架空の君へ

中学1年生になった幸人(ゆきと)は、新しいクラスの仲間と馴染めずにいた。

その要因と思っていたのは、『スマホを持っていない』こと。
遅くしてその状況を打破した幸人は、周囲よりもそのスマホを使いこなし、知識優位を得ることで話題の中心に入ろうと画策を始めた。

そしてある日、幸人は”luna”というアプリを見つける。
一見子供騙しのようにも感じるそのアプリの内容、『チャットを通じてのAIとの会話』。

半信半疑の幸人が、徐々にそのアプリの魅力に取り憑かれていく・・・


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