瀬戸の御朱印物語
ここは瀬戸内海の西側に位置する、人口五十人程の小さな島。
島民のほとんどは船で本島まで渡り、学校へ通い、仕事をし、生活をしている。なにぶん不便な事も多いが、僕はこの島で生まれ、この海を望む生活環境がとても気に入っている。
ある日、僕と千鶴は実家の床下で古文書を見つけた。その本には古い言い伝えが書かれている様だが、本は古く、自分達での解読は困難だった。
それからしばらくして、千鶴から古文書の解読が出来たと知らせが入る。
僕は千鶴と共に、古文書の示す瀬戸内海の島へと向かった。
島の神社で神のお告げを聞き、僕達は試練を受ける事になり、一冊の御朱印帳を受け取る。試練は全部で五つ有り、一つ合格する度に御朱印が押されるらしい。
その試験の名は……瀬戸内海横断ウルトラ御朱印巡り。何とも馬鹿げ……
全ての御朱印を集めると、なんでも願いを聞いてくれるという……そんな不思議な不思議な物語。
笑いあり、涙あり……の世界観にどうぞ……ごゆっくり浸っていって下さい……。
公開・2026.6.1
文字数・81,000(本編75,000)
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