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1つ目の宝玉と
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身体全身に激痛が走る。昔、「痛いのは生きてる証拠なのよ。」と母さんが怪我した私を慰めてくれた事があるが、それはそれこれはこれだ。こんな激痛を味わうなら、もう少し寝ていたかった。
にしても、ここはどこだろうか。私達は確か、村に向かっている途中だった。しかも、ドゥム達と戦ったあの場所の近くには集落らしいものは何もなかったのに、なぜこうして屋内のベッドの上にいるのだろうか。
「やっと目が覚めた?勇者ちゃん、心配したんだよ?」
ひょっこりと私の顔を上から覗き込むのは、変態神官のルイ。……まさか目覚めて一番初めに目にする人物がお前とは思いもしなかったよ。流れ的に殿下かと思ったよ。もしくは、わがままを言うのなら我が癒やしであるセシルちゃんが良かった。
うぅ、それにしても身体が痛むよ
「あぁ、身体が痛むのかい?ちょっと待っててね。」
そう言って、ルイが呪文を唱えれば、若干痛みが治まった。さらっと上級魔法を使うあたりは、流石は神殿の神官様である。
「ありがとうございます。」
そう言って、体を起こす。魔法のおかげで、痛みはないがなんとなく身体が重い。
「にしても、本当に大丈夫?俺も含めて、皆んなすごく心配したんだよ? 死んでしまったんじゃないかって、思うくらい勇者ちゃん生気を感じなかったし、怪我の具合も悪かったからね。あぁ、怪我の方は一応、俺とセーちゃんでやれるだけの処置はしておいたから。」
ふと、自分の体を見れば、湿布や包帯がぐるぐると巻かれていた。全身傷だらけ。しかも、馬車から落ちたさいの打撲の跡は中々青々しかった。振り返ってみれば、結構派手にやらかしてしまったなぁと思う。
「なんというか、すみませんでした。自分1人で行動して、こんな怪我してしまって……….」
「別に、謝る必要なんてないよ。それに、勇者ちゃんがあの時命を張って動いてくれたから、あの場をなんとかできたんだ。………でもね、女の子なんだから、あんな風に無理する必要はないよ。」
ふと、ルイが私の方に手を伸ばす。
「俺とセーちゃんで、回復魔法をかけて、なんとか傷口を塞いだからあと1週間もすれば、元の状態までに回復すると思うよ。……でも、傷は、残っちゃうかも。ごめんね。女の子なのに」
ルイの手が、包帯の巻かれた右肩を軽く触れる。悲しみを秘め、私の右肩を見つめるその表情は、なんとも色っぽく艶やかだ。加えて、かすかに触れる指先という、相手が嫌がらない程度のナチュラルにボディタッチ。流石、聖職者ならぬ、性職者。女の扱いに長けているというか、慣れている。
「って!何その顔。」
「いや、流石神官殿。手馴れてるなと思いまして」
きっとこうして、何人もの女の子達を落としてきたのだろう。
「全く酷いなぁ。確かに?少しは?下心を込めて?接していたよ?この前、勇者ちゃんには俺のプライドをギッタンギッタンにされたから、今度こそ惚れてもらおっかなぁーって思ったよ?でも、その反応はないよ。そこは、俺に惚れるところでしょ~。」
いや、それって下心満載ですよね。少しじゃないよね?
まぁ、その表情に少しドキッと仕掛けたけれどさぁ。でも、そんなあからさまなのには、流石に引っかからない。
「………まぁ、冗談はここまでにして、本当に心配してたんだよ?なかなか目覚めなかったからさ。治療する為に、急いで目的地のここまで、きたんだからね。」
と言うことはここは目的地のジュルーム村なのか?
