254 / 356
御神木様の気配とケーキ屋
238. 開店準備2
しおりを挟む
朝起きるとまず朝食を済ませた。それから昨日のうちに船の乗船予約は済ませてあったので朝一で運行する時間に合わせて港へと向かった。もちろん船に乗るのにはちゃんと俺とシズクと響子3人分払ってあるので乗る時と降りるときは3人だ。俺は船室から箱庭に移動しているつもりだけどね。
船が出港し俺はすぐに箱庭へ。シズクと響子はしばらく船を楽しむらしい。まあ俺には何が楽しいのかわからんのだが…
ケーキ屋へと足を運ぶとエルナとミィが朝の掃除をしていた。
「今日はちょっと販売方法や販売物について色々覚えてもらおうかな」
「わかりました」
「したー」
そうだな…入り口から入ってすぐの所にはショーケースがある。ちなみにレジはないが。どうやらショーケースは備え付けのものらしいね。固定されていて動かない。販売物は基本この中に展示する形にして売ってもらうとしようか。
「ちょっと見本だすね」
「はい」
見本に出すのはまだこの子たちが食べたことがないものにしようか。マシュマロとかどうだろう? カードを複製しておいてから1枚破りマシュマロの袋を手にもつ。
「何度か見てるからわかると思うけどこのカードを破るとその絵柄の食べ物いなるよね」
「はい。不思議です」
「それでこれを例えばこう…このショーケースの中に入れると反対側が透明だから見えるようになる」
「なるほどです」
「で、この中は冷やされているから温かいものでなければおいておいて大丈夫。後で販売物を決めたら2人の好きなように並べて見てくれ」
「わかりました」
「あいっ」
とりあえず陳列のしかたはこれでいいか…じゃあ次は販売の仕方かな。俺は順番に教えていった。必ず見本として1品につき1つ見本として実物にして展示することを教え、売れた時にそれを取り出し渡すこと。なくなったら忘れずに補充を。それほど人数は来ないと思うが購入制限をかけることにした。一人につき一日最大3つまで。これは大量に買われると複製の負担がかかるための防御策。その代わりどれも値段は一律銅貨5枚と安くしておく。
ノートと鉛筆を渡し俺の言ったことをエルナに描いてもらった。俺ではこの世界の文字がかけないからね。それにエルナとミイが読むのにそのほうがいい。
「よし、じゃあ次は売るものを決めようか」
お菓子系のカードを並べ3人で色々と話しながら決めていく。シューケースは2段。それほど大きくはないがある程度並べないと隙間が出来て見栄えが悪い。そして冷蔵棚だ。温かいものと冷凍品は置くことが出来ないのでたい焼きとバニラアイスはおけない。結局まだ俺の手持ちが少ないのでそれ以外のすべてを並べることになった。
あとはせっかくなので小さめだが喫茶スペースがあるので、そこにテーブルとイスを並べた。元から俺が持っていたものなのでケーキ屋にはちょっと似合わないがまあしかたない。ないよりはましだし、何より買ってすぐにここで食べることが出来るのがいい。ただし飲み物はない。あーそうだな家に魔道コンロを置いたので使わなくなった調理場を設置してセルフで飲み物を入れてもらおうか。ティーバックはサービスだ。食器類も使った人たちで洗うように言っておこうかね。ちゃんとこのこともエルナはメモを取っている。買い物に来た人に説明しないといけないからね。
「あ、そうだあとこのマジックバックにカードを入れておくから魔力の登録をしてくれ」
「わ、わかりましたっ」
エルナが恐る恐るマジックバックに触る。まあちょっとお高いから慎重にもなるか。これで後は俺が複製をすればいつでも店が開けるかな? あーまだ知り合いにケーキ屋のことを教えていないわ。ヨルさんくらいしか。後は誰なら教えていいかな…
船が出港し俺はすぐに箱庭へ。シズクと響子はしばらく船を楽しむらしい。まあ俺には何が楽しいのかわからんのだが…
ケーキ屋へと足を運ぶとエルナとミィが朝の掃除をしていた。
「今日はちょっと販売方法や販売物について色々覚えてもらおうかな」
「わかりました」
「したー」
そうだな…入り口から入ってすぐの所にはショーケースがある。ちなみにレジはないが。どうやらショーケースは備え付けのものらしいね。固定されていて動かない。販売物は基本この中に展示する形にして売ってもらうとしようか。
「ちょっと見本だすね」
「はい」
見本に出すのはまだこの子たちが食べたことがないものにしようか。マシュマロとかどうだろう? カードを複製しておいてから1枚破りマシュマロの袋を手にもつ。
「何度か見てるからわかると思うけどこのカードを破るとその絵柄の食べ物いなるよね」
「はい。不思議です」
「それでこれを例えばこう…このショーケースの中に入れると反対側が透明だから見えるようになる」
「なるほどです」
「で、この中は冷やされているから温かいものでなければおいておいて大丈夫。後で販売物を決めたら2人の好きなように並べて見てくれ」
「わかりました」
「あいっ」
とりあえず陳列のしかたはこれでいいか…じゃあ次は販売の仕方かな。俺は順番に教えていった。必ず見本として1品につき1つ見本として実物にして展示することを教え、売れた時にそれを取り出し渡すこと。なくなったら忘れずに補充を。それほど人数は来ないと思うが購入制限をかけることにした。一人につき一日最大3つまで。これは大量に買われると複製の負担がかかるための防御策。その代わりどれも値段は一律銅貨5枚と安くしておく。
ノートと鉛筆を渡し俺の言ったことをエルナに描いてもらった。俺ではこの世界の文字がかけないからね。それにエルナとミイが読むのにそのほうがいい。
「よし、じゃあ次は売るものを決めようか」
お菓子系のカードを並べ3人で色々と話しながら決めていく。シューケースは2段。それほど大きくはないがある程度並べないと隙間が出来て見栄えが悪い。そして冷蔵棚だ。温かいものと冷凍品は置くことが出来ないのでたい焼きとバニラアイスはおけない。結局まだ俺の手持ちが少ないのでそれ以外のすべてを並べることになった。
あとはせっかくなので小さめだが喫茶スペースがあるので、そこにテーブルとイスを並べた。元から俺が持っていたものなのでケーキ屋にはちょっと似合わないがまあしかたない。ないよりはましだし、何より買ってすぐにここで食べることが出来るのがいい。ただし飲み物はない。あーそうだな家に魔道コンロを置いたので使わなくなった調理場を設置してセルフで飲み物を入れてもらおうか。ティーバックはサービスだ。食器類も使った人たちで洗うように言っておこうかね。ちゃんとこのこともエルナはメモを取っている。買い物に来た人に説明しないといけないからね。
「あ、そうだあとこのマジックバックにカードを入れておくから魔力の登録をしてくれ」
「わ、わかりましたっ」
エルナが恐る恐るマジックバックに触る。まあちょっとお高いから慎重にもなるか。これで後は俺が複製をすればいつでも店が開けるかな? あーまだ知り合いにケーキ屋のことを教えていないわ。ヨルさんくらいしか。後は誰なら教えていいかな…
応援ありがとうございます!
0
お気に入りに追加
296
1 / 5
この作品を読んでいる人はこんな作品も読んでいます!
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる