文化祭実行委員はこの世を守りたい。

「もし高校生の時、こんな使命があれば」
「もし高校生の時、自分に異能力があれば」
「もし高校生の時、仲間がいれば」

 そんな事を考えてしまうような方にこそ読んでほしい、そんな物語。
 文化祭実行委員なんて所詮表の所業。皆何だかんだ裏の仕事でヒィヒィ言っているものなのです。



「おやおやぁ、作戦会議に遅刻とか君なにを考えているんだい」

 音楽室は彼の、文字通り城だった。
 彼はゆったりと、優雅に微笑み目尻に年齢ならではの皺を寄せた。そして、囁く。

「さあ、君の出番だよ」


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 現代高校生の異能力バトルファンタジーです。
 爽やかに、けれどひりつく物語になりますように。
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