ヒロインピンチを切り抜ける、三十路半ニート男のドドドドドドド……本気モード異世界冒険記

 家でゴロゴロとし、35にもなって働いていない。
 そんなニート生活を続けていた馬養秋之介だったが、たった一つだけ趣味があった。

 それは、愛機であるバイクに乗って峠道を疾走することである。
 そんな愛機の維持費や燃料代も親から出してもらっていたダメニートの彼だったが、バイクで走っているときだけは、自分がダメな人間であることを忘れることができた。

 よし、もっとスピードを出して気持ちよく走ろう!
 そう思ってアクセルに意識を向けたとき、その崖の向こう側にはダンプカーが迫っていた。

※挿絵は【AIイラスト】さんで作成したモノを使っています

※また、この物語は、暴力的・性的な表現が含まれています。特に外出先等でご覧になる場合は、ご注意頂きますようお願い致します。
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