このことは、内密に。

空々ロク。

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このことは、内密に。第5話

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「スイ」
名前を呼ばれて顔を上げる。
目の前には大好きな彼がいた。
「悪ぃ。待ったか?」
「ううん、全然。俺も来たばっかりだから」
「そうか。じゃ、行こうぜ」
ニッと笑った彼を見て──また今日も好きになってしまった。

今日は綴くんとの初デートだ。
なかなかスケジュールが合わず、結局付き合い始めてから1ヶ月以上時間が空いてしまった。
その間、全く会えなかったわけではない。
綴くんが事務所に顔を出してくれたこともあったし、俺とユニの撮影をしてくれたこともあった。
けれど2人きりでデートなど初めてだ。
改めてそう考えると緊張してしまい、双子の兄であるユニには昨日沢山笑われた。
探偵としての仕事を終え、事務所であるカフェを掃除している時のことだった。
「何を今更緊張してるの。2人きりで会ったことだって何度もあるでしょ」
「あるけどデートだよ?意味違うじゃん。それに付き合ってからまともに2人きりになるのは初めてだし」
「スイっていざとなると急にしおらしくなるよね。それまでは結構大胆なとこあるのに。可愛い」
悪戯っぽく笑うユニは俺の変化を楽しんでいるようだった。
「ユニ、俺で楽しんでない?」
「楽しんでるよ。こんなこと二度とないから。スイが慣れたらもうそんな反応しないだろうし」
「……全く」
口ではそう言いつつも不快ではなかった。
他の人なら許せなかったかもしれないが、ユニなら許せる。
テーブルをひとつひとつ丁寧に拭く俺を見てユニはニコニコ笑っていた。
「何かしてないと落ち着かないって感じ?」
「そ、そんなことないから。掃除も仕事の一貫でしょ?」
「だってスイ、何回も同じテーブル拭いてるんだもん。気付いてないみたいだけど」
「嘘!?そうだった?」
言われて初めて気が付いた。途端に恥ずかしくなり、椅子に座った。
「……はぁ、ユニの言う通りかも。こんなに緊張するとは思わなかった」
「俺はそんなに驚かないけどね。むしろスイらしいなって思うよ。いいんじゃない?それだけ好きってことなんだから」
「まぁね。それはそうなんだけど。こんなに誰かのこと好きになるなんてね」
俺の人生にはいつもユニがいた。昔からずっと。
それだけで満たされていた自分がまさか恋に落ちるなど思いもしなかった。
テーブルに頬杖を付き、ユニを見つめる。
ユニは書類をまとめているファイルケースを整理していた。昔から変わらないしっかりした兄は俺の視線に気付いたらしくニコリと笑った。
「運命の出会いなんじゃない?綴さんと出会った時そう思ったって自分でも言ってたでしょ」
「そうだけどさ……正直ユニはどう思ってる?俺と綴くんが付き合い始めたこと」
「ん?嬉しいよ」
整理が終わったらしいユニは立ち上がり、キッチンに入って行った。少ししてマグカップを2つ持って帰ってきた。
「あ、ごめん。ありがとう」
「ううん。俺が飲みたくなっただけ。今日もお仕事お疲れ様」
「ユニもね。お疲れ様」
軽くマグカップをぶつけ、乾杯をする。
仕事終わりのこの時間が俺は好きだった。
他愛ない話もユニとなら楽しく、そして疲れが取れる気がする。
「で、さっきの話の続きだけど本当に嬉しく思ってるよ」
「本当?寂しくない?」
「寂しくないよ。2人が付き合ったって俺とスイが会えなくなるわけじゃないし。仕事も一緒だし、今の所スイは同じ家にいてくれるみたいだし」
「うん、勿論。俺はユニとずっと一緒に暮らしたいから家を出るつもりないよ」
「綴さんが一緒に住みたいって言ったらどうするの?」
ほんの少しだけ思案した後、俺はずるい答えを提示した。
「その時は綴くん連れてきてここに住んでもらおう」
「上手い答えだね。俺は構わないけど」
「ユニがいいなら絶対そうするね。綴くんのこと説得しなきゃ」
その時が来るかは分からないけれど、俺は真面目にそう思いながらホットミルクを飲んだ。
だって選ぶことなど出来ない。
ユニのことが大切で大好きで。
綴くんのことが愛しくて大好きで。
本気で2人と一緒にいたいと思うし、それが俺の幸せだと言える。
「……スイの夢、叶うといいね」
「俺の夢だもん、叶うよ」
ユニに向けられた笑顔と同じ笑顔を返す。
絶対に叶えることが出来るのだ、俺は。

