あなたの血は柘榴の味 〜冥王に攫われた花嫁は、逃げることを赦されない〜
地上で慎ましく生きていた乙女神は、ある日突然冥界の王——ハデスに攫われる。
乙女は死者の国を統べる冷酷な男の妻・ペルセポネとなった。
ペルセポネの母は怒り狂い地上を滅ぼそうとしたために、父神ゼウスの命令でペルセポネは母の元に帰ることに。
ハデスとペルセポネが一緒に過ごす最後の夜、ハデスはペルセポネに一つたくらみを施した。
——冥界の食べ物を口にしたものは、完全には地上に戻れないという掟。
ハデスはペルセポネに柘榴の実を食べさせる。
自分の元から決して離れることがないように……
【ギリシャ神話の冥界の統治者、ハデスとペルセポネの夫婦の物語】
イラストはkayano様に描いていただきました。
乙女は死者の国を統べる冷酷な男の妻・ペルセポネとなった。
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——冥界の食べ物を口にしたものは、完全には地上に戻れないという掟。
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