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思い立つまで
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「変わった奴とは昔から思ってたが、まさかお前が勇者に選ばれるとわな。」
「いやぁ、ルーナが勇者とは世も末…とか思ってないぜ!!誇りに思うぜ」
「俺はお前が特別な人間だと思ってたぜ!…多分!!!」
「でも、俺達の知り合いから勇者様が現れるなんてな」
「取りあえず!俺たちの勇者に!ルーナに乾杯!!!」
私が勇者に選ばれてから、かれこれ数時間が経った。街中、国中へとまたたくまにその噂は広まり、いまではすっかり私、ことルーナ・アゲットは国を救う勇者様として有名人。勿論その事は、私が住む近所の人達にも知れ渡り、軽くお祭り騒ぎなんだが(あと、お前ら私のこと馬鹿にしすぎだ!!)はっきり言って私にとってはそれどころではない。
目の前の現実、いずれ訪れる可能性、死をどうにか回避しなくてはいけない。そのことで、頭がいっぱいなのである。
数百年に一度、訪れる厄災(具体的には天変地異、疫病、精霊や魔法動物の凶暴化………etc)。その厄災から逃れるためには、願いを叶える3つの宝玉を探さなくてはならない。宝玉は聖剣によって選ばれた勇者のみが見つける事ができる。
これは、我が国に古くから伝わる伝説であり、歴史。実際に過去何人もの勇者が聖剣によって選ばれ、そして国を厄災から救ってきた。逆に救えなかった場合の歴史も生々しく書かれており、その場合、国の半数以上が厄災によって滅びたらしい。
乙女ゲームでは、この厄災から国を救う勇者として、旅に出て、旅の仲間と恋に落ちると言った王道的な内容で物語が進展するのだが……その物語の進展の仕方に問題がある。何度も言うようだが、このゲーム、いささかバッドエンドが多すぎる。まず、下手をしたら死ぬ。うまく進んでも、攻略キャラの好感度が低かったり、選択肢を間違えると死ぬ。単体で死ぬ。仲間の裏切りで死ぬ。パーティー全員で死ぬ。敵味方関係なく死ぬ。国を巻き込んで死ぬ。世界を巻き込んで死ぬ。とバッドエンドの中でも、特に死ぬエンドが多いのだ。
仮に、世界を救うために順調に物語を薦めることができても、攻略キャラの好感度が上げる事ができないであろう私は、各キャラクターの分岐ルートに入る時点で死亡が決定している(ルートに入ることができないと、世界崩壊エンドという悲しい結末になるのだ。ようは愛が世界を救う的な話で展開するゲームなんだ。)。
死にたくないが、現時点では、死ぬ未来しか見えない。何とか取り繕って、好感度を上げても絶対にどこかで失敗する自信しかない。それに前世の記憶もどこまで役に立つかわからない。途中まで上手くいったとしても、最後には失敗して死ぬ、殺されると言うオチが待っている気がしてならない。
絶望しかない未来。もう死にたい……あ、いや、死ぬんだった。
「相変わらず、馬鹿面だよね、ルーナ。お前なんかに勇者が務まるのかよ」
急に後ろから肩をポンっと叩かれる。ふと、後ろを振り向けばそこには、懐かしの幼馴染兼、攻略キャラのアネル・マルガースがいた。
「アネル……なんでここに。もしかして、騎士の仕事クビになったとか」
「はぁぁぁ!?違うし!馬鹿な事言わないでよね!!ばか、まぬけ、変人ルーナ!!」
性格は見ての通り。幼馴染、ツンデレ属性の攻略キャラ。外見は、銀髪に、紫色の瞳、ここら辺では、ここらで育った同世代でも飛び抜けて"かっこいい"と言える容姿である。
あぁ、補足情報としては付け加えるならば、ファンの間ではフラグ建築士として有名なキャラという事。と言うのも彼のバッドエンドルートは死亡フラグそのものだから。
