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1つ目の宝玉と
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あれから、洞窟にいた黒い物体をどうやって倒すかと言う作戦を立ててから2日後。私達は再び、あの洞窟にきていた。もちろん目的は、黒い物体を倒すためである。
私が塞いでしまった岩石の壁も、ルイとセシルちゃんの魔法のお陰で、なんとか岩石の壁を突破できた。そう、目指す敵はすぐそこなのである。
はっきり言おう、あの黒い物体と向き合うのは怖い。下手をすれば死ぬのだ。怖くないと言う方が可笑しいだろう。だが、逃げ出すわけには行かない。此処で戦わねば、宝玉を手に入れなければ私は、どのみち死んでしまうなら、戦って生き残る道を切り開いた方がいいに決まってる。一歩、一歩、足を前へ、前へと進めていく足取りは、果たして、どんな未来に近づいているのだろうか。私には、わからないし、分かりたくもない。
「ゔぅー。ゔぅ」
どのくらい進んだのだろう。不意に何処からか聞こえてくるそんな声。これは、あの黒い物体の鳴き声だ。多分、近くにいる。気を抜けない。そんな事を思い、更に足を一歩進めたその瞬間。
「うわ!?」
「きゃっ!?」
何かが地面にぶつかる音とともに、グラっと揺れる地面。不意にバランスが崩れ、皆んなが地面に倒れると共に、辺りを照らしていた魔法が消え、真っ暗になってしまった。
「な、何が起きたの!?」
セシルちゃんの焦った声がどこからか聞こえる。
真っ暗な暗闇の中、何処にいるかわからない敵。これは、早くなんとかしなくてはいけない。
そんな私の抱える不安を黒い物体は知ってか
「ぐぅぅぅぅ。」
と凶暴な、呻き声がそこら一体に響き渡った。
やばい!何処だ、本当に何処にいるんだ。見えない恐怖が、不安がじわじわと襲いかかる。
「ルーチエ」
誰かが唱えた魔法のお陰で、再び辺りが、パッと明るくなる。安心した、これで辺りが見える。そんな事を思った……と同時に、黒い物体の、攻撃がこちらへと向かってきているのがわかった。
黒い、触覚のようなものがこちらに真っ直ぐ向かってきている。
危ない!!!
なんて思っている隙もなく。黒い物体の攻撃によって辺り一面が、吹き飛ばされた。
幸運な事に、一応攻撃が当たる直前、スレスレで、なんとか皆んな避けることが出来たようである。だが、そのせいで取っていた陣形が崩れてしまった。
これでは、当初考えていた作戦通りにはいかない。
「っく!!全員、一時作戦は休止。防御魔法で自分の身を守る事を優先するように!!」
殿下の指示が何処からか聞こえてくる。先程の攻撃で、誰が何処にいるのかわからなくなってしまった。しかも、崩れてきた岩石と砂埃の所為で視界が悪い。
緊張感が辺り一面に流れる。あぁ、心臓が張り裂けそうだ。このまま皆んなやられて死んじゃうんじゃないか。そんな事を思えば思うほど、息苦しくなってくる。
兎に角、この状況をなんとかせねば。
先程の衝撃で落ちてきた大きめの岩石の後ろに隠れ、そっとあちら側を覗こうとしたその時、ぐっと後ろから何かが私を引っ張った。一体なんだ!と声を荒げ、反撃しようとしたが、叶わず口を塞がれる。
「っ!!!」
「……ルーナ。俺だ。落ち着け」
耳元で聞こえるのは、殿下の声。
び、びっくりして死ぬかと思った。そりゃ、口をふさいだのはどう考えても人間の手だったから、あの黒い物体ではないだろとはわかってたけど、それでも急にやられるとびっくりするのだ。あー、良かった、安心した。
「……陣形が崩れた今、作戦は決行出来ない。だから、他の方法に出るしかないのはわかるだろ?」
ボソボソっとそんな当たり前の事を耳元で囁く殿下。もちろんそんな事は分かっている。でも、どうしろと言うのだ。皆んなが離れ離れになってしまった今、他の作戦に出るにも、連絡が取れなくては意味がないじゃないか。
「……いいかい。今から君に防御魔法をかけてやる。元々そのネックレスのお陰で多分ルーナには余り危害が加わらないようになっているが、まぁ一応だ。」
そう言って、殿下が手をかざせばふぁっと身体が何かに包まれる感覚がする。
「取り敢えず、ルイ。もしくはセシルを探してきてくれ。」
「はい!?」
何を言っているんだ。こんな、誰が何処にいるかわからない状況で、探せと!?
