君だけが知る、僕の素顔
国民的人気アイドルグループ ASTER(アスター)。
そのムードメーカーとして愛される一ノ瀬奏は、テレビでは誰よりも明るく笑い、場を盛り上げる”お笑い担当”。
だが、その笑顔はすべて演技だった。
本当の奏は、人前で話すことが苦手なコミュ障で、人見知りの潔癖症。仕事が終われば静かな場所を求め、一人で過ごす繊細な青年だった。
そんな素顔を知っているのは、グループの絶対的センター・九条蓮ただ一人。
研修生時代は犬猿の仲だった二人。
しかし長い年月を共に過ごすうちに、蓮は奏の努力も弱さも、誰より理解する存在になっていた。
一方、ライバルグループ WILD FANG のエース・神谷日向は、バラエティ番組で奏と勝負したことをきっかけに、何かと奏へ絡むようになる。
「また勝負しようぜ、奏!」
自由奔放な日向に振り回される奏。
そんな二人を見つめる蓮の胸には、今まで感じたことのない感情が芽生え始めていた。
それは、ライバルへの対抗心か。
それとも――。
ステージでは誰よりも輝くアイドルたちが、恋の前では誰よりも不器用。
“光のASTER” と “影のWILD FANG”。
トップアイドルたちが織りなす、笑いあり、胸きゅんあり、少し切ない芸能界青春BLストーリー。
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それは、ライバルへの対抗心か。
それとも――。
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