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12: 「さよなら」の裏側と100回の先。
しおりを挟むスマホのアラームがピコピコと5時半を報せる。今日もイイネは付かない。
スマホの暗いディスプレイに映る俺、緋狼は今日もイケてる。
なのに、羅武のせいで気分は最悪だ……。
最初の内は違和感は無かった。2日位。
何か静かだなーとは思ったが、それが何のせいなのかは気付かなかった。
寧ろスッキリ過ごしていた。
羅武からのイイネが無い、羅武が俺の顔を見に来ていない、その事に一番最初に気付いた時は、スッゲェ腹が立った。
こんなんで、俺の気を引いたつもりかよって。
だから、次の日、リプじゃなく届いた羅武からの「さよなら」って呟きに、いっそイイネしてやろうかと思ったが、何だかそれも羅武の思う壷のような気がして、俺はいつも通り丸無視してやった。
さよならするんなら、勝手にドーゾだ。
大体、俺はとっくにお前とさよならしてたっつーの!
せいせいするわ。
俺は、部屋の窓から見える羅武の部屋の窓を睨みながら呟いた。
そう言えばここ数日いつ見ても暗いままなのにも今気が付いた。
本当に嫌味ったらしいな。
どんだけ俺の感情を逆撫でするんだよ。
ーーーーーーーーーーーー
ーーーーーーーーー
ーーーーーー
ーーー
ー
「あああっ!綺羅っ!綺羅ァ!!も、やめっ!!」
シーツの上に転がされ、シーツを掴んでぐちゃぐちゃにしながら喚く。
脚の間に陣取った綺羅が、グチュグチュとプラグを上下させる。
「綺羅!も、…イカせてくれ!うぁぁっ…気が、狂いそうっ…!!」
さっきから、抜ける寸前まで引いてから一気に突っ込まれたり、途中でクチュクチュと小刻みに動かしてみたりと、ストロークに妙な緩急が付き、俺は全身を震わせて綺羅に懇願した。
「アハハ…羅武、可愛いよ。もっと乱したくなる……。」
「ヒイアアァッ!!ヤメッ!ゃめれっ、きぃらぁ…ア"アァ!!」
綺羅が奥だけをクチュクチュとつつき、俺は堪らず背を弓なりに反らせて叫んだ。
体がビクビクと痙攣し、それでも逃せない快楽に脚が出鱈目に動く。綺羅を蹴ったかもしれない。綺羅の笑い声がする。
「っがぁ、ぁ、ぅ、……ふっ…っっーーー!!」
そんな俺に追い討ちをかける様に、綺羅が一際大きくグリッとプラグを回し、俺の唇を奪いながら数秒溜め、一気に引き抜いた。
「っっ~~~~!!」
まるで、プラグと一緒に精液まで引き抜かれたんじゃないかと思う位、俺の薄い精液は勢い良く噴き上げ、辺りに飛び散る。
はぁ、はぁ、という俺の荒い息が響く。
散々苛め抜かれたせいか、それでもまだ何だか、ちんこの奥が疼き、ちんこ全体が燃えてるような痺れてるような感覚だった。
見れば、トロトロと勢いをなくしつつ、薄い透明に近い白が俺のちんこの先からまだ迸っていた。
「フフッ…凄いね、羅武。キモチよかった?」
「ぁっ……も、綺羅……ちんこ、壊れる……や、も、壊れてるっからぁ……」
笑って、散々苛めてぐちゃぐちゃになった俺のちんこに綺羅がそっと舌を這わせる。
ちんこ壊れるから、いや、寧ろもう壊れてるから止めろと言うも、そんなのを綺羅が聞き入れる筈もなく。
終わらない快楽に、いつの間にか俺は意識を手放していた。
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