「余り大きな声を出さないでくれ。気づかれるだろ」
……悪かったですね。でも、探せって言うのは無理難題なんじゃないですかね!!?嫌がらせですかね。自分でやればいいのではないですかね!
「……俺は俺でやる事があるんだ。別に何もやりたく無いからやらないわけじゃない。だいたい、俺が死んだらルーナ、君が一番困るんじゃないか?」
なんだろ、この心を読まれた感。怖、マジで、怖。
そりゃあ、貴方に死なれては困りますけど!
「兎に角、いいか。ルイかセシルだ。どちらか1人でいいんだ。探しだしたら、これを渡してくれ」
そのままポンっと手渡されたのは、小瓶と何かが書かれたメモ。一体、なんなのだろうか。
「……もし、上手くいけば、一発逆転できる。ルーナ、お前にかかってる。危険だが、頼めるか?」
頼めるか。じゃないだろ。これは、ほぼ強制じゃないか。
……まぁ、やりますけれど。やらなくちゃいけないんで。
「まぁ、何かあっても、俺の魔法が守ってやるから心配するな。」
ふっと微笑む殿下。普通なら此処でときめくところなんだろうが、この人の本性を知ってる所為でときめけない。
っく!なんて、ムカつく笑顔だろうか。
致し方ない。やるしかないだろう。
すぅと1つ呼吸をして、緊張を和らげる。確か、あの攻撃によってバラバラになったあの時、セシルちゃんは私から見て全くの反対側に……ルイは左の方向に……散っていったはず。
だとすれば、左方向から、ルイから探していけばいいだろう。砂埃が若干薄れて来ているが、それでもまだ、薄暗さも相まって、見通しは悪い。思えば、あの黒い物体は、明かりがある時に攻撃してきていた。だとしたら、あいつに見つからないように動くなら、チャンスは今しかない。
ぐっ!と決意を固め移動しようとしたその瞬間。
ドーンッ!!と少し離れた場所から大きな音がすると共に
「きゃっぁ!」
「セシル!!」
セシルちゃんの叫び声と焦るディルクの声が聞こえてくる。
あぁ、やばい、セシルちゃん達が襲われてる助けなきゃ!!
聖剣を手をかけ、進行方向を改める。声の聞こえてくる方向に、セシルちゃん達のいる方向に向かおうとした……けれど、その瞬間、何故か、先程の殿下の声がフラッシュバックする
『……上手くいけば、一発逆転できるんだ。ルーナ、お前にかかってる。頼めるか?』
私は、殿下から、手元にあるコレをルイかセシルちゃんに渡す事を頼まれた。そして、これを渡せばこの状況をなんとかできるかもしれない。
例えば、今、助けに行ったついでにセシルちゃんにコレを渡すとしよう。だが、そうした場合、私は確実にコレをセシルちゃんに渡す事が出来るのか。そもそも、助けに行ったとして何かできるのか。いっときの感情だけで、行動していいのか。……いや、多分ダメだ。この行動は無謀なものなのだろう。今、セシルちゃん達の方に向かっても私は、確実に足手まといになる。それどころか、敵に攻撃され渡すべきものを落としてしまうかもしれない。確実に勝ちに行くためには、行くのは賢明ではないのだ。
最低だと思う。打算的な行動は。仲間を見捨てたも同然なこの行動は……でも、でも、こうするしかないのだ。自分が、仲間が生き残る確率が高い方法にかけた方が、いいんだ。そんな言い訳を胸に抱き、本来進むべき方向に再度向き直した私は、ルイを探す事にした。
私が塞いでしまった岩石の壁も、ルイとセシルちゃんの魔法のお陰で、なんとか岩石の壁を突破できた。そう、目指す敵はすぐそこなのである。
