公爵家三男に転生しましたが・・・

米・米・コメー

(ないなぁー、稲っぽい植物が見付けられない

なぁー、、、ないのかな？)


植物図鑑や図書室などで調べ始めて５ヶ月近く

なり、もう少しで秋休みで領地に帰る予定にな

っていた。


アレク「うぅー、、駄目だ、、、」


リリー「アレク様？大丈夫ですか？」


アレク「リリー！市場って王都にあるよね？」


リリー「はい、、ありますが、、」


アレク「行ってみたいなぁ～、、無理かな？」


リリー「そうですね、、、市場は混んでいます

ので厳しいかと思います、、商会では駄目です

か？品揃えはありますよ？」


アレク「じゃぁ、、商会に行きたい」


リリー「はい、、教会の後に寄れるように手配

しておきます」


アレク「うん、、お願い」



週末、、都民街の教会で治癒した帰りに商会に

寄った。


以前に来たことがある大商会だった。


公爵家の馬車が商会前に停まると商会の者達が

並んで出迎える。


商会人「ようこそお越し下さいました、、本日

はどのような品をお求めでしょうか？」


リリー「食料品などを、、」


商会人「わかりました、、ご案内致します」


食料品などの場所に案内して貰い、野菜コーナ

ーに行き、ついでにフウガが好きな野菜を選ん

でいきながら、、あることに気付いた。


(あぁー、、そうだよ！！卵は形は同じでも前世

と違って大きいし、果物は味は似てても形や名

前が違うし、野菜もだったぁー！！忘れてたー

！！稲っぽい植物じゃない可能性があるよねー

、、、う～ん、、どうしよう、、種扱いかな？

まさか豆じゃないよね？豆からいく？)


アレク「リリー？」


リリー「はい、、どうされました？」


アレク「豆とか植物の種ってあるかな？」


リリー「豆と植物の種ですか？、、、あります

でしょうか？」


商会人「はい、あります、ご案内致します」


豆類コーナーに案内されたが、、、


商会人「こちらでございます」


アレク「うわぁー、いっぱいある、、」


リリー「そうですね、、私もこんなにあるとは

思っていませんでした」


商会人「レオナス聖国の一部の地域などでは肉

のかわりに食されております」


案内してくれてる商会人の言葉に、、


アレク「あー、なるほど、、」


リリー「そうですね、、」


(あれだね、、ベジタリアンなのかな？私には無

理かな～！サラダスパでもハムは必要だったも

ん。だけど、、ざっと見たけど、、豆類だけで

３０種類位あるよね、、、前世からそこまで豆

って好きじゃないんだけど、、カシューナッツ

とか嫌いだったし、、でも、、でも、、米の為

には買って貰おう)


アレク「リリー？」


リリー「はい」


アレク「全種類を試したいから買って！！」


リリー「わかりました、、ではお願いします」


商会人「はい、ありがとうございます」