このことは、内密に。

空々ロク。

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このことは、内密に。第2話

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ガチャとドアを開けた瞬間「いらっしゃいませー!」と大きな声が返ってきた。
探偵事務所だと思ってドアを開けた俺は、場違いのような声に一瞬住所を間違えてしまったのかと思ったが、ドアには確かに「如月探偵事務所」と書かれていたし、大きな声には聞き覚えがあった。
「あれ?嘘!綴くんじゃん!もう来てくれたの?俺ってば愛されてるーっ!」
そう、昨日会ったスイの声だ。
やけに通る声はアイドルとして培ったものなのかもしれない。
「そういう意味じゃねぇって。話が終わってなかったから来ただけだ」
「どんな理由だって会いに来てくれたんだから嬉しいよ。さ、座って座って」
スイは俺の後ろに周り背中を押して席に座らせた。
部屋の中は見れば見るほどカフェのような風貌だ。
「本当に探偵事務所なのか?」
「そうだよ。この方が堅苦しくなくていいってユニ……兄貴が言ったからこういう雰囲気になったわけ」
「兄貴……あぁ、双子がいるらしいな」
「あ、ちゃんとニュース見てくれた?ビックリしたでしょ?」
「まぁな。お前が秘密にして欲しいって言ってた意味がよく分かった」
「ありがとう。綴くんなら分かってくれると思ってたよ。ブラックコーヒーでいい?」
頷くとスイは「了解!」と機嫌良く部屋の奥へと入って行った。
数分後、現れたのはスイと同じ顔でスイとは違う青と黒のツートンヘアの男だった。
「あれ?お客さんだ。すみません、お待たせして」
「いや、俺は客じゃなくて……」
「あぁ、スイに用事ですか。確か青宮綴さん」
「俺のことはスイに聞いたのか?」
「聞いたというか見たというか。俺はスイを通して貴方に会ってます、昨日」
「……は?」
意味が分からず引き攣った顔になる。
言葉通りに取ればそれは超能力の一種のようなものになるが、とても信じられない。
真面目な顔で冗談を言っているようにしか見えなかった。
「どういう……」
意味を尋ねようとした瞬間、部屋の奥からスイが戻ってきた。
「あ、ユニ。ごめんごめん。コーヒー作ってた。先に綴くん来てるって説明しようと思ってたんだけど」
「大丈夫。大体理解してる」
「良かった。改めてこの人が綴くん。直接会った方がカッコイイでしょ?」
「そうかもね。俺は興味ないけど。スイの好きそうな感じ」
「なぁ、それってどういう意味だ?昨日俺に会ったって言われても意味分かんねぇから」
俺の言葉にハッとしたスイはコーヒーを机に置いてから言った。
「ユニ、言ったの?」
「少しだけ。説明はスイからお願い。俺は寝る」
「全部言っちゃっていいってこと?」
「スイの判断に任せる。それじゃ」
ユニと呼ばれたスイの兄はひらりと手を振って部屋の奥へと戻って行った。
顔はそっくりだが性格は真逆なのかもしれない。
スイと違ってユニは淡白だった。
「で、どういう意味だ?」
「ユニもああ言ってたし綴くんには全部話すよ」
そう言ってスイは俺の対面に座って一口コーヒーを飲んだ。
「えっと、まず今のが俺の双子の兄でユニっていう名前。一緒に探偵やってるしアイドルもやってる。言わば相棒でパートナーって感じかな。大体のことは一緒にやってきた、昔から」
「へぇ。昨日ネットニュースで見た時はユニの方も満面の笑みで映ってたな。あっちは随分キャラ作りしてるわけだ」
「そうだね。基本的にお客さんやファンの子に対しては敬語で丁寧だし。ユニなりに作ってるとこはあるね」
「むしろそっちが普通か。スイの方が変わってるのかもしれねぇな」
何せ自分だってそうだ。
SNS上では可愛い女のコとして活動しているのだから。
「俺はただ演技下手なだけだよ。あと作る程自分を隠したいと思ってないからかな。綴くんに探偵であることもすぐ暴露しちゃったしさ」
「ってかその派手な見た目じゃファンにバレるんじゃねぇの?デビューしたわけだし有名になったらますます大変そうだぜ」
「あぁ、それは大丈夫。俺もユニも記憶操作出来るから」
にこりと笑って言うスイだったが、当然俺の頭には疑問符が浮かぶ。
「記憶操作?どういうことだ?」
「そうそう。それがさっきの件にも繋がるんだけど、俺とユニって変わってるんだよね。超能力が使える」
「……は?」
思わずぽかんとしてしまう。
あまりにも荒唐無稽だった。
「ま、そういう反応が普通だよね。この件について誰かに話すのは初めてだけど、突然超能力って言われたら誰でもそうなると思う」
