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旅行編
60. 慣れ
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眠りから目覚めるときの瞬間は、なんだか不思議だ。急にぱっちりと覚醒することもあるし、なんとなく夢と現実の狭間を漂っているような感覚のときもある。
今日は温かくて幸せな夢を見ていたような気がして、目が覚めるのを名残惜しく感じる。現実は···あれ、現実も温かい?···まだ夢の中なのだろうか。よく分からないけど、心地良い。もう少しこの温かさに浸っていたいから、もうちょっとだけ、眠ろう。次はちゃんと目を覚ますから、もうちょっとだけ···。
このときジルはウィルに服をぎゅっと掴まれており、それを見て静かに悶えていた。
ああ、よく寝た。スッキリとした気分で目が覚める。二度寝しちゃったような気がしないでもないが、起こされていないからセーフだろう。
「おはよう」
ジルの声が近くから聞こえた。あれ、と思って視線を上げると、ジルがいた。ああ、そういえばジルの足の上で本を読んでいて、寝落ちしたんだっけ。ジルはそのまま一緒に寝てくれていたようだ。
「おあおう」
相変わらずイケメンだなと思いながら挨拶を返す。そういえば、以前ほど眩しさを感じなくなった気がする。イケメンに慣れたのだろうか。目が肥えたとも言うのかもしれない。
そんなことを考えていると、優しく頭を撫でられた。いつも優しいのだが、今日はより一層優しい気がする。···気のせいだろうか。
その後はお着替えを手伝ってもらったり、いつもの日課をこなしたりしながら、ライ達が来るのを待った。
シールドの練習をしていると、三人がやって来た。
おはようの挨拶をしたら、昨日の予定通り、屋台へ朝ごはんを買いに行く。
夜は人通りが少なかったが、朝の時間帯は多くの人が歩いている。ファーティスの街ほどではないが、この時間帯は賑わうようだ。
あちこちの屋台からいい匂いがしていて、空腹が刺激される。
「お腹空いたねー」
「だな!朝だけどよ、ガッツリ食いたい気分だぜ!」
誰もいないように見える空間から元気な声が聞こえるのにはまだ違和感を感じるが、そのうち慣れるのだろう。ジル達は平気そうだ。
みんなそれぞれ食べたいものを買い、ベンチで食べる。
僕は昨日食べた魚が気に入ったので、魚をナンのような生地に挟んだものを食べた。ほどよい塩味が魚の旨味を引き立てていて、とても美味しかった。
朝食を食べたら、移動を開始する。また街の外に出て、人気のない所で転移をするらしい。
今度は眠らないぞ、と気合いを入れてジルにしがみつく。
「ふふ、ウィル君はジルが大好きだね」
僕を見たライがそう言い、ジルは僕の頭を撫でる。
あ、まあ、そうなんだけどね。否定することではないので頷くと、またジルが頭を撫でてくれた。うん、やっぱり心地良いね。なんかこう、安心するんだ。···はっ!いかん、今度は眠らないぞ。
またしがみつくと無限ループに突入しそうだったので、とりあえずキリッとした顔をしておくことにした。
「人もいないし、この辺りでいいかな。テム、転移をお願いできるかい?」
しばらく歩いて人気のない場所でライが言う。
「おう!もちろんだぜ!」
「ふふ、ありがとう」
テムがジルとライの肩に触れて転移しようとしたとき、ライが思い出したように口を開いた。
「そうそう、転移先に魔物がいるかもしれないから、びっくりしないでね」
···え?なんですと?
