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予備があるなら最初にいってよ!!!
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神殿に入った。うん、入ったの。
神殿に足を踏み入れてから三歩。早々にリタイアボタンを押したい…ないけど。
「あなたなら絶対に上手くいく!だから頑張ってウェールにはいりなさい!!」
「いい?今まで練習してきたものを出し切るのよ?わかった?」
鬼気迫った表情をしているマダムたちの威圧感が凄まじいです。なにこれ?受験会場?
聞き耳を立てると、ウェールは本当に皆が望むいいクラスって感じなんだな。
え、私何も知らないままこの受験戦争(仮)に飛び込まないといけないの?えーえーえー。兄様じゃないけど…めんどくさい……
「皆様、お集まりいただき、ありがとうございます。」
暫く奥へと進むとヨボヨボのおじいさんが来た。おお、ぷるぷるしてる…大丈夫なのか?
「本日は、この水晶玉にありったけの魔力を込めてください。その色で、組を決めさせていただきます。」
うん、わかった。それよりもおじいさんの方が気になるんだけど…まあいいや。
これって順番なのかな?皆列に並んでいる。
「おい!お前!順番を守れ!これだから平民は…」
「へへっ、ここでは権力は通用しないぜ?お貴族様に気をつける必要なんてねーんだよ!」
なんか小学生男子並の喧嘩をしている人がいるんだけど。え、なんか不穏な空気が…そう思っていた時、喚き散らしている二人の横に衝撃が走った。よく見ると焦げた跡…
「お静かに、願います。」
「「は、はい。」」
おじいさんの粛清が入ったようです。
そして私の番。
これに魔力を注げばいいんだよね?ありったけのだから、魔具は外してっと…
それでは…いざ!!
……………………え?
あ、え、水晶玉、色が変わらずに大きくなっていってるんだけど…
あの、これ、大丈夫なやつ?
おじいさんは呆然としていて、他の人はなんだなんだと見物しに来ている。
ちょ、誰でもいいから大丈夫だって言って!!お願いだから!
『カラン…コロン………』
そして、呆気なく割れた。
その時私は
【水晶のグラスを割った時の音はね、この世のものとは思えないくらい心地の良い音色がするんだよ。】
という前世のおばあちゃんの言葉を思い出した。
おばあちゃん、水晶の割れた音、聞けました。すごく心地の良い音でした。ですが…私が割った水晶…果たして割っていい物だったのでしょうか。
そしておじいさんは淡々と
「ヒエムス」
と告げて、もうひとつの水晶玉を取りに行ったそうです。
いや、予備あるんかーい!!!よかったー、この世にひとつのものとか言われなくて!!
ユークレース・アリュール
学科、精霊学科
組、ヒエムス
こんなはずじゃなかったのにぃぃぃぃ!!!ああ、これから私、どうなるんだろう。とりあえず、父様から貰った飴でも食べよ。用途間違ってる気がするけど。まあいいや。
というか鏡で自分の顔見たのすっかり忘れてたんですけど!?およよ……(泣き声)
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え、私何も知らないままこの受験戦争(仮)に飛び込まないといけないの?えーえーえー。兄様じゃないけど…めんどくさい……
「皆様、お集まりいただき、ありがとうございます。」
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うん、わかった。それよりもおじいさんの方が気になるんだけど…まあいいや。
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「おい!お前!順番を守れ!これだから平民は…」
「へへっ、ここでは権力は通用しないぜ?お貴族様に気をつける必要なんてねーんだよ!」
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「お静かに、願います。」
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おじいさんの粛清が入ったようです。
そして私の番。
これに魔力を注げばいいんだよね?ありったけのだから、魔具は外してっと…
それでは…いざ!!
……………………え?
あ、え、水晶玉、色が変わらずに大きくなっていってるんだけど…
あの、これ、大丈夫なやつ?
おじいさんは呆然としていて、他の人はなんだなんだと見物しに来ている。
ちょ、誰でもいいから大丈夫だって言って!!お願いだから!
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そして、呆気なく割れた。
その時私は
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という前世のおばあちゃんの言葉を思い出した。
おばあちゃん、水晶の割れた音、聞けました。すごく心地の良い音でした。ですが…私が割った水晶…果たして割っていい物だったのでしょうか。
そしておじいさんは淡々と
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いや、予備あるんかーい!!!よかったー、この世にひとつのものとか言われなくて!!
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