2 / 117
序章
転生する事になった
しおりを挟む
修学旅行に行くバスが爆破された。
今、世間で話題になっている。無差別連続爆破事件の爆弾魔が、俺達の乗ったバスに爆弾を仕掛けていたらしい。
俺達クラスメイトは全員バスと一緒に吹き飛ばされて、跡形も無くなった。
幸い、爆破されたバスが走っていたのは、車通りも人通りも少ない田舎道だった為、他に巻き込まれて死亡した人はゼロだったらしい。
目の前の【神】を名乗る爺さんはそう言った。
「ぶっちゃけるがの、お前らが特別なんじゃなくてのう。この世界で生まれた事が当たりじゃった。この世界に生まれた生き物は、例外無く異世界へ転生する事になる。」
あれ?なんか思っていたよりもアッサリしてるね?チート貰ってから転生して、無双してハーレム作る展開を予想していましたが何か?
悪くないでしょ!男なら一回は考えるってば!ブサメンやフツメンとして生まれたり、特に優れている訳でも無く、取り柄も無かったらモテないから!
彼女とイチャイチャしたいし、Hな事して一日を過ごしたいな~!なんて考える事もあるさ!
「ななな......ナント!お前さんらは運が良い!いや、死んだから運は悪いのかのう?」
はて?どうなんじゃろう?と首をかしげる爺さんは、本当に神なんだろうか?
「どうでもいいし~、話続けて欲しいんですけど~みたいな?」
おっと、あんまり居なさそうだけど、世の中に溢れている黒ギャルが、非常に失礼な事を言っているんだが....神様どうぞ。
「だまらっしゃい!モブは喋らんで良い!ぶっちゃけお前の出番はコレで終わりじゃ!」
メタ発言キターーーーーー。
「ともかくじゃ!このクラスのメンバーは先生も含めて、特典を一つだけ所持して転生する事が出来る事になった!理由は考えるのめんどうじゃったから端折るぞい」
おい!それでいいのか!マイゴッド!!
「ほれ、先頭からこのサイコロを振って抽選するのじゃ!考えたり、怯えたり、震えたり....ともかくワシを待たせるのは無しじゃ!面倒になったら打ち切るからはよう振れ、良いのう?」
「早く振れ!」「責任取れるのか?」「俺のハーレム」「拙者のムフフが」「アーシのアレ......ツートだっけか?」「新しいバラ色の人生が待ってるのよ!」「異世界転生でござるか...デュフフ」
等と、それぞれ勝手な事を言っているが、気圧されたトップバッターがサイコロを振り、結果を確認しては消えていく。
鑑定・火魔法・飛行・職業勇者確定!!やったね?・マジスゴイ・勝ち組人生・超蠅・ゴブリン・竜族転生・空間魔法・木の棒・聖騎士・ラビット・魔剣・魔人転生・魅了・王子・無人島・天使・エルフ・精霊魔法・サモナー・銅貨1枚・タワシ・マヨネーズ・鍛冶技術・アニキ
ハイ!俺の番来ました!見ていただけで疑問一杯の結果でしたね。明確な内容じゃない奴が凄く怖い!貰えるのか?自分がそれなのか?意味不明とか!
「お前さんで最後じゃな!残り物には福があるというが...さて、どうじゃろうな?」
ドキドキドキドキ......神様お願いです!俺に幸運を下さい!
「ワシならここにいるんじゃけど?ねぇ?聞いてるかのう?神じゃよ?ワシ神なんだけど!?」
うるさい!神でも、天使でも、悪魔でもいい!エラーを直して欲しい!店員さーん!
そして、運命のダイスロール!......1!......1!ピンゾロ!
これは期待していいはず!ファンブルだろ?って言わないで!俺はそっちやった事ないからね!セーフ!セーフだって!
「最後にして面白い目を出したのう...ねぇ!ワシの話聞いてる?君、ワシの事を無視してないかのう?」
結果!結果!神様お願いです!今!今なんです!ここが正念場なの!うぉおおおお!!!
......【準備時間無制限】?え?何の準備?