あるときは
「この旅が終わったら、僕と一緒に暮らそうよ」
と言って死に。ある時は
「あいつを倒したら、お前に言う事があるんだ。ずっと昔から言いたかった事が」
といい死ぬ。敵を侮って死に、なんか色々あって死ぬ。
あまりにも死亡フラグを建築しまくっているため、某サイトでフラグとアネルをくっつけてフラネルと呼ばれていた称号を持つ男。そして、死ぬルートが3番目に多い男、それがアネル・マルガースである。ちなみに死亡ルートランキング堂々一位は私である。ヤッタネ(泣)
「本当、ムカつく。せっかく僕が会いに来てやったて言うのにそういう態度とかあり得ないんだけど。だいたい、ルーナは昔から………」
因みに、そんなアネルと会うのは半年振り。奴は現在城勤めの騎士として働いているため、中々帰ってこないのだ。
「て言うか、聞いてるの?ルーナ」
「聞いてる、聞いてる。……それで、アネル何の用?わざわざ嫌味を言う為にここに来たわけじゃないよね」
「本当、ムカつく。………あぁ、そうだよ、ルーナに嫌味を言う為に来るほど僕は暇人じゃないからね。今日はルーナに、いや……勇者殿に伝言を伝えにきたんだよ」
「……伝言?」
あぁ、旅の出発とかどうするかについたの伝言か………
「旅の出発は、4日後。でも、その準備があるから、明日には城に上がれるよう準備しとくようにだって、午後には城から迎えが来るから」
「4日後……また急だね」
「確かに急かもしれないけど、仕方ないじゃん。こうしてうだうだしている間にもこの国に厄災が近づいてるんだしさ。」
確かにこうしている間にも、日に日に厄災が近づいている。実際に厄災が起きる前兆も各地で起きていると噂が流れていたりする。国としては、その脅威を一刻も早く逃れたいのだろう。
……私にとっては、死が近づいているとしか言いようがないけれど。
あと、気持ちを整理する時間とか、逃亡するための時間とか欲しいけど。まぁ、それは無理……な話。
「…………ところでさ、ルーナ。疑問に思わないわけ?なんで僕がここにいるか」
「は?さっき言ってたじゃん。伝言を伝えにきたって」
なにを言っているんだ、こいつは……
「……バッカじゃない!?そうじゃなくて、何で僕が伝言役を頼まれたかって話しだよ!文脈から読み取れよ!!そんなのもわからないとか、本当にバッカじゃない!?ばかばかばか」
そうバカバカ連呼しなくても…と思うがアネルは元々こういう性格だった。
というか、アネルが伝言を頼まれた理由なんて、こいつが幼馴染で、攻略キャラで、旅する仲間だからに決まって…………あぁ、そっか、その情報は本来ならまだ私が知る由もない事で、本来ならここで疑問に思う訳なのか。思い返せばゲームで
「何で、アネルがその伝言を?」
何て聞く選択肢があったような気もしなくもない。……………早速間違えてるよ、私。死が近づいているよ、私
「ムカつく、本当ムカつく!」
「はい、はい。ムカついてごめんね。それで、何でアネルがその伝言を頼まれたの?」
すでに、遅い気もするが取りあえず聞いておこう。
「……もういい。明日になればわかるし、言わない。じゃあね、ばかルーナ。せいぜい家での最後の夜を楽しんでね」
ばーかっと言い残すとアネルはそのまま走ってその場をあとにした。察するにものすごく怒っていた。好感度はただ下がりだろう。いや、そもそも彼奴は私に好感なんか持ってないか。ゲームでは時々デレてものすごくきゃわいいのだが、生まれてこのかた奴が私にデレた試しがない。私の両親にすら時たまデレると言うのに私にデレないというのは、彼に好かれていないと言うことだろう。幼馴染みとの恋愛って太古の昔からの王道なのに、そもそもそれが成り立つ状況じゃないってどういうことなのだろうか。…やっぱりヒロインになりきれない私のせいなのだろうか。結局、このままヒロインではない私は死ぬのかな。あー、死にたくない