確かあの場所からこの村まではあと数時間の距離だったはず。プラスここでの処置と長く寝ていたって事を考えると、半日近くこうしていたことになるのだろうか。
「それは、そのご迷惑をおかけしました。ありがとうございます。」
「だから、そこは気にしなかっていいよ。」
気にしなくていいと言われても、迷惑をかけた事は事実。気にしてしまう。
しかも、半日も無駄にしてしまった。一刻も早く宝玉を集めなくてはならないのに、このタイムロスは痛い。皆んなに迷惑をかけてしまった。特にディルクになんと言われることやら。
……皆んな、あぁ、そう言えば、他のみんなはどうしたのだろうか。ルイはこうして私の看病をしているが、他の皆んなは何をしているのだろう。
「ところで、他の方々はどうしたんですか?」
「皆んな?皆んなは、宝玉の情報を集めるために村で調査中だよ。勇者ちゃんが、気を失っている間、少しでも情報を集めておこうと思ってね。あー、でも、アーサーは今は隣の部屋で寝てるかな。俺と交代するまで、寝ないで君の事を見ていてくれたからねぇ」
「え……」
まさか、殿下が、そこまでしてくれているとは、思いもしなかった。
「何も、そんなに驚く事はないと思うんだけどなぁ。だって、君たち恋人同士なんでしょ?恋人を心配するのは普通のことだと思うんだけどなぁ」
そう言えば、そんな誤解が生まれていたな。でも、それは嘘だから、はっきり殿下がそこまでして私を心配する理由はないから。だから、驚いた。だって、あの人が、そんなことをするなんて思いもしなかったのだ。あー、でも、殿下って外面はいいから、演技として心配するふりをしていたのかもな。などと考えいたその時、ぐぅーと気の抜けた感じにお腹が鳴る。
半日近く何も食べてなかったんだから、お腹が空いていたんだろう。仕方がないと言えば、仕方がない。だが、私とて女の子。誰かにお腹の音を聞かれるなんて………はっきり言って恥ずかしい。
「あぁ、お腹が空いたの?って、勇者ちゃん顔真っ赤だよ、可愛いねぇ。そんな恥ずかしがらないで、仕方ないよ。なんせ、2日間も何も食べてなかったんだから。待ってて、何か料理を持ってくるから」
いちいち甘ったるいセリフを吐くなとか、言いたい事は色々あるが、衝撃的な事実を言い残して、ルイは部屋を出て言ってしまった。
………私の聞き間違いではなければ2日も私は意識を失っていた事になる。
2日!?半日じゃなくて、私、2日も意識を失っていたの!?ただでさえ、半日でも結構なタイムロスなのに、2日も………これは、なんというか本当に悪い事をした。ロスタイムどころじゃないよ。本当に自分、何してるんだろ。最悪だ。
しかし過ぎ去ってしまった事は仕方がない。くよくよと考えるよりも、次をどうするかが大切だ。気持ちを切り替えた方がいいだろう。でも、2日かぁ、2日も無駄にしたのか。あー、本当に悪い事をしたなぁ、
そんなこんなをもんもんと考えているうちに
「お待たせ」
と部屋を出て言ってから10分足らずで、料理をトレーに乗せ持ってきたルイが部屋に戻ってきた。
何処と無くいい匂いがする。ますますお腹が空いてきた。取りあえず、後悔する事は後に置いておいて、今はご飯を食べる事にしよう。
「宿のおかみさんに頼んで、用意してもらったよ。」
ほら、と手元の料理を見せるルイ。トレーの上には、コンポタージュとパンが乗っていた。どちらもとても美味しそうだ。
「ありがとうございます。」
料理をルイから受け取ろうとするが、何故かこっちに渡さない。私にくれるために持ってきた癖に、なんで渡さないんだ!いじめ!?
「ダメだよ、安静にしてないと。なるべく肩を動かさないようにしてないと、傷口が開いちゃから。俺が食べせてあげるからさ」
ほら、あーんしてね?とニコニコしながら、スプーンをこちらに向けてくるルイ。
………ちょっと待て。なんで、こんな、乙女ゲームのイベントみたいなことになっているんだ。可笑しいだろ!こう言うのは他でやってくれよ!セシルちゃんとか、セシルちゃんとか、とやってくれよ。なんて言うか、小っ恥ずかしいじゃないか!
