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10: 羅武と思い出の緋狼。
しおりを挟む俺は、覚悟を決めて輪っかを上に引っ張った。
「っあ"あっ!!……っふぅ"ぅ"……ぁ、ぁぁ、は、ッアァ!……」
監禁野郎の胸に額を押し付けて、震える指を上にあげて、3センチ程あげたのを確認してから、歯を喰い縛ってプラグをちんこの中に沈める。
沈める方が、倍、時間が掛かり、先端が奥をつついて体が仰け反る。
すぐにプラグを上げるのは無理だ。フーフーと肩で息をしながら悟る。それでも……。
何度も何度も深呼吸して、気合いx5位入れてからやっと輪っかを上げる。
歯を喰い縛ってプラグを沈める。何度も何度も深呼吸して、又輪っかを上げる。
『僕は、ヒーロの事、大好き!ずっと一緒にいようね!』
幼かったあの日、俺が言った言葉に、緋狼はとっても嬉しそうに微笑んでくれた。
絶対だよ!約束だからね!って。
たとえ、緋狼がどんだけ変わろうとも、世界中の全てが緋狼の敵になろうとも、俺だけは緋狼の味方でいる。緋狼の事をずっと好きでいる。
そう思っていた。
「……ぅ……はぁっ……緋、…狼……。」
「……そんなんじゃ、何時まで経っても終わらないよ、羅武。…俺が手伝ってあげる。」
「ぁぐっ…がぁあっ!ヒッ、やめっ、あ"あ"あ"あ"あ"っっ!!」
思わず洩れた緋狼を呼ぶ声に、監禁野郎が少し苛立ったように俺の手からプラグの輪っかを奪い、グチュグチュと勢い良く上下させた。
脳天を突き刺して掻き混ぜるような狂暴な快感に翻弄され、俺は仰け反り、身悶えし、獣の様な声で吼えた。
脳味噌がバラバラになるような快感に涙が溢れてるんだろう。定期的に視界が滲む。メチャクチャに叫び喘ぐ俺の声の隙間から、淡々とカウントする監禁野郎の声が聞こえる。31、32……。
カウントと共に、俺がメチャクチャになっていくようで。
俺がバラバラになっていくようで。
必死に監禁野郎のロンTの分厚い生地を握り締める。
緋狼がどんなに酷い態度を取ったって、……寂しかったけど、それでも大好きだったし、この関係がずっとずっと続くと思っていた。
ごめん。緋狼。俺、もう約束守れない。ごめん。
許して、緋狼。
好きだったよ、緋狼。
大好きだった、愛してたよ。緋狼。
さよなら。緋狼。
監禁野郎が、俺をメチャクチャにしてくれてるから、俺の瞳から零れる涙が強すぎる快感から来るものなのか、別れを悲しむものなのか、流してる俺自身ですら知らずに済んだ。
口から出てるのが、ちんこを中からシゴかれてる悲鳴なのか、慟哭なのか、知らずに済んだ。
只、感情に任せて喚き続けた。
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