はっきり言おう、あの黒い物体と向き合うのは怖い。下手をすれば死ぬのだ。怖くないと言う方が可笑しいだろう。だが、逃げ出すわけには行かない。此処で戦わねば、宝玉を手に入れなければ私は、どのみち死んでしまうなら、戦って生き残る道を切り開いた方がいいに決まってる。一歩、一歩、足を前へ、前へと進めていく足取りは、果たして、どんな未来に近づいているのだろうか。私には、わからないし、分かりたくもない。
「ゔぅー。ゔぅ」
どのくらい進んだのだろう。不意に何処からか聞こえてくるそんな声。これは、あの黒い物体の鳴き声だ。多分、近くにいる。気を抜けない。そんな事を思い、更に足を一歩進めたその瞬間。
「うわ!?」
「きゃっ!?」
何かが地面にぶつかる音とともに、グラっと揺れる地面。不意にバランスが崩れ、皆んなが地面に倒れると共に、辺りを照らしていた魔法が消え、真っ暗になってしまった。
「な、何が起きたの!?」
セシルちゃんの焦った声がどこからか聞こえる。
真っ暗な暗闇の中、何処にいるかわからない敵。これは、早くなんとかしなくてはいけない。
そんな私の抱える不安を黒い物体は知ってか
「ぐぅぅぅぅ。」
と凶暴な、呻き声がそこら一体に響き渡った。
やばい!何処だ、本当に何処にいるんだ。見えない恐怖が、不安がじわじわと襲いかかる。
「ルーチエ」
誰かが唱えた魔法のお陰で、再び辺りが、パッと明るくなる。安心した、これで辺りが見える。そんな事を思った……と同時に、黒い物体の、攻撃がこちらへと向かってきているのがわかった。
黒い、触覚のようなものがこちらに真っ直ぐ向かってきている。
危ない!!!
なんて思っている隙もなく。黒い物体の攻撃によって辺り一面が、吹き飛ばされた。
幸運な事に、一応攻撃が当たる直前、スレスレで、なんとか皆んな避けることが出来たようである。だが、そのせいで取っていた陣形が崩れてしまった。
これでは、当初考えていた作戦通りにはいかない。
「っく!!全員、一時作戦は休止。防御魔法で自分の身を守る事を優先するように!!」
殿下の指示が何処からか聞こえてくる。先程の攻撃で、誰が何処にいるのかわからなくなってしまった。しかも、崩れてきた岩石と砂埃の所為で視界が悪い。
緊張感が辺り一面に流れる。あぁ、心臓が張り裂けそうだ。このまま皆んなやられて死んじゃうんじゃないか。そんな事を思えば思うほど、息苦しくなってくる。
兎に角、この状況をなんとかせねば。
先程の衝撃で落ちてきた大きめの岩石の後ろに隠れ、そっとあちら側を覗こうとしたその時、ぐっと後ろから何かが私を引っ張った。一体なんだ!と声を荒げ、反撃しようとしたが、叶わず口を塞がれる。
「っ!!!」
「……ルーナ。俺だ。落ち着け」
耳元で聞こえるのは、殿下の声。
び、びっくりして死ぬかと思った。そりゃ、口をふさいだのはどう考えても人間の手だったから、あの黒い物体ではないだろとはわかってたけど、それでも急にやられるとびっくりするのだ。あー、良かった、安心した。
「……陣形が崩れた今、作戦は決行出来ない。だから、他の方法に出るしかないのはわかるだろ?」
ボソボソっとそんな当たり前の事を耳元で囁く殿下。もちろんそんな事は分かっている。でも、どうしろと言うのだ。皆んなが離れ離れになってしまった今、他の作戦に出るにも、連絡が取れなくては意味がないじゃないか。
「……いいかい。今から君に防御魔法をかけてやる。元々そのネックレスのお陰で多分ルーナには余り危害が加わらないようになっているが、まぁ一応だ。」
そう言って、殿下が手をかざせばふぁっと身体が何かに包まれる感覚がする。
「取り敢えず、ルイ。もしくはセシルを探してきてくれ。」
「はい!?」
何を言っているんだ。こんな、誰が何処にいるかわからない状況で、探せと!?