「で、何処行く?てかスイの変装ってそれだけなのか?」
「うん。多分バレないよ」
今日の俺は伊達メガネにキャップを被っていた。特に目立つのは左右色違いの髪だろうと思い、軽く変装したのだが綴くんとしては足りないようだった。
「結構オーラあるけど大丈夫か?」
「ま、バレたらその時は超能力使って誤魔化すよ。綴くんは心配しなくて大丈夫!さ、行こ行こ」
「あ、ああ」
綴くんの腕を引っ張る。
今日行く場所は予め決めておいた。
「成程。だからカメラ持ってきてって言ってたんだな」
向かう方向で何処へ行くか察してくれたらしい。
「そう。きっと綴くんなら撮りたいって言うと思ったから」
「そうだな。1人じゃ行かねぇし折角なら沢山撮りたい」
着いた場所は水族館だ。
初デートに水族館などベタ過ぎるのでは、と危惧したのだがユニの「でも綴さんはカメラマンだから生き物とか撮りたがるんじゃない?」という言葉に背中を押された。
綴くんの反応を見る限り俺の選択は間違っていなかったようだ。常々ユニには感謝しかない。
水族館に入るとすぐに大きな水槽があった。
小さな魚から巨大な魚まで多くの魚がすいすいと泳いでいた。
「すごいね。こんなに沢山いるのに広々と泳げるなんて」
「これぐらい水槽が大きければ魚もストレス感じなくて済むかもな」
「何となく楽しそうに泳いでるように見えるもんね」
じっと魚を見ていると綴くんはカメラの準備を始めた。
大掛かりな準備ではなく、カメラをひとつ取り出してレンズを付け替えたぐらいだ。
「どの魚を撮るの?」
「大物にするか」
巨大な魚に目を付けた綴くんはカシャ、カシャとシャッターを切った。
真剣だけれど嬉しそうに撮影をする横顔は一番好きな顔だ。
本当に写真を撮ることが好きなのだと思わせてくれる。
本人は気付いていないかもしれないが、撮影する度に小さな微笑みを浮かべている。
上手く撮れた時は更に嬉しそうで──それを見ているのが幸せだった。
魚ではなく綴くんばかり見つめていると目の前でカシャという音がした。
「もしかして俺のこと撮ったの?」
「ああ。ぼーっとしてたから」
「絶対変な顔だよ、それ!」
恥ずかしさで少し怒ったように言ってしまう。
不意打ちの自分の顔などどんなものか予想もつかない。
綴くんは一眼レフカメラをいじり、先程の写真を画面に映した。
「大丈夫だろ。可愛いって、ほら」
「そこまで変じゃなくて良かった。っていうか可愛いって言ってもらえたのがすごく嬉しい」
「……あー」
形勢逆転とばかりに俺は意地悪く笑った。
「そんなに照れなくてもいいでしょ?沢山言って欲しいぐらい」
「滅多に言わねぇよ」
「えー!じゃあ俺は綴くんのことカッコイイって沢山言うね」
「それもあんまり言わなくていいって」
綴くんがこの手の話題が苦手だということは勿論知っている。だからこそ言いたくなってしまう。
「分かった分かった。適度に言うね。さ、次行こ」
自然と手を差し出した俺に綴くんはしっかりと握り返してくれた。
たったそれだけのことが物凄く嬉しかった。