僕の心の準備が整う前に、テムの魔法が発動した。
転移した先には、干上がった大地が広がっていた。
「ここにもかつては、人が住んでいたんだけどね···」
人が生活できる環境とはとてもじゃないが言えない風景に、ライの呟きが寂しく響く。
あまりの景色に絶句していると、なんだか揺れているような感覚を覚えた。
「来たか」
地震かなと思っていると、ジルがそう呟いてふわりと空中に飛び上がった。
すると次の瞬間、地面が盛り上がり、ものすごい勢いで中から何か出てきた。それは、めちゃくちゃ大きいミミズみたいなやつだった。大きく開けた口の中には、ギザギザした歯がビッシリ生えている。生理的な嫌悪感が体中を走り、僕は思わず魔法を放っていた。
「うあー!『風刃』!」
特大の刃を出すのは初めてだったが、嫌悪感がすごかったおかげで成功したようだ。ドシーンと音をたてて倒れたそれは、スパッと輪切りにされていた。
「あはは、ウィルくんすごーい!」
「一発だったよな!?すげーなウィル!」
二人が褒めてくれるが、僕は視界に入った輪切りミミズに気分は急降下だ。
「ふふ、あれはサンドワームだよ。こういう乾燥した地域に生息している魔物なんだ。いい経験値稼ぎになるからウィル君に倒してもらおうと思っていたんだけど···ふふ、よく出来ました」
花丸の評価をもらえたのはありがたいが、僕は心の準備をしたかった。···いや、これくらい急な方が良かったのか?結果的に、特大のウインドカッターに成功したし。もしかしてライはこうなると分かっていたのだろうか。ライ、恐るべし。
「サンドワームの買い取り部位はほとんどないし、これを収納するのは嫌だから燃やしちゃおう」
「俺がやろう」
ジルが黒炎でサンドワームを消してくれた。視界から嫌なものが消えて気分が上がる。
「まだまだいると思うから、どんどんやっちゃおう」
ライの楽しげな声に、上がった気分が再び急降下した。
その後も、歩いていたら地面を揺らしながら登場するサンドワームを、ジルに抱えてもらって空中から輪切りにするというのを繰り返した。
もはや作業的に討伐しているが、サンドワームは空中に避難できないと厳しい相手だなと思う。僕一人では、絶対に倒せない。僕を抱えて飛んでくれるジルに感謝しながら、討伐を続けた。
最初は入れ食いのようにすぐにサンドワームが出てきていたが、だんだんと出てくるまでに時間がかかるようになってきた。
「これくらい狩れば十分かな。ウィル君、お疲れさま」
やったー!
最後の方は嫌悪感も薄れて···というか慣れてしまって、出てきた瞬間にスパッと輪切りにされるサンドワームに憐れみすら感じていた。
「それじゃあテム、転移を頼めるかい?」
「おう!任せとけ!」
その声とともに、僕達は再び転移した。
名前:ウィル
種族:人族
年齢:1
レベル:56
スキル:成長力促進、言語理解、魔力操作、魔力感知
魔法:土属性魔法(初級)
風属性魔法(初級)
光属性魔法(初級)
水弾、火弾、闇弾、火壁、水壁、闇盾
耐性:熱耐性
加護:リインの加護
称号:異世界からの転生者、黒龍帝の愛息子、雷帝の愛弟子
今日は温かくて幸せな夢を見ていたような気がして、目が覚めるのを名残惜しく感じる。現実は···あれ、現実も温かい?···まだ夢の中なのだろうか。よく分からないけど、心地良い。もう少しこの温かさに浸っていたいから、もうちょっとだけ、眠ろう。次はちゃんと目を覚ますから、もうちょっとだけ···。
このときジルはウィルに服をぎゅっと掴まれており、それを見て静かに悶えていた。
ああ、よく寝た。スッキリとした気分で目が覚める。二度寝しちゃったような気がしないでもないが、起こされていないからセーフだろう。
「おはよう」
ジルの声が近くから聞こえた。あれ、と思って視線を上げると、ジルがいた。ああ、そういえばジルの足の上で本を読んでいて、寝落ちしたんだっけ。ジルはそのまま一緒に寝てくれていたようだ。
「おあおう」
相変わらずイケメンだなと思いながら挨拶を返す。そういえば、以前ほど眩しさを感じなくなった気がする。イケメンに慣れたのだろうか。目が肥えたとも言うのかもしれない。
そんなことを考えていると、優しく頭を撫でられた。いつも優しいのだが、今日はより一層優しい気がする。···気のせいだろうか。
その後はお着替えを手伝ってもらったり、いつもの日課をこなしたりしながら、ライ達が来るのを待った。
シールドの練習をしていると、三人がやって来た。
おはようの挨拶をしたら、昨日の予定通り、屋台へ朝ごはんを買いに行く。
夜は人通りが少なかったが、朝の時間帯は多くの人が歩いている。ファーティスの街ほどではないが、この時間帯は賑わうようだ。
あちこちの屋台からいい匂いがしていて、空腹が刺激される。
「お腹空いたねー」
「だな!朝だけどよ、ガッツリ食いたい気分だぜ!」
誰もいないように見える空間から元気な声が聞こえるのにはまだ違和感を感じるが、そのうち慣れるのだろう。ジル達は平気そうだ。
みんなそれぞれ食べたいものを買い、ベンチで食べる。
僕は昨日食べた魚が気に入ったので、魚をナンのような生地に挟んだものを食べた。ほどよい塩味が魚の旨味を引き立てていて、とても美味しかった。
朝食を食べたら、移動を開始する。また街の外に出て、人気のない所で転移をするらしい。
今度は眠らないぞ、と気合いを入れてジルにしがみつく。
「ふふ、ウィル君はジルが大好きだね」
僕を見たライがそう言い、ジルは僕の頭を撫でる。
あ、まあ、そうなんだけどね。否定することではないので頷くと、またジルが頭を撫でてくれた。うん、やっぱり心地良いね。なんかこう、安心するんだ。···はっ!いかん、今度は眠らないぞ。
またしがみつくと無限ループに突入しそうだったので、とりあえずキリッとした顔をしておくことにした。
「人もいないし、この辺りでいいかな。テム、転移をお願いできるかい?」
しばらく歩いて人気のない場所でライが言う。
「おう!もちろんだぜ!」
「ふふ、ありがとう」
テムがジルとライの肩に触れて転移しようとしたとき、ライが思い出したように口を開いた。
「そうそう、転移先に魔物がいるかもしれないから、びっくりしないでね」
···え?なんですと?