「こら、恥ずかしがらないで、あーんしてよ、勇者ちゃん。」
じわじわと近づいてくるスプーン。
「…………いや、自分で、食べられるんですけど」
「だから、ダメ。」
拒否権はないと言わんばかりの笑顔で、そのまま更に近づけられるスプーン。これは、恥を忍んでやるしかない。
ぱくりと、目の前に差し出されたものをくちにする。く、屈辱だ。が、料理は美味しい。
「あぁ、いいね。いい!!女の子が、俺の差し出したものを口にする。とてもいい眺めだよ」
活き活きとした表情で、とんでもない事をぶったまげるルイ。流石は変態、性職者。
「……………変態」
「変態って酷いなぁ。俺はただ純粋に女の子が好きなだけだよ。」
いや、いくら女の子が好きだからといっても言っていいことと、ダメな事ぐらい考えて欲しい。
「……前にも言いましたが、それ、その女好きいい加減にしないといつか後悔する日がくると思いますよ」
例えば、美人局にあったり、怒り狂った女性に刺されたりと女性関係って事件が多いって聞くからさ
「だから、大丈夫。何度も言うけど、気をつけて付き合ってるもん。それさ、俺は恋人のいる子や既婚者には手を出さない主義だから。ね?」
いや、ね?と言われても、反応に困るんですけど。………っと待てよ。それは恋人のいる人間には手を出さないって言ってるのに、なんで殿下と付き合っている私(語弊あり)に、さっき私にあんな事をしたんだ?ただの冗談?にしてはタチが悪い。
「………恋人のいる子には手を出さない。これは、俺のポリシーだから。……だけどさ、それが嘘なら話は別だよ。ねぇ、勇者ちゃん。本当に君、アーサーと恋人なの?」
先程まで笑っていたというのに、急に冷ややかな表情になるルイ。見透かされているのだろうか。
恐怖でじわじわと背中から冷や汗が出てくる。
…………これは、その、やばい状況だ。
にしても、ここはどこだろうか。私達は確か、村に向かっている途中だった。しかも、ドゥム達と戦ったあの場所の近くには集落らしいものは何もなかったのに、なぜこうして屋内のベッドの上にいるのだろうか。
「やっと目が覚めた?勇者ちゃん、心配したんだよ?」
ひょっこりと私の顔を上から覗き込むのは、変態神官のルイ。……まさか目覚めて一番初めに目にする人物がお前とは思いもしなかったよ。流れ的に殿下かと思ったよ。もしくは、わがままを言うのなら我が癒やしであるセシルちゃんが良かった。
うぅ、それにしても身体が痛むよ
「あぁ、身体が痛むのかい?ちょっと待っててね。」
そう言って、ルイが呪文を唱えれば、若干痛みが治まった。さらっと上級魔法を使うあたりは、流石は神殿の神官様である。
「ありがとうございます。」
そう言って、体を起こす。魔法のおかげで、痛みはないがなんとなく身体が重い。
「にしても、本当に大丈夫?俺も含めて、皆んなすごく心配したんだよ? 死んでしまったんじゃないかって、思うくらい勇者ちゃん生気を感じなかったし、怪我の具合も悪かったからね。あぁ、怪我の方は一応、俺とセーちゃんでやれるだけの処置はしておいたから。」
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「なんというか、すみませんでした。自分1人で行動して、こんな怪我してしまって……….」
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ふと、ルイが私の方に手を伸ばす。
「俺とセーちゃんで、回復魔法をかけて、なんとか傷口を塞いだからあと1週間もすれば、元の状態までに回復すると思うよ。……でも、傷は、残っちゃうかも。ごめんね。女の子なのに」
ルイの手が、包帯の巻かれた右肩を軽く触れる。悲しみを秘め、私の右肩を見つめるその表情は、なんとも色っぽく艶やかだ。加えて、かすかに触れる指先という、相手が嫌がらない程度のナチュラルにボディタッチ。流石、聖職者ならぬ、性職者。女の扱いに長けているというか、慣れている。
「って!何その顔。」
「いや、流石神官殿。手馴れてるなと思いまして」
きっとこうして、何人もの女の子達を落としてきたのだろう。
「全く酷いなぁ。確かに?少しは?下心を込めて?接していたよ?この前、勇者ちゃんには俺のプライドをギッタンギッタンにされたから、今度こそ惚れてもらおっかなぁーって思ったよ?でも、その反応はないよ。そこは、俺に惚れるところでしょ~。」
いや、それって下心満載ですよね。少しじゃないよね?
まぁ、その表情に少しドキッと仕掛けたけれどさぁ。でも、そんなあからさまなのには、流石に引っかからない。
「………まぁ、冗談はここまでにして、本当に心配してたんだよ?なかなか目覚めなかったからさ。治療する為に、急いで目的地のここまで、きたんだからね。」
と言うことはここは目的地のジュルーム村なのか?