スイは再びコーヒーを飲んでから言った。
「俺たちが出来ることのひとつが記憶操作。俺たちと会ったことを忘れさせることも出来るし、俺たちの存在を俺たちでないと思わせることも出来る。だからもしファンの子が来ても俺たちだと思わせないようにすればいいんだ」
「……分かるような分かんねぇような」
「相手の姿をどうしても覚えられない時ってない?何回見ても覚えにくい人とか。要はそれと同じ。何回も会ってる気がするのに俺たちのことを認識出来ない、みたいな」
スイの言い分は分からなくない。確かにそういう経験もある。
勿論それが全て超能力なわけではないが、感覚的にはそういうことなのだろう。
元々超能力なんて理解の範疇を超えている。
納得しなければ話は進まないのだ。
「分かったことにする。話進めてくれ」
「ありがとう。で、さっきユニが匂わせてたのも超能力なわけ。簡単に言えばユニは俺の目を通して物を見ることが出来る。逆もまた然り」
「……それは便利っつーかなんつーか……」
「綴くんが言いたいこと分かるよ。便利だけどプライバシーはなくなる。だから俺たちもあまり使わないようにしてる」
「成程。互いの意思が揃わなきゃ見れないわけだ」
スイはこくりと頷く。
「流石に見せたくないこともあるからね。最初のうちは能力が扱えなくて俺もユニも見せたくない時に見せたことがあったし、見たくない物を見せられたりしたけど」
「今では上手く使えるようになったってことか。ってことはお前の意思で俺のことを見せたんだな」
「そういうことになるね。実は綴くんがキラリちゃんじゃないかって言ったのはユニなんだ。俺は綴くんに一目惚れしてああいう人がタイプってユニに見せたわけ。そしたらユニが手元に気付いた」
「ユニもキラリのこと知ってるのか」
「勿論。キラリちゃんの人気の高さなら綴くんの方が詳しいと思うけど?」
ふふっと笑われ肩を竦める。
キラリへの反応の多さを考えれば人気があるということは間違いない。
だが、自分とかけ離れた存在のようで──何となく他人事のように思えるのだ。
俺のその微妙な気持ちを汲み取ったのか、スイは複雑そうな笑みを見せた。
「綴くんの気持ち、分かるよ。俺もアイドルの自分は他人事みたいだから」
「よく俺が考えてることが分かったな」
「それが愛の力ってやつでしょ?」
「そういうもんか?」
「ドライなとこもカッコイイね、綴くんって」
スイは嬉しそうに言ってコーヒーを飲んだ。
キラリと違って褒められ慣れていない俺は気恥ずかしくなって同じようにコーヒーを飲む。
本格的な喫茶店で飲んでいるかのような美味しさが口中に広がった。
「美味い」
「でしょ?ユニはコーヒー淹れるの下手なんだ。だからいつも俺が作る」
「へぇ。似てる双子でもそういうとこは違ぇんだ」
「そうだね。ユニはすごく絵が上手いけど俺は全然描けないし。違うとこも結構あるよ」
普通の双子ならともかくスイとユニは変わった双子だ。有り得ない程似ていることが多いのかと思ったが、その辺りは普通と変わらないらしい。
「で、お前らはアイドル活動しつつその超能力使って探偵もしてるわけか」
「そう。だからユニとはずっと一緒にいるんだ。アイドルやってる時も探偵やってる時も私生活も。ユニがいなかったら乗り越えられなかったことなんて沢山あるし本当に良い相棒だと思ってるよ」
にこりとアイドルのような笑みを見せるスイ。
ユニのことを信頼していることも大好きだということも伝わってくる。
だからこそ不思議だった。
「で、そんな大切な相棒がいるにも関わらず俺みたいな他人に秘密暴露していいのか?」
「本当は駄目だよね。ってか今までこんなことなかったし。でも綴くんには運命感じたんだよねぇ」
のほほんと言ってからスイはコーヒーを飲む。
「これは超能力と関係ないかもしれないけどピンと来たんだ。君のこと見た瞬間、初めて会った気がしないと思って。しかもそれが大好きなキラリちゃんだったんだから運命だと思わない?」
「いや、そう言われても」
「俺、人間嫌いだから今までユニ以外どうでもいいと思ってたんだけど綴くんと会った時に初めて心が動いたんだよね」
「人間嫌い?そうは見えねぇな」
アイドルと探偵──どちらも人相手の商売だ。
明るく「作ること」が出来ないスイにはピッタリだと思ったが。
「社交性は高いし適応能力もあるから表面上は問題なくこなせる。でも本音とは別だよねって話。むしろ人間嫌いだからアイドルも探偵もやってるのかも。無理にでも人間と関わらないと本当に人から離れて篭っちゃいそうで」
「色々あるんだな、お前も。ユニもそう思ってんのか?」