僕の心の準備が整う前に、テムの魔法が発動した。
転移した先には、干上がった大地が広がっていた。
「ここにもかつては、人が住んでいたんだけどね···」
人が生活できる環境とはとてもじゃないが言えない風景に、ライの呟きが寂しく響く。
あまりの景色に絶句していると、なんだか揺れているような感覚を覚えた。
「来たか」
地震かなと思っていると、ジルがそう呟いてふわりと空中に飛び上がった。
すると次の瞬間、地面が盛り上がり、ものすごい勢いで中から何か出てきた。それは、めちゃくちゃ大きいミミズみたいなやつだった。大きく開けた口の中には、ギザギザした歯がビッシリ生えている。生理的な嫌悪感が体中を走り、僕は思わず魔法を放っていた。
「うあー!『風刃』!」
特大の刃を出すのは初めてだったが、嫌悪感がすごかったおかげで成功したようだ。ドシーンと音をたてて倒れたそれは、スパッと輪切りにされていた。
「あはは、ウィルくんすごーい!」
「一発だったよな!?すげーなウィル!」
二人が褒めてくれるが、僕は視界に入った輪切りミミズに気分は急降下だ。
「ふふ、あれはサンドワームだよ。こういう乾燥した地域に生息している魔物なんだ。いい経験値稼ぎになるからウィル君に倒してもらおうと思っていたんだけど···ふふ、よく出来ました」
花丸の評価をもらえたのはありがたいが、僕は心の準備をしたかった。···いや、これくらい急な方が良かったのか?結果的に、特大のウインドカッターに成功したし。もしかしてライはこうなると分かっていたのだろうか。ライ、恐るべし。
「サンドワームの買い取り部位はほとんどないし、これを収納するのは嫌だから燃やしちゃおう」
「俺がやろう」
ジルが黒炎でサンドワームを消してくれた。視界から嫌なものが消えて気分が上がる。
「まだまだいると思うから、どんどんやっちゃおう」
ライの楽しげな声に、上がった気分が再び急降下した。
その後も、歩いていたら地面を揺らしながら登場するサンドワームを、ジルに抱えてもらって空中から輪切りにするというのを繰り返した。
もはや作業的に討伐しているが、サンドワームは空中に避難できないと厳しい相手だなと思う。僕一人では、絶対に倒せない。僕を抱えて飛んでくれるジルに感謝しながら、討伐を続けた。
最初は入れ食いのようにすぐにサンドワームが出てきていたが、だんだんと出てくるまでに時間がかかるようになってきた。
「これくらい狩れば十分かな。ウィル君、お疲れさま」
やったー!
最後の方は嫌悪感も薄れて···というか慣れてしまって、出てきた瞬間にスパッと輪切りにされるサンドワームに憐れみすら感じていた。
「それじゃあテム、転移を頼めるかい?」
「おう!任せとけ!」
その声とともに、僕達は再び転移した。
名前:ウィル
種族:人族
年齢:1
レベル:56
スキル:成長力促進、言語理解、魔力操作、魔力感知
魔法:土属性魔法(初級)
風属性魔法(初級)
光属性魔法(初級)
水弾、火弾、闇弾、火壁、水壁、闇盾
耐性:熱耐性
加護:リインの加護
称号:異世界からの転生者、黒龍帝の愛息子、雷帝の愛弟子
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