確かあの場所からこの村まではあと数時間の距離だったはず。プラスここでの処置と長く寝ていたって事を考えると、半日近くこうしていたことになるのだろうか。
「それは、そのご迷惑をおかけしました。ありがとうございます。」
「だから、そこは気にしなかっていいよ。」
気にしなくていいと言われても、迷惑をかけた事は事実。気にしてしまう。
しかも、半日も無駄にしてしまった。一刻も早く宝玉を集めなくてはならないのに、このタイムロスは痛い。皆んなに迷惑をかけてしまった。特にディルクになんと言われることやら。
……皆んな、あぁ、そう言えば、他のみんなはどうしたのだろうか。ルイはこうして私の看病をしているが、他の皆んなは何をしているのだろう。
「ところで、他の方々はどうしたんですか?」
「皆んな?皆んなは、宝玉の情報を集めるために村で調査中だよ。勇者ちゃんが、気を失っている間、少しでも情報を集めておこうと思ってね。あー、でも、アーサーは今は隣の部屋で寝てるかな。俺と交代するまで、寝ないで君の事を見ていてくれたからねぇ」
「え……」
まさか、殿下が、そこまでしてくれているとは、思いもしなかった。
「何も、そんなに驚く事はないと思うんだけどなぁ。だって、君たち恋人同士なんでしょ?恋人を心配するのは普通のことだと思うんだけどなぁ」
そう言えば、そんな誤解が生まれていたな。でも、それは嘘だから、はっきり殿下がそこまでして私を心配する理由はないから。だから、驚いた。だって、あの人が、そんなことをするなんて思いもしなかったのだ。あー、でも、殿下って外面はいいから、演技として心配するふりをしていたのかもな。などと考えいたその時、ぐぅーと気の抜けた感じにお腹が鳴る。
半日近く何も食べてなかったんだから、お腹が空いていたんだろう。仕方がないと言えば、仕方がない。だが、私とて女の子。誰かにお腹の音を聞かれるなんて………はっきり言って恥ずかしい。
「あぁ、お腹が空いたの?って、勇者ちゃん顔真っ赤だよ、可愛いねぇ。そんな恥ずかしがらないで、仕方ないよ。なんせ、2日間も何も食べてなかったんだから。待ってて、何か料理を持ってくるから」
いちいち甘ったるいセリフを吐くなとか、言いたい事は色々あるが、衝撃的な事実を言い残して、ルイは部屋を出て言ってしまった。
………私の聞き間違いではなければ2日も私は意識を失っていた事になる。
2日!?半日じゃなくて、私、2日も意識を失っていたの!?ただでさえ、半日でも結構なタイムロスなのに、2日も………これは、なんというか本当に悪い事をした。ロスタイムどころじゃないよ。本当に自分、何してるんだろ。最悪だ。
しかし過ぎ去ってしまった事は仕方がない。くよくよと考えるよりも、次をどうするかが大切だ。気持ちを切り替えた方がいいだろう。でも、2日かぁ、2日も無駄にしたのか。あー、本当に悪い事をしたなぁ、
そんなこんなをもんもんと考えているうちに
「お待たせ」
と部屋を出て言ってから10分足らずで、料理をトレーに乗せ持ってきたルイが部屋に戻ってきた。
何処と無くいい匂いがする。ますますお腹が空いてきた。取りあえず、後悔する事は後に置いておいて、今はご飯を食べる事にしよう。
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ほら、と手元の料理を見せるルイ。トレーの上には、コンポタージュとパンが乗っていた。どちらもとても美味しそうだ。
「ありがとうございます。」
料理をルイから受け取ろうとするが、何故かこっちに渡さない。私にくれるために持ってきた癖に、なんで渡さないんだ!いじめ!?
「ダメだよ、安静にしてないと。なるべく肩を動かさないようにしてないと、傷口が開いちゃから。俺が食べせてあげるからさ」
ほら、あーんしてね?とニコニコしながら、スプーンをこちらに向けてくるルイ。
………ちょっと待て。なんで、こんな、乙女ゲームのイベントみたいなことになっているんだ。可笑しいだろ!こう言うのは他でやってくれよ!セシルちゃんとか、セシルちゃんとか、とやってくれよ。なんて言うか、小っ恥ずかしいじゃないか!
「こら、恥ずかしがらないで、あーんしてよ、勇者ちゃん。」
じわじわと近づいてくるスプーン。
「…………いや、自分で、食べられるんですけど」
「だから、ダメ。」
拒否権はないと言わんばかりの笑顔で、そのまま更に近づけられるスプーン。これは、恥を忍んでやるしかない。
ぱくりと、目の前に差し出されたものをくちにする。く、屈辱だ。が、料理は美味しい。
「あぁ、いいね。いい!!女の子が、俺の差し出したものを口にする。とてもいい眺めだよ」
活き活きとした表情で、とんでもない事をぶったまげるルイ。流石は変態、性職者。
「……………変態」
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いや、いくら女の子が好きだからといっても言っていいことと、ダメな事ぐらい考えて欲しい。
「……前にも言いましたが、それ、その女好きいい加減にしないといつか後悔する日がくると思いますよ」
例えば、美人局にあったり、怒り狂った女性に刺されたりと女性関係って事件が多いって聞くからさ
「だから、大丈夫。何度も言うけど、気をつけて付き合ってるもん。それさ、俺は恋人のいる子や既婚者には手を出さない主義だから。ね?」
いや、ね?と言われても、反応に困るんですけど。………っと待てよ。それは恋人のいる人間には手を出さないって言ってるのに、なんで殿下と付き合っている私(語弊あり)に、さっき私にあんな事をしたんだ?ただの冗談?にしてはタチが悪い。
「………恋人のいる子には手を出さない。これは、俺のポリシーだから。……だけどさ、それが嘘なら話は別だよ。ねぇ、勇者ちゃん。本当に君、アーサーと恋人なの?」
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