「余り大きな声を出さないでくれ。気づかれるだろ」
……悪かったですね。でも、探せって言うのは無理難題なんじゃないですかね!!?嫌がらせですかね。自分でやればいいのではないですかね!
「……俺は俺でやる事があるんだ。別に何もやりたく無いからやらないわけじゃない。だいたい、俺が死んだらルーナ、君が一番困るんじゃないか?」
なんだろ、この心を読まれた感。怖、マジで、怖。
そりゃあ、貴方に死なれては困りますけど!
「兎に角、いいか。ルイかセシルだ。どちらか1人でいいんだ。探しだしたら、これを渡してくれ」
そのままポンっと手渡されたのは、小瓶と何かが書かれたメモ。一体、なんなのだろうか。
「……もし、上手くいけば、一発逆転できる。ルーナ、お前にかかってる。危険だが、頼めるか?」
頼めるか。じゃないだろ。これは、ほぼ強制じゃないか。
……まぁ、やりますけれど。やらなくちゃいけないんで。
「まぁ、何かあっても、俺の魔法が守ってやるから心配するな。」
ふっと微笑む殿下。普通なら此処でときめくところなんだろうが、この人の本性を知ってる所為でときめけない。
っく!なんて、ムカつく笑顔だろうか。
致し方ない。やるしかないだろう。
すぅと1つ呼吸をして、緊張を和らげる。確か、あの攻撃によってバラバラになったあの時、セシルちゃんは私から見て全くの反対側に……ルイは左の方向に……散っていったはず。
だとすれば、左方向から、ルイから探していけばいいだろう。砂埃が若干薄れて来ているが、それでもまだ、薄暗さも相まって、見通しは悪い。思えば、あの黒い物体は、明かりがある時に攻撃してきていた。だとしたら、あいつに見つからないように動くなら、チャンスは今しかない。
ぐっ!と決意を固め移動しようとしたその瞬間。
ドーンッ!!と少し離れた場所から大きな音がすると共に
「きゃっぁ!」
「セシル!!」
セシルちゃんの叫び声と焦るディルクの声が聞こえてくる。
あぁ、やばい、セシルちゃん達が襲われてる助けなきゃ!!
聖剣を手をかけ、進行方向を改める。声の聞こえてくる方向に、セシルちゃん達のいる方向に向かおうとした……けれど、その瞬間、何故か、先程の殿下の声がフラッシュバックする
『……上手くいけば、一発逆転できるんだ。ルーナ、お前にかかってる。頼めるか?』
私は、殿下から、手元にあるコレをルイかセシルちゃんに渡す事を頼まれた。そして、これを渡せばこの状況をなんとかできるかもしれない。
例えば、今、助けに行ったついでにセシルちゃんにコレを渡すとしよう。だが、そうした場合、私は確実にコレをセシルちゃんに渡す事が出来るのか。そもそも、助けに行ったとして何かできるのか。いっときの感情だけで、行動していいのか。……いや、多分ダメだ。この行動は無謀なものなのだろう。今、セシルちゃん達の方に向かっても私は、確実に足手まといになる。それどころか、敵に攻撃され渡すべきものを落としてしまうかもしれない。確実に勝ちに行くためには、行くのは賢明ではないのだ。
最低だと思う。打算的な行動は。仲間を見捨てたも同然なこの行動は……でも、でも、こうするしかないのだ。自分が、仲間が生き残る確率が高い方法にかけた方が、いいんだ。そんな言い訳を胸に抱き、本来進むべき方向に再度向き直した私は、ルイを探す事にした。
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