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25: 羅武、風呂に入れられる。
しおりを挟むキス、キス、またキス。何度も。俺から。綺羅から。シャワーの下で俺達は、何度もキスをした。
口に入ったお湯と唾液が混ざっては口の端から溢れたり、どちらかの喉を下っていったりする。
最初はもっと初々しかった。
俺達は、お互い笑いながら、髪を洗い合い、体を洗い合った。全身泡でモコモコになりながら、まるで小学生のガキみたいに巫山戯合った。意外と綺羅はモヒカンが似合い、俺はスーパーヤサイ人より鬼の角の方が似合う。
そんなノリだったのに、泡を流している内に何だか何かがそうなって。こうなっている。
「……はっ……羅武……。」
綺羅が俺の鎖骨や首筋を食みながら上がってきて、唇に辿り着く。
流してたシャンプーかボディソープか、綺羅の唇が、舌が、何だかほろ苦かったが、それでも俺達は止まれなかった。
俺は押し付けられた壁から精一杯綺羅を押し戻し、唇で綺羅の首をなぞり、肩の筋肉を甘噛みし、舌で鎖骨を擽った。
指と指を絡め、握り締め、その手を壁に押し付けて上から覆い被さるようにして綺羅が俺の口内を貪る。
「……っ!」
痛いくらいに舌を吸い上げられて、思わず爪先立ちになる。そんな俺に、綺羅の目がクスリと笑う。
くそっ!俺も吸ってやるから、舌を出せよ、この野郎。
やっと解放された、少し痛む舌を駆使して綺羅の舌を誘いだし、吸ってやる。だが、元々向こうの方が舌が長いせいか、吸ってるのにピクピクと動いて上顎を擽り、普通にキスするより奥を擽られてビビった俺は、あっという間に主導権を奪い返されてしまった。
「……んっ…き、らっ…んんっ…!」
いつの間にか勃ってた俺のちんこに、綺羅のちんこが擦り付けられて、思わず腰が引ける。その腰を支えつつ、綺羅も膝を折るので、何と無く、2人でバスタブの中に座り込む。
と思ったら綺羅的には計画通りだったらしく、おもむろにケツに
指が宛てられた。濡れた指がモゾモゾと侵入してくる。
「あっ、アッ……あっぅ……!」
思わずバスタブの縁に手をついて、腰を上に逃がせば、その間に綺羅の膝が俺の膝の裏に差し込まれ、手で支えて逃げられる上限迄逃げた俺の腰を、綺羅の指が真下から突き上げる。
フフフ、と笑いながら、何とか逃げようと腰をくねらせる俺を追い詰め、指をナカに突っ込んだ綺羅は、くちゅくちゅと音を立てて俺の弱いところを突く。逃げようとしても、ただ手が限界を迎えるだけだった。
「ぅ、…う、あ。……ぁあっ!」
手が限界になった俺を、綺羅が支えて再びバスタブにへたり込ませる。
綺羅が膝を、俺の足があった位置に割り込ませてたせいで、俺は膝を綺羅の膝の上に引っ掛ける形になり、俺のケツの穴が無防備に綺羅の前に晒される形になってしまった。
そんでもって、割と俺からも見える。体勢もキツいが精神的にもキツいぞ、これ。
一度出てた綺羅の指がモゾモゾと又入り直す。その光景が見え、その感覚がクる。
「ぁ"っあああ"っ」
「羅武、喉に力入れて喘ぐからそんな声になるんだよ……。喉切れちゃうよ?怖がらないで……もっとあちこち力抜いてよ。」
つい、獣みたいな声が出る俺の喉仏を、綺羅がカプリと食んで笑う。
「…見えたのが怖かった?ゴメンね?ほら、上向いて…。此処もそんなに力入れないで俺の指入れてよー。ほら、入んないよー。」
「巫山戯…ぁ、ぁぁ、はあっ……はんっ」
綺羅が指二本を軽くケツの穴に食い込ませ、入口付近を浅くくちゃくちゃと掻き回す。
巫山戯んな、と思ったが、実際顔を上向けられて指の出入りが見えなくなったせいか、少し体から力が抜けた気がする。
その隙を逃さず、綺羅の指がぬるりと二本侵入してくる。
「ぁっ、ソコっっーー!!」
すっかり俺の弱点と化した前立腺を綺羅の指がゴリっと擦り、俺は最後に見た時より割と白が復活した精液を噴き上げた。
「っわぁ♡ ねぇ、羅武知ってた?今の、ところてんって言うんだよ?」
綺羅が嬉しそうな声をあげる。
知りたくなかったよ、ンなもん……。
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