「いやぁ、ルーナが勇者とは世も末…とか思ってないぜ!!誇りに思うぜ」
「俺はお前が特別な人間だと思ってたぜ!…多分!!!」
「でも、俺達の知り合いから勇者様が現れるなんてな」
「取りあえず!俺たちの勇者に!ルーナに乾杯!!!」
私が勇者に選ばれてから、かれこれ数時間が経った。街中、国中へとまたたくまにその噂は広まり、いまではすっかり私、ことルーナ・アゲットは国を救う勇者様として有名人。勿論その事は、私が住む近所の人達にも知れ渡り、軽くお祭り騒ぎなんだが(あと、お前ら私のこと馬鹿にしすぎだ!!)はっきり言って私にとってはそれどころではない。
目の前の現実、いずれ訪れる可能性、死をどうにか回避しなくてはいけない。そのことで、頭がいっぱいなのである。
数百年に一度、訪れる厄災(具体的には天変地異、疫病、精霊や魔法動物の凶暴化………etc)。その厄災から逃れるためには、願いを叶える3つの宝玉を探さなくてはならない。宝玉は聖剣によって選ばれた勇者のみが見つける事ができる。
これは、我が国に古くから伝わる伝説であり、歴史。実際に過去何人もの勇者が聖剣によって選ばれ、そして国を厄災から救ってきた。逆に救えなかった場合の歴史も生々しく書かれており、その場合、国の半数以上が厄災によって滅びたらしい。
乙女ゲームでは、この厄災から国を救う勇者として、旅に出て、旅の仲間と恋に落ちると言った王道的な内容で物語が進展するのだが……その物語の進展の仕方に問題がある。何度も言うようだが、このゲーム、いささかバッドエンドが多すぎる。まず、下手をしたら死ぬ。うまく進んでも、攻略キャラの好感度が低かったり、選択肢を間違えると死ぬ。単体で死ぬ。仲間の裏切りで死ぬ。パーティー全員で死ぬ。敵味方関係なく死ぬ。国を巻き込んで死ぬ。世界を巻き込んで死ぬ。とバッドエンドの中でも、特に死ぬエンドが多いのだ。
仮に、世界を救うために順調に物語を薦めることができても、攻略キャラの好感度が上げる事ができないであろう私は、各キャラクターの分岐ルートに入る時点で死亡が決定している(ルートに入ることができないと、世界崩壊エンドという悲しい結末になるのだ。ようは愛が世界を救う的な話で展開するゲームなんだ。)。
死にたくないが、現時点では、死ぬ未来しか見えない。何とか取り繕って、好感度を上げても絶対にどこかで失敗する自信しかない。それに前世の記憶もどこまで役に立つかわからない。途中まで上手くいったとしても、最後には失敗して死ぬ、殺されると言うオチが待っている気がしてならない。
絶望しかない未来。もう死にたい……あ、いや、死ぬんだった。
「相変わらず、馬鹿面だよね、ルーナ。お前なんかに勇者が務まるのかよ」
急に後ろから肩をポンっと叩かれる。ふと、後ろを振り向けばそこには、懐かしの幼馴染兼、攻略キャラのアネル・マルガースがいた。
「アネル……なんでここに。もしかして、騎士の仕事クビになったとか」
「はぁぁぁ!?違うし!馬鹿な事言わないでよね!!ばか、まぬけ、変人ルーナ!!」
性格は見ての通り。幼馴染、ツンデレ属性の攻略キャラ。外見は、銀髪に、紫色の瞳、ここら辺では、ここらで育った同世代でも飛び抜けて"かっこいい"と言える容姿である。
あぁ、補足情報としては付け加えるならば、ファンの間ではフラグ建築士として有名なキャラという事。と言うのも彼のバッドエンドルートは死亡フラグそのものだから。
あるときは
「この旅が終わったら、僕と一緒に暮らそうよ」
と言って死に。ある時は
「あいつを倒したら、お前に言う事があるんだ。ずっと昔から言いたかった事が」
といい死ぬ。敵を侮って死に、なんか色々あって死ぬ。