水族館に入って3時間が経ち、俺たちはやっと後半に突入した。
ゆっくり見て回っていても飽きることはなく、むしろ話は尽きなかった。
綴くんに撮影方法を聞いたり、目の前の魚の話をしたり──些細なことが俺には楽しく感じられた。
「わ、クラゲだ。キレイだね」
「水族館の見せ方も上手いよな。神秘的に見える」
綴くんの言う通り見せ方が上手いのだろう。
ただ単に水槽を準備してクラゲを泳がせるのと雰囲気のあるライトと共に泳がせるのでは全く印象が違う。
当たり前のことだが水族館の素晴らしさを感じる。
「そう思うとクラゲ以外もそうだよね。その魚ごとの魅力を最大限に出そうとしてくれてる」
「そういうとこも意識して見ると楽しいぜ?」
「流石綴くん。カメラマンさんも人の見せ方とか風景の見せ方とか一番良いとこ分かってるもんね。やっぱりこういうとこでも着眼点違うね」
「職業病かもな。無意識に意識してるってやつだ。そうだ、スイ。その端に立ってもらえるか?」
頷いて言われた場所に行く。
顔の傍にクラゲの水槽があり、思わず覗き込んでしまう。
同時に綴くんが撮りたい構図が分かった。
「お、分かってくれたか」
「うん!任せて」
この覗き込む構図が撮りたかったのだ、彼は。
他のクラゲの水槽ではこんな風には撮れない。
綴くんが撮りたがっていた物を予測出来たことが嬉しかった。
それから綴くんは色んな場所でカメラを構えた。
風景写真を撮ったり魚のアップを撮ったり、たまに俺がモデルになったり。
デートと言うよりは撮影する彼に付き添っていると言った方が正しかったかもしれないが、俺はすごく楽しかった。
初デートは成功だと言える。
「……何か俺、撮影してばっかだったけど大丈夫か?」
夕方になり水族館を出て綴くんは申し訳なさそうに切り出した。
「撮影してばっかりだったけど大丈夫だよ。前に言ったでしょ?俺は撮影してる綴くんが好きだって」
「まぁそうだけど。デートっぽくなかったかなって」
「俺たちはこういう感じでいいんじゃないかな?綴くんも俺も楽しかったわけだし」
「そっか。確かにそうだな。じゃ、飯でも食って帰るか。オムライス食いたいんだっけ?」
デートの約束をした時にちらっと言ったことを覚えてくれていたらしい。
綴くんは見た目によらず律儀で誠実な人だと改めて思った。
「うん!いい?」
「勿論。店も決まってるんだろ?」
「まぁね。こっちだよ」
水族館から少し離れた先の路地裏へ向かう。
初めて行く場所だったが迷うことなく着いた。
オムライス型の大きな看板が目印になったからだ。
「ネットで見た通りだ。可愛い」
「インパクトあるな」
「あれ?撮らないの?こういう場所、キラリちゃんが好きそうだけど」
「あー……その件については飯食ったら話すわ」
気まずそうに言ってから綴くんは先に店内へ入っていった。とことことついて行く。
店内は黄色一色でいかにもオムライス屋という内装が施されていた。
店主のオムライス愛が伝わってくる。
定番オムライスを2つ注文し、水を飲んで一息つく。
「綴くん、デートどうだった?」
「ん?良かったぜ。スイといるのは落ち着くしな」
「それ、とっても嬉しい!水族館にして正解だったね。沢山写真撮ってもらっちゃった」
「スイとユニのこと撮影するようになってから人物写真も楽しいって思うようになったんだ。だから色々撮りたくなってな。モデルが身近にいるのは有難い」
「プライベートの写真ならいつでもモデルになるから言ってね」
運ばれてきたオムライスは黄色と赤色が鮮やかだった。見るからに美味しそうだ。
記念にスマホで撮影した後、食べ始める。
綴くんは撮影することなくオムライスに手を付けていた。
食べ終わってからと綴くんは言っていたが、先に理解してしまった俺はその件を口にした。
「もしかしてキラリちゃん、いなくなるの?」
「……んー、まぁな。そのつもり」
「何で?キラリちゃんの写真も好きなのに。いなくなっちゃったら寂しいな」
「キラリは結局もう1人の俺だったんだと思う。上手く言えねぇけど自分にない部分を補ってる存在っていうか。ま、元々はそんな難しく考えてたわけじゃねぇんだけど」
「何となく分かる気がする。満たされない部分を満たしてくれる存在って感じかな」
俺の言葉に綴くんは頷いた。
「そうだな。でも俺、スイと付き合い始めてから満たされたんだ。そしたらもうキラリは必要ねぇかなって思った。写真撮るのは勿論好きだし続けるけど、キラリとしてSNSをやっていくのは辞めようと思ってる」
「嫌」
「は?」
「俺は綴くんと付き合いたいしキラリちゃんの写真も見続けたい」
「それは別にキラリじゃなくたって……」
「ううん。綴くんはキラリちゃんを辞めたらもう写真をSNSにアップしなくなるもん。俺に個人的に見せてくれることはあるかもしれないけど、それじゃ綴くんの良さが広まらないから嫌」
「……」
「俺は綴くんが撮る写真が好きだよ。自分のことを撮ってもらいたいと思うぐらいには。それぐらいすごい人が撮った風景をこれからも沢山の人に見て欲しいの」
「スイ……ありがと」
綴くんはオムライスを食べる手を止め、俺のことを見つめる。真剣に見つめ返すと俺の本気が伝わったようだった。
けれど綴くんの気持ちは揺らいでいない。このままでは本当にキラリちゃんの存在を消すつもりだ。
勝負を仕掛けるなら今だ、と俺はキッと目を釣り上げた。
「綴くん!」
「どうした?急に」
「俺と勝負しない?」
「勝負?何の?」
怪訝そうに見られ、俺は人差し指を立てた。
「俺が勝ったらキラリちゃんであることを辞めないで欲しい」
「……そういうことか。分かった。お前がそんなに言うなら俺もこの勝負に賭けることにする。で、何で勝負するんだ?超能力使えるお前が有利にならないやつで頼むぜ」
ククッと笑いながら言われ、思わず笑い返す。
「そんなこと考えもしなかったや。あー、絶対勝てる勝負についてユニに相談してからにすれば良かったな」
勿論冗談だ。本気の勝負に超能力を使う気はない。
「えーっと、じゃあ次にこの店に来た人たちの人数が奇数か偶数かっていうのはどう?」
「確かにそれは運要素強いな。もっと運要素強くする為にこれから3組後ってことにしねぇか?」
「オーケー。じゃあ綴くんが先に決めていいよ。俺は綴くんが選ばなかった方にするね」
少し悩んだ素振りを見せてから綴くんは「んじゃ偶数で」と言った。
「俺が奇数ね、了解」
店内は8割が2人組だ。綴くんの選択は無難だろう。
けれど俺は負ける気がしなかった。
「あ、今入ってきたね。1組目だ。んーと……偶数だね」
入ってきたのは2人組の女の子たちだ。
じっと見てしまった所為か一瞬気付かれそうになって慌てて顔を逸らした。
「スイ、自分が有名だってこと忘れてんだろ?」
「まぁね。ずっと意識してられないんだもん。変装しててもバレそうになるもんだね」
「それじゃ変装のうちに入んねぇよ。お、2組目だ」
2組目は男性1人だった。
ここまで偶数、奇数と順番に来ているのは運命のようなものを感じてしまう。
本当の運命は次の人たちにかかっているのだけれど。
「あれ?そう言えばいつの間にかオムライス食べ終えてるじゃん、綴くん」
「美味かったからな」
「俺も食べよっと。ここのお店、本当に美味しいよね」
「あぁ。気に入った」
キョロキョロと店内を見回す綴くんは内装も気に入ったようだ。本当は撮影したいと思っているかもしれない。
「ご馳走様。また来ようね」
「そうだな。次はもっと空いてる時にしようぜ」
やはり撮影許可を取りたかったようだ。
綴くんの気持ちが分かったことが嬉しかった。
「何笑ってんだ?」
「ううん。あ、3組目」
2人で店のドアを見つめる。
そこに入ってきたのは──。

