言葉なく抱き合ったあの五分間を、ボクは決して忘れない
温かな指先が頬にふれる。コタツの中で上気したボクよりも、さらに熱をおびた指先……緊張の程は彼女の方が上だと知る。
「内緒だよ……」
照れくさそうに目を伏せ、薄闇の中でノブちゃんが笑う。
ベッドからは、マリコの規則正しい寝息が聞こえてくる。罪悪感に胸が痛んだ。
「内緒だよ……」
照れくさそうに目を伏せ、薄闇の中でノブちゃんが笑う。
ベッドからは、マリコの規則正しい寝息が聞こえてくる。罪悪感に胸が痛んだ。
目次
感想
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる