完結【R18】監禁調教略奪愛な夢を見たので書いてみた。

syarin

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11: 羅武と今傍に居る綺羅。

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「ねぇ、羅武?緋狼、緋狼って、あんなヤツの名前ばっか呼ばないでよ。
今、羅武のちんこシゴいてるのは俺だよ。綺羅だよ。」

監禁野郎が手を止めて、ぐちゃぐちゃの俺を見つめて言う。
いつの間にか、強すぎる快楽に、何かに縋りたくて緋狼の名前を呼んでいたらしい。

嫉妬の滲んだ監禁野郎の声に、少し嬉しくなる俺がいる。

「羅武が必死に縋りついてるのも、そんな羅武を抱っこしてるのも俺、綺羅だよ。ねえ、羅武。俺の名前を呼んでよ。」

お前、今初めて名前教えてくれたじゃん。
なんて、思いつつも、やっと知った監禁野郎の名前を口の中で転がす。

「…っぁ……キ、ら……綺、羅…。」

「そう。綺羅だよ。羅武。」

嬉しそうに返事をする綺羅の声が甘く蕩けそうで…、俺はそのふかふかの胸板に額をぐりぐり押し付けた。

58、59…と抜き差しとカウントが再開される。

「…ぐぅ……き、綺羅…ぁあ"あ"っ!綺羅っ!綺羅ァ!!」

「羅武……。好きだよ、羅武。俺が羅武をぐちゃぐちゃにしてあげる。」

「ぁ待てっっ~~~!!」

グチュングチュンと卑猥な音をさせて、綺羅がリズミカルにプラグを上下させ始め、俺は綺羅の腕の中で仰け反って悶えた。

トントンと奥をつつかれ、息が出来ない程、全身に快感が走る。

「羅武、羅武…!何も考えられなくしてあげる。だから、あんなヤツ忘れて…!俺を好きになってよ…、羅武!」

「ぁ"、あ"ああっ!ぐっ…綺羅っ…ぁがっ…はぁぁ"っ!き、らァ…!きら……!!」

脳味噌を貫く快感に思考が掻き消され、獣の様に吼える俺の声の隙間から、綺羅が切羽詰まった声で囁く。

心の中から、少しだけ残っていた緋狼への気持ちが、綺麗な想い出へと書き換えられていく。

快感が突き破った穴から、サラサラと洩れ出すみたいに緋狼が居なくなって、空っぽになった大きな空洞に、どんどん綺羅の言葉が入ってくる。

綺羅が甘く蕩ける様に呼ぶ俺の名前で穴が埋まっていく。

綺羅が切羽詰まった声で、愛を乞う姿で埋まっていく。



綺羅、綺羅、綺羅……………。

泣きながら、叫びながら、何度も名前を呼ぶ。

羅武、羅武、と甘い声が俺を呼び返してくれる。
ファセットだった昔のアイツとは違う……低く優しいバリトン。

羅武、と甘く呼んでくれる声が……上書きされていく……。

綺羅、と俺の舌が、縋る様に呼ぶ名前を覚えていく……。

綺羅、と呼び慣れていく……。


馬鹿な綺羅。俺なんかを好きだなんて。

不器用な綺羅。口説きたくて監禁とか頭おかしいだろ。

変な綺羅。色んなとこにキスする癖に、唇には、水や食い物を与えるって言い訳が無いとキス出来ないのか?基準が色々おかしいだろ。


腹立ち紛れに綺羅のロンTに顔を擦り付けて涙その他諸々を拭いてやる。ぐちょぐちょだ、ザマーミロ。

仕方がないな、なんて、久し振りの感情を味わいながら、綺羅の首にキスをする。
驚いて俺を見る綺羅の頬に手を添えて、その唇にキスをすれば、俺を見つめるダルブルーの瞳がじゅわりと愛しそうに蕩けて……。

俺は、その眼差しがくれる愛情を味わうようにゆっくりと瞳を閉じて、綺羅の舌を受け入れた。





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