「ただいま、ユニ」
「おかえり。早かったね。もっとのんびりするのかと思ってた」
「明日も仕事だし最初からこれぐらいの時間にするつもりだったよ」
「そう。幸せそうで何より」
ユニに笑われ照れてしまう。
どんな表情をしてもユニにはバレてしまうだろう。
「まぁね。いいことがあったから」
「……そうみたいだね」
今日は一切テレパシーを使っていないし、ユニからの声も特に聞こえなかった。
つまり俺が何をしたかは知らないはずだ。
それなのにユニは全てを理解したような顔をしている。
「何でユニって俺のことそんなに分かるの?」
「んー、スイのこと好きだからかな」
「嬉しい。ありがとう」
抱きつこうとした俺のことをユニは片手で制し、俺のスマホを指さした。
「スマホ見たら?」
「え?」
特に通知は来ていない。振動も点灯もなかった。
何かあるとすれば──俺が待っていることはただひとつ。

『こんばんは☆最近全然更新出来なくてごめんね。今日は水族館に行ってきたよー!ペンギンさんとっても可愛かった』

可愛いペンギンの写真は可愛らしく加工されていた。文字と相まってキラリちゃんらしさが出ている。
何となく見ているだけで元気を貰える写真と言葉だ。
それは俺が本気でキラリちゃんのファンだからだろう。
「……良かった。勝負に勝てて」
あの時来てくれた3人組の男の子たちにお礼を言いたいぐらいだった。
1人でなかった時点で俺の負けだと思ったのだけれど──運命は少しだけ俺に優しかったようだ。
俺の独り言にユニは微笑む。
「お疲れ様。スイが望む未来になって良かった」
「俺もそう思うよ。本当に良かった」
そして勝負に負けた綴くんが俺の願いをこうしてしっかり叶えてくれたことに感謝した。
「……やっぱり俺、綴くんもキラリちゃんも好きだな」
「スイがそう思ってる限りずっと傍にいてくれるよ。2人ともね」
ユニの言葉は魔法の言葉だ。
いつだって本当に叶う気がするから。
「ありがとう、ユニ」
大好きな人たちをこれからもずっと大切にしたい。
ユニからホットミルクを貰って椅子に座り、身体を伸ばす。
(これからもずっと2人と一緒にいられますように)
そう願って──ホットミルクを飲んだ。
この夢も、叶う気がした。
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