愛を込めた契約を
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――愛されているのに、まだ欲しがる僕は、間違っているのだろうか。
初恋の相手、悠と暮らして十年。穏やかな日々の中で、絢聖は淡白な恋人への渇きを持て余していた。
もっと身勝手に選ばれたい。独占されたい。
その飢えを静かに見抜いたのは、悠の父である秋頼だった。
そんな中、事故で絢聖は十年分の記憶を失う。
十九歳で止まった記憶に残るのは、悠をまっすぐに好きだった頃の想いだけ。
置き去りにされた想い、執着、すれ違う愛の価値観。
その狭間で揺れる絢聖が、自分の人生に残す愛とは――?
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