嵐大好き☆ALSお母さんの闘病と終活

2017年「障害者として」

お風呂上がりにティースプーン三分の一

　浴室で転倒してから、シャワーチェアと手すりをつけた。
　そのおかげで、お風呂に毎日安心して入れるようになった。

　脚を上げることができないので浴槽に入ることはできないけれど、もともと「カラスの行水」と例えられるような長湯をしない私だったので、今の季節はシャワーで十分！

　それでも、１時間以上かかる入浴時間。
　元気だった頃の３倍もかかる。

　そのせいで、出た時は暑くて暑くて（汗）
　喉もカラカラ！

　冷たいミネラルウォーターをゴクゴクと飲んでみたいといつも思う。
　トロミ水では喉ごしがさっぱりせず・・・

　そこで看護師さんに以前教えて頂いた、むせないお水の量が「ティースプーン三分の一」と言うことで、その量を口に含ませ、冷たさを味わい・・・ゆっくりと飲み込む・・・

　ごくり、ごくり、ごくり・・・
　回数は３回まで・・・

　気をよくして、それ以上飲もうとすると、何故か必ずむせてしまう。

　三分の一ずつ３回と言うことは、そのティースプーンのちょうど１杯分。
　ほんの僅かな量だけど、喉を通るときのなんと美味しいこと！

　幸せだ～

　残りの水分補給は、胃ろうから注入。
　味気ないけど、それで喉の渇きはなくなるのでありがたいものです。