幼き少女の冒険譚 《Fairy Feblae Grimm 》
──幻想戯曲。それは数多の英雄を、伝説の幻獣を、武具をも召喚出来る、魔導書。
如月蒼月は学園の図書館で、『Rotkäppchen《赤ずきんちゃん》』というグリム童話を元にした一冊の小説を見つける。
だがそれは、自分以外には題名も内容すらも判らないという不思議な本であった。
その帰り道、突如謎の少年と獣使いの少女に襲われた蒼月。
彼の危機を救ってくれたアイリスという少女に言われるがままに『Rotkappchen《赤ずきんちゃん》』を読みあげれば──そこには、小説の中にしか存在し得ない筈の、赤いブロードの頭巾を被った少女がいたのだ。
グリム童話を元にした、現代に蘇る少女らの狂おしきファンタジア。語られる事の無かった物語が今、紡がれる──。
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