「地味じゃけど、頑張れば結構効くかのう?人間積み重ねが大事かものう」
最後に聞こえた声はそんな微妙なアドバイスだった。
今、世間で話題になっている。無差別連続爆破事件の爆弾魔が、俺達の乗ったバスに爆弾を仕掛けていたらしい。
俺達クラスメイトは全員バスと一緒に吹き飛ばされて、跡形も無くなった。
幸い、爆破されたバスが走っていたのは、車通りも人通りも少ない田舎道だった為、他に巻き込まれて死亡した人はゼロだったらしい。
目の前の【神】を名乗る爺さんはそう言った。
「ぶっちゃけるがの、お前らが特別なんじゃなくてのう。この世界で生まれた事が当たりじゃった。この世界に生まれた生き物は、例外無く異世界へ転生する事になる。」
あれ?なんか思っていたよりもアッサリしてるね?チート貰ってから転生して、無双してハーレム作る展開を予想していましたが何か?
悪くないでしょ!男なら一回は考えるってば!ブサメンやフツメンとして生まれたり、特に優れている訳でも無く、取り柄も無かったらモテないから!
彼女とイチャイチャしたいし、Hな事して一日を過ごしたいな~!なんて考える事もあるさ!
「ななな......ナント!お前さんらは運が良い!いや、死んだから運は悪いのかのう?」
はて?どうなんじゃろう?と首をかしげる爺さんは、本当に神なんだろうか?
「どうでもいいし~、話続けて欲しいんですけど~みたいな?」
おっと、あんまり居なさそうだけど、世の中に溢れている黒ギャルが、非常に失礼な事を言っているんだが....神様どうぞ。
「だまらっしゃい!モブは喋らんで良い!ぶっちゃけお前の出番はコレで終わりじゃ!」
メタ発言キターーーーーー。
「ともかくじゃ!このクラスのメンバーは先生も含めて、特典を一つだけ所持して転生する事が出来る事になった!理由は考えるのめんどうじゃったから端折るぞい」
おい!それでいいのか!マイゴッド!!
「ほれ、先頭からこのサイコロを振って抽選するのじゃ!考えたり、怯えたり、震えたり....ともかくワシを待たせるのは無しじゃ!面倒になったら打ち切るからはよう振れ、良いのう?」
「早く振れ!」「責任取れるのか?」「俺のハーレム」「拙者のムフフが」「アーシのアレ......ツートだっけか?」「新しいバラ色の人生が待ってるのよ!」「異世界転生でござるか...デュフフ」
等と、それぞれ勝手な事を言っているが、気圧されたトップバッターがサイコロを振り、結果を確認しては消えていく。
鑑定・火魔法・飛行・職業勇者確定!!やったね?・マジスゴイ・勝ち組人生・超蠅・ゴブリン・竜族転生・空間魔法・木の棒・聖騎士・ラビット・魔剣・魔人転生・魅了・王子・無人島・天使・エルフ・精霊魔法・サモナー・銅貨1枚・タワシ・マヨネーズ・鍛冶技術・アニキ
ハイ!俺の番来ました!見ていただけで疑問一杯の結果でしたね。明確な内容じゃない奴が凄く怖い!貰えるのか?自分がそれなのか?意味不明とか!
「お前さんで最後じゃな!残り物には福があるというが...さて、どうじゃろうな?」
ドキドキドキドキ......神様お願いです!俺に幸運を下さい!
「ワシならここにいるんじゃけど?ねぇ?聞いてるかのう?神じゃよ?ワシ神なんだけど!?」
うるさい!神でも、天使でも、悪魔でもいい!エラーを直して欲しい!店員さーん!
そして、運命のダイスロール!......1!......1!ピンゾロ!
これは期待していいはず!ファンブルだろ?って言わないで!俺はそっちやった事ないからね!セーフ!セーフだって!
「最後にして面白い目を出したのう...ねぇ!ワシの話聞いてる?君、ワシの事を無視してないかのう?」
結果!結果!神様お願いです!今!今なんです!ここが正念場なの!うぉおおおお!!!
......【準備時間無制限】?え?何の準備?
「地味じゃけど、頑張れば結構効くかのう?人間積み重ねが大事かものう」
最後に聞こえた声はそんな微妙なアドバイスだった。
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
2,338
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる