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第14話
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その後、ダウロスは処刑された。
立場の差で婚約者ルカを脅し、行くことが禁止されている迷いの森に捨てた。
更にパーティ会場での魔法による暴行から、生きていると何をしでかすかわからないと判断されたようだ。
その後はクラリィが謝罪するから助けて欲しいと連絡が来たけど、私は魔力を使い強化魔法をかけ続ける気はない。
今でも苦しんでいるみたいだけど、私からすれば無関係な人の末路だ。
ミテラは人と話そうとするとダウロスの魔法による攻撃を思い出すようになり、誰とも話せなくなり魔法も使えなくなってしまう。
魔法学園を退学してからはわからないけど、ダウロス達を後悔させることには成功していた。
今の私は馬車に乗り、リオンと一緒に魔法学園へ向かっている。
魔力が完全に戻ったから成績もよくなり、リオンを魔法で強化して力になることもできていた。
全て解決したことで、私はリオンにお礼を伝える。
「全てリオン様のお陰です。本当にありがとうございました」
「俺はルカの婚約者だから、当然のことをしただけだ……これからも、ルカを幸せにしてみせよう」
そう言ってくれるリオンが傍にいてくれるだけで、私は嬉しい。
魔法学園に登校して――私は、婚約者のリオンと幸せな日々を送っていた。
立場の差で婚約者ルカを脅し、行くことが禁止されている迷いの森に捨てた。
更にパーティ会場での魔法による暴行から、生きていると何をしでかすかわからないと判断されたようだ。
その後はクラリィが謝罪するから助けて欲しいと連絡が来たけど、私は魔力を使い強化魔法をかけ続ける気はない。
今でも苦しんでいるみたいだけど、私からすれば無関係な人の末路だ。
ミテラは人と話そうとするとダウロスの魔法による攻撃を思い出すようになり、誰とも話せなくなり魔法も使えなくなってしまう。
魔法学園を退学してからはわからないけど、ダウロス達を後悔させることには成功していた。
今の私は馬車に乗り、リオンと一緒に魔法学園へ向かっている。
魔力が完全に戻ったから成績もよくなり、リオンを魔法で強化して力になることもできていた。
全て解決したことで、私はリオンにお礼を伝える。
「全てリオン様のお陰です。本当にありがとうございました」
「俺はルカの婚約者だから、当然のことをしただけだ……これからも、ルカを幸せにしてみせよう」
そう言ってくれるリオンが傍にいてくれるだけで、私は嬉しい。
魔法学園に登校して――私は、婚約者のリオンと幸せな日々を送っていた。
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