「意外かもしれないけどユニの方が人間好きだよ。むしろユニは大好きかも。人間は自分の思いと違う風に動くから好きなんだって」
「あー、そういうの楽しむタイプな。分からなくない」
自分もどちらかと言えばユニ寄りだ。
キラリとして活動している時は特に他人の反応を楽しんでいる。
「そう言えば綴くんってカメラマンなんでしょ?」
「……よく調べたな」
「健全な調べ方しかしてないから安心してよ。結構調べないと出てこなかったけどね。カメラマンとしても素性隠してるの?」
「隠してるわけじゃねぇけど。作品さえ良ければ撮影した人間なんて誰でもいいだろ?そういう考え」
俺の本職はカメラマンだ。風景写真専門のカメラマンで、歴もそれなりに長い。
あまり有名な方ではないがコアなファンがついてくれている。
カメラマンとしての名前はアルファベットのT。
スイに言った通り作品さえ良ければカメラマンの素性などどうだっていいという考えから名前すら真面目に付けなかった。
「すごく綺麗な写真撮るよね。幻想的な写真ばかりだから妖精でも写ってるんじゃないかと思っちゃった」
「……何だそりゃ」
呆れるように言ったが内心はものすごく嬉しかった。
妖精の件はともかく、現実が非現実に見えるような写真を目指している俺にとって幻想的な写真という言葉は一番言われたかった感想だ。
「でもまぁ、ありがとな。おかげでモチベーション上がったわ」
「綴くんらしい写真だと思ったよ。勿論キラリちゃんの写真もキラリちゃんらしくて好きだけどね。キラリちゃんの時はすごく可愛い写真になるからすごい」
「キラリは加工頼りだから。その加工のセンスあるのは自覚してるけどな」
ククッと笑うとスイは「最高」と大笑いした。
「綴くんのそういうとこいいなぁ、大好き。俺の好みばかり突いてくるんだもん。どうにかして」
「知るかよ。とりあえず色々教えてくれてサンキュ。大体分かったわ。お前とお前らのこと」
「あれ?帰っちゃうの?」
立ち上がった俺を見て寂しそうな瞳を向けてくるスイ。
アイドルらしい可愛い顔立ちのスイにそんな瞳を向けられると悪いことをしてしまった気になる。
「コーヒーも全部飲んだし話も終わった。他に何かあるか?」
「スイのこともっと知りたいとかスイの全てが欲しいとかないの?」
「あるわけねぇだろ!俺がいつお前に惚れたって言ったんだよ!」
「そうなの?てっきりもう惚れられてると思ったのに。まぁそれは時間の問題ってことで」
「すげぇ自信だな。逆に感心するぜ」
今の俺はスイに惚れていないと断言出来る。
だがこの先どうなるかは分からない。
少なくとも俺はスイに好意を寄せているし、スイは俺を落とす気満々だ。
「こういうのは自信あるようにみせた方が上手くいくんだよ。綴くんの心理的な部分に爪痕残す、みたいな」
「……そういう作戦バラすところがスイのいいところなのかもしれねぇな。それじゃ」
「あ、綴くん!」
「ん?」
「また遊びに来てね。あとキラリちゃんの写真も楽しみにしてる」
ニコニコと笑顔を向けてくるスイの周りにはキラキラと輝きが舞っているかのようだった。
アイドルの仕事をしていない時でもアイドルのような雰囲気を纏うのはスイがいつでも素のままだからかもしれない。
「あぁ。いい写真撮れたらな」
「綴くんはいい写真しか撮らないでしょ」
「褒めすぎだろ」
一言残し、探偵事務所を出た。

(結局話してもよく分かんねぇ奴だったな)
自宅へ戻る途中、公園に立ち寄る。
花壇には色とりどりの花が咲き誇っていた。
2枚ほど写真を撮り公園のベンチに座った。
トリミングをしてからフィルターを掛ければ映え写真の完成だ。
『今日も1日頑張ったよ☆皆に元気になる写真おすそ分け~』
キラリっぽい言葉と共に写真を投稿する。
スマホをポケットにしまい「はあ」と息をつく。
昨日今日と考えることが多く、少し疲れてしまった。
怒涛のような急展開について行くだけで精一杯だ。
(探偵でアイドルで双子で超能力者か。盛り沢山だな)
スイとユニについて考え出すとキリがなさそうだ。
「ん?」
ポケットに入っていたスマホが震え、画面を見る。
『言い忘れてた!綴くんにお願いがあるんだけど、俺とユニのカメラマンになってくれない?』
「はぁっ!?」
思わず大声を出してしまう。
内容への驚きもそうだが、それよりも何故スイが俺の連絡先を知っているのか──その方が驚きだ。
「……本当謎しかねぇなぁ、アイツは」
くしゃっと髪の毛を掴む。
また今日もスイのことばかり考える1日になりそうだ。
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