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第46話 ヨルダン魔法国に向けて
しおりを挟む貴族学院が終わって、1日後が経過していた。
僕達は、ヨルダン魔法国に向けて出発することにした。
「そう言えば、どうやってヨルダン魔法国に行くのですか?」と、アリアが聞いてきた。
「こういう感じで行くよ」と、答えた。風壁を四方と上下に張り、真中に魔法具の東屋を展開させた。
「さぁ、行こうか」と、言って3人に手を貸して乗り込んだ。
その時、テレスとアリアは驚いていたが、フェリスは、関心の目線を向けていた。
僕達、全員が乗ったのを確認すると、僕は、瞬足を風壁の周りに展開し、上昇とヨルダン魔法国に向けて移動を開始した。
高度が大体な高さになると、上昇を辞め、移動にだけにした。
「すごいね」と、テレスが呟いた。
「アレク、どのくらい?」と、聞いてきた。
「うーん、8時間ぐらいかな。夕方の前までには王宮に着くよ」と、答えた。
テレスとアリアは、最初の方は怖がっていたが、徐々に慣れていった。フェリスは、顔には出ていなかったが、楽しそうだった。
着くまでの間は、3人と話していた。
「アレク、聞きたい、ことが、ある」と、フェリスが聞いてきた。
「うん、どうしたの?」と、返した。
「オリジナル、魔法、どのくらい、使える?」と、聞いてきた。
「あ、私も気になる」と、テレスが言った。
「私も興味あります」と、アリアも言った。
「そうだなぁ。風属性は、5つ、回復属性は、4つ、使えるよ」と、答えた。
3人とも驚いた表情を浮かべた。
「詳細、知りたい」と、フェリスが言ってきた。
「うん、いいよ。風属性は、瞬足、風壁、風神の鎧、風神の騎士、あと1つは余程のことがないと使わないよ。回復属性は、呪い返し、魅力解除、状態異常無効化、癒しのそよ風で、以上だね」と、答えた。
テレスとアリアは、またまた驚いていたが、フェリスは、「もう、1つは、何?」と、聞いてきた。
「もう一つは、神速だよ。まだ、1回しか使ったことがないよ」と、答えた。
「その1回て、いつの時?」と、テレスが聞いてきた。
「その1回は、アリアを助けるために使ったよ。あの時は、隣国のバレンタ王国に居たんだけど、アリアが危険と察知して、すぐに向かう為に使ったよ」と、答えた。
その言葉を聞き、アリアは顔を赤くした。
その後は、1回休憩を挟み、約8時間後には、ヨルダン魔法国の首都に着いた。
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