漆黒の魔術師と金の聖女ー時空転移は永遠の出会いー
少女が迷い込んだのは600年後の世界だった。そこには、光の消えた眼差しでこちらを見下ろす美しい男。月のような彼は、太陽の光をまとう少女に怜悧な微笑で手を差し伸べた。
深い森の奥にある古城。その場所には、怜悧な美貌を持つ魔術師が住んでいた。公爵家の嫡男でありながら魔術師を志し、力のある魔術師として成長した彼ークライヴーはやがて人々の前から姿を消した。
数年が経ち、退屈の虫を飼い殺していたクライヴは、侵してはならない禁忌に手を染めてしまう。
精神を糧とする魔術でもっとも難易度が高く手を出してはならないと言われている人身召喚。
魔方陣を描いた彼は、黄金の髪を持つ美しい少女を召喚した。
魔方陣の中から強烈な光とともに現れた彼女の名前は、ルシア。600年前の時代を生きる神官の娘だった。神に仕える家に生まれた少女は、禍々しい黒魔術の世界に生きるクライヴに惹かれ墜ち……。
クライヴもまた最初は慰めものとしてそばに置いた少女への愛を自覚していく。
深い森の奥にある古城。その場所には、怜悧な美貌を持つ魔術師が住んでいた。公爵家の嫡男でありながら魔術師を志し、力のある魔術師として成長した彼ークライヴーはやがて人々の前から姿を消した。
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