あまりにも死亡フラグを建築しまくっているため、某サイトでフラグとアネルをくっつけてフラネルと呼ばれていた称号を持つ男。そして、死ぬルートが3番目に多い男、それがアネル・マルガースである。ちなみに死亡ルートランキング堂々一位は私である。ヤッタネ(泣)
「本当、ムカつく。せっかく僕が会いに来てやったて言うのにそういう態度とかあり得ないんだけど。だいたい、ルーナは昔から………」
因みに、そんなアネルと会うのは半年振り。奴は現在城勤めの騎士として働いているため、中々帰ってこないのだ。
「て言うか、聞いてるの?ルーナ」
「聞いてる、聞いてる。……それで、アネル何の用?わざわざ嫌味を言う為にここに来たわけじゃないよね」
「本当、ムカつく。………あぁ、そうだよ、ルーナに嫌味を言う為に来るほど僕は暇人じゃないからね。今日はルーナに、いや……勇者殿に伝言を伝えにきたんだよ」
「……伝言?」
あぁ、旅の出発とかどうするかについたの伝言か………
「旅の出発は、4日後。でも、その準備があるから、明日には城に上がれるよう準備しとくようにだって、午後には城から迎えが来るから」
「4日後……また急だね」
「確かに急かもしれないけど、仕方ないじゃん。こうしてうだうだしている間にもこの国に厄災が近づいてるんだしさ。」
確かにこうしている間にも、日に日に厄災が近づいている。実際に厄災が起きる前兆も各地で起きていると噂が流れていたりする。国としては、その脅威を一刻も早く逃れたいのだろう。
……私にとっては、死が近づいているとしか言いようがないけれど。
あと、気持ちを整理する時間とか、逃亡するための時間とか欲しいけど。まぁ、それは無理……な話。
「…………ところでさ、ルーナ。疑問に思わないわけ?なんで僕がここにいるか」
「は?さっき言ってたじゃん。伝言を伝えにきたって」
なにを言っているんだ、こいつは……
「……バッカじゃない!?そうじゃなくて、何で僕が伝言役を頼まれたかって話しだよ!文脈から読み取れよ!!そんなのもわからないとか、本当にバッカじゃない!?ばかばかばか」
そうバカバカ連呼しなくても…と思うがアネルは元々こういう性格だった。
というか、アネルが伝言を頼まれた理由なんて、こいつが幼馴染で、攻略キャラで、旅する仲間だからに決まって…………あぁ、そっか、その情報は本来ならまだ私が知る由もない事で、本来ならここで疑問に思う訳なのか。思い返せばゲームで
「何で、アネルがその伝言を?」
何て聞く選択肢があったような気もしなくもない。……………早速間違えてるよ、私。死が近づいているよ、私
「ムカつく、本当ムカつく!」
「はい、はい。ムカついてごめんね。それで、何でアネルがその伝言を頼まれたの?」
すでに、遅い気もするが取りあえず聞いておこう。
「……もういい。明日になればわかるし、言わない。じゃあね、ばかルーナ。せいぜい家での最後の夜を楽しんでね」
ばーかっと言い残すとアネルはそのまま走ってその場をあとにした。察するにものすごく怒っていた。好感度はただ下がりだろう。いや、そもそも彼奴は私に好感なんか持ってないか。ゲームでは時々デレてものすごくきゃわいいのだが、生まれてこのかた奴が私にデレた試しがない。私の両親にすら時たまデレると言うのに私にデレないというのは、彼に好かれていないと言うことだろう。幼馴染みとの恋愛って太古の昔からの王道なのに、そもそもそれが成り立つ状況じゃないってどういうことなのだろうか。…やっぱりヒロインになりきれない私のせいなのだろうか。結局、このままヒロインではない私は死ぬのかな。あー、死にたくない
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