寄ると、マーガレットを抱きかかえた。


「だ、旦那様!?」

「大人しくしていろ」

「は、はい・・・」


サイラスはマーガレットを抱きかかえたまま、窓際のテーブルセットに腰を下ろす。


「旦那様・・・一人で座れますが・・・」

「いい、このままでいい」

「は、はい・・・」


メイド達が目の前のテーブルに手際よく朝食を準備していく。サイラスは二階を片付けておけとだけ伝え、メイド達をさがらせた。


「さぁ、食べるんだ」

「・・・えっと・・・自分で食べれますが・・・」

「昨日は無理をさせたんだ。食べさせてやる」

「は、はい・・・」

「ほらっ、口を開けろ」

「えっ・・・あ、はい、あーん」


サイラスは、淡々と受け答えしながらも、マーガレットの世話を焼き続けた。身体を抑えていただけの手は、いつのまにかマーガレットの腰をしっかりと抱きしめていた。




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次回

レットは少し気分がすぐれないようだ



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