夜にしか会えない魔女は夜がキライ

第9回ライト文芸大賞 参加中! 現在の順位:495位 / 1,764件
それは昔、ヨーロッパの方では魔女が存在したらしい。
病気や怪我を治したり、 失くしたものを見付けたりと人々を助けて来た魔女がー…

朝見緋呂(あさみひろ)、中学3年生。
あたしは魔女がいるって信じてる。
だってお隣に住む十六夜穂月(いざよいほづき)はきっと魔女だもん。

「降らそうか、雨」
「さすが魔女!そんなことできるんだ!?」
「出来るわけないだろ、魔女にそんな力ないんだよ」
「つーか俺は魔女じゃないし」

「魔女でしょ、魔女の末裔!」

魔女とは魔術を行える人のことで多くは女の人だけど、 稀に男の人もいるらしい。
昔過ぎて、今はそんな力あるわけないって 穂月は言うけれど。

「だって魔女だから太陽の光が苦手なんでしょ?」

あたしの知らなかった魔女はもっと残酷で切なくてー…

それでもあたしは穂月といたいんだ。
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