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王道学園
転校初日
しおりを挟むうん うんうん
もうるんるん過ぎてマジで待ち遠しすぎて気が狂いそう
なんならここで気が済むまで意味もなく叫びたいくらい!
どれ程この時を待ちわびたか!!!
今までの苦労が水の泡だからもちろんのことしないんだけどね?
みなさんも同じ気持ちだと存じます
皆様お待ちかね
俺にとってはこのイベントによって今後が決まるくらい重大なイベント
副会長との出会いイベント 待機中です!
ここから確認できるだけでざっと15人くらいはこのイベントを待ちわびて待機しているのが確認出来ているんだよ
ちなみに先輩もいますよ
張り切りすぎて朝の6時から待機しているのでちょっとお話に付き合って下さいね
ところでみなさん話は変わりますが覚えていますか?
賭けに負けた俺への先輩からのお願い
むしろ俺にとってはご褒美なくらいの内容で条件が少しついたけどなかなか楽しみなんだよー
あの時の会話はこうだったね
「あおちゃん、今回は桃葉珊瑚さんとして待ちわびた転校生くんを主人公にした話を書いて欲しい」
「え、それだけですか!?
もちろん書くつもりではありましたけどそれだけではご褒美でしかないですよ?」
「そうだねぇ、その上でのお願いなんだけど本番書くときに横で観察するのはアリだったりする?」
とこんな感じだった
実は俺は桃葉珊瑚として小説を書いていていつかのタイミングで先輩にバレてしまっていたらしい
さらに驚くことに先輩は俺の小説を読んでくれていたらしく知っていてくれていたので俺の方が嬉しかった
更に先輩いわく俺の小説は人気があるらしい
ありがたいことですね、ほんとうに。
そんなこと言われたら毎日起きた出来事を書くために先輩と毎日会うことなんて容易いことですよ
親衛隊にバレるのは恐ろしいけど思わず舞い上がって二つ返事で了承したわけですね
はい。
少し反省はしておりますが後悔はしてません
何よりファンがいてくれてるってだけで書いてる側からしたら救われてるし感謝でいっぱいで嬉しいもんですね
ああ、神様仏様同士たちよ
どうかこの学園生活に俺の腐男子生活の夢を見させて下さい
提供はしますのでお願いです!!!
応援ありがとうございます!
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