言われのない罪を着せられましたが、全く身に覚えがないので取り敢えず証拠を出して貰えますか?

「あの、すべて身に覚えがないのですが。」

王族主催のパーティーで濡れ衣を着せられ婚約破棄を宣言された公爵令嬢、ウルスラ・ベネットはただただ理解に苦しんでいた。正直、婚約破棄を突きつけてきた婚約者こと第二王子にはなんら未練は無いし、私と言う婚約者がいながら、他の女にうつつを抜かしてその女と新たに婚約を結ぶなど馬鹿げたことを言っている王子に涙をくれてやるのも惜しいが、とにかく解せない。

王子とどこぞの馬の骨かも分からない娘に関してはどうでもいいが、名誉を傷つけられて黙っていられる訳もなく。パーティー会場で高らかと笑うふたりをその座から引き摺り下ろして断頭台に立たせる為、私は悪役令嬢にでもなんでもなってやる。

理解ある人達と共に、地に落ちた私の名誉を挽回させていただきます。首を洗って待ってなさい!
……と思っていたら、王太子、その手に持っている小さな箱は一体なんですの?

一人で突っ走っちゃう猪突猛進型公爵令嬢×腹黒だけどピュアで本命初心な王太子のハチャメチャラブストーリー。

※リアルを優先している為、不定期更新です。
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