瑠璃色(ラピスラズリ)の乙女は愛執の檻に囚われるー暴君シークの甘い罠ー

ヒストリカル(アラブ風?)の寵愛物語。

流され、無理矢理感も強いので、
お気をつけ下さい。

俺様ドSの超絶美形の王子様と
誘い受け天然小悪魔美少女の物語です。


その存在を見た時思わず悲鳴をあげかけ、口元を押さえた。こんなにも美しい人がいるなんて。雄々しすぎず、中性的でもなく、ぎりぎりのラインを保っている造形は奇跡としか言いようがない。これが、噂に聞くシーク・セイ。

砂漠の国ファシャールの王子にして、次期国王だ。

彼のそばに侍りたいと望む女性は数しれず。泣かせた女性は星の数ほどいるとか。

流した浮世の数は知れないが、子はいない。

確か、26歳だっただろうか。

見上げるほど高い背丈に、研ぎ澄まされた美貌と肉体。美貌の王子さまと、一瞬、視線が絡んだ気がして、サーヤは息を呑んだ。
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