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26: 羅武の決意と誘い方。
しおりを挟むくったり賢者タイム。
そんな俺と自分を入念に濯ぐと、綺羅は諸々準備を済ませて俺をベッドに運んだ。
俺を、まるでお姫様みたいにゆっくり優しくベッドに寝かせると、綺羅はゆっくり俺の上に覆い被さった。
二人とも既に全裸なのが、何か間抜けで、恥ずかしくて、困る。
監禁されてたときは、俺は全裸M字開脚拘束だったけど、それは綺羅が勝手にやって、俺の意思じゃなかったし、拘束のせいで何をされても抗えなかった。
それは、色々辛い反面、全て俺の意思じゃないって言い訳にもなって、俺は、その言い訳に何処か安心して、何されても素直によがり狂ってた。
だけど、今からする事は、全て俺の意思だ。
俺の意思で綺羅を受け入れて、俺の意思で綺羅に全てを晒すんだ。
言い訳は出来ない。
拒否する事も出来るのに、しないで、多分俺は今からひたすら綺羅によがり狂わされる。俺が望んで……。ぁぁぁ、あゎゎゎゎ……。
困ったな。気が重い。
拘束されてた方が気が楽だった、なんて思うなんてな。
「羅武、困った顔してる……。嫌なら……。」
綺羅が俺の頬を優しく撫でて言う。違う、そうじゃないんだ……。
「や、じゃ、なぃんだ。……只、言い訳出来ないのが、恥ずくて、ナンか、覚悟要るなって……。」
もっと違う言い方があるだろうに、なんて言えば良いか判らなくて、取り敢えず、否定する。けど、余計判らなくないか?
言葉を探す俺に、綺羅がキョトンとしてからとびっきりの笑顔で言った。
「……じゃぁ、羅武が嫌がってもダメって言っても、俺はやめたげないから安心してよ。これは俺が勝手にしてる事だよ。
だから、君が好き好んで俺にケツを差し出してる訳じゃない♪」
そう囁いて、耳たぶを食まれる。
「でも、それじゃぁ……、」
「羅武、思い出してごらんよ…。君はまだ、俺に監禁されたままだよ?
拘束はしてないけど、荷物も服もスマホも隠されて、俺が用意した服と首輪着けて、車じゃないと移動できない雪深いコテージに連れてこられて、君は此処が何処かも知らないじゃないか……。ね?……だから、羅武は俺に従わざるを得ないんだよ……。」
綺羅の囁きが甘く、俺の気持ちを蕩けさせていく。でも、ダメだよ。そんなのズルいだろ…。流されるな、俺。
「ありがとう、綺羅。優しいんだな……。
でも俺、この気持ちが本当に綺羅を好きって気持ちかはまだ判んないけど、それでも、今、綺羅の事好きって感じてて、綺羅に、……その、ケツを差し出して良いって思ってンだよ!……ぁ、…だから、……ぇと……」
何て言ったら良い?その、そーいうの、何て言ったら良い??
「その……し、しようぜ!」
や ら か し た 。
綺羅が完全停止してる。どうしよう。
ヤバい。何か、どうしてこんな…もっと有ったろ、他の言い方が!
どうしよう。どうしよう??どうしよう!ちくしょ、今すぐ外に飛び出て雪に埋もれたい。そのまま春まで埋もれて、春に雪と一緒に溶けて無くなりたい!ぐゎぁぁ!最悪だろ!!
俺